■PX-M380Fの概要
PX-M380Fはエプソンが製造販売しているA4モノクロインクジェット複合機です。
約1万枚印刷可能な大容量インクパックを搭載しているため、頻繁なインク交換の必要がなく、印刷コストは1枚あたり2円と経済的になっています。
コンパクトなサイズなので場所を取らず、グッドデザイン賞を受賞したおしゃれなデザインも魅力です。
ビジネスユースで安価でランニングコストの安い複合機を探しているのなら、このエプロンPX-M380Fはおすすめです。
■印刷コストはページプリンターの約54%を実現
PX-M380Fの特徴の一つは、印刷コストが非常に安いということです。
インク代がどうしても高くなりがちなインクジェットプリンターですが、PX-M380F であれば、1枚あたり約2円での印刷が可能です。
これは同社の1枚あたりの印刷コストが4.4円かかるモノクロページプリンターLP-M230FDNと比較すると、約54%のコスト削減を実現しています。
仮に月1,500枚印刷するなら、年間約21万円の経費節約となります。
■約1万枚印刷可能な大容量インクパック
インクジェットプリンターの弱点は、インクがすぐに切れてしまうことです。
頻繁にインク交換を行わなければならないというのは手間がかかりますし、必要なときにインク切れで印刷ができないというリスクもあります。
しかし、PX-M380Fでは約1万枚印刷可能な大容量インクパックを採用することで、このリスクを解消しました。
約2,500枚の印刷が可能なLP-M230FDNと比較すると約4倍、セットもプリンター下部にあるインクパックトレイの中に設置するだけでとても簡単です。
月800枚程度までの印刷であれば1年間交換不要です。
また、総印刷枚数15万ページの耐久性も実現しています。
月800枚の印刷であれば、約10年以上もつ計算となり、寿命を気にすることなく使い続けることができるでしょう。
■約24ipmの高速印刷を実現
一般的な家庭用のインクジェットプリンターをイメージすると、印刷速度がとても遅くてビジネスユースには向かないのではないかと思うかもしれません。
しかし、PX-M380Fは約24ipm(1分間に約24枚の印刷が可能)の高速印刷を実現し、約2.5秒でA4サイズ1枚のモノクロ印刷ができます。
これはトナーを転写して印刷する一般的なコピー機と比較しても、十分な性能と言えます。
さらに、ウォーミングアップタイムも短いので、最初の1枚の印刷も約4.8秒ででき、対面業務の際にもお客様をお待たせすることがありません。
印刷時に発生する音も、動作音低減モードを搭載し大変静かです。
静音性が求められるような場面でも問題なく印刷することができます。
■1200dpiの高解像度で文字もくっきり
Precision Coreプリントヘッドの採用により、解像度は1200dpiの高解像度を実現しています。
そのため、文字のエッジ部分も小さなドットサイズで表現することができ、細かい文字もくっきりと印刷することができるのはもちろん、設計図などの細線も鮮明にプリントしてくれるのです。
それと共に技術的に難しい斜めの細線も、画像処理技術を向上させることで、鮮明な再現を実現しています。
図表や地図などの細かな等高線などで使用されることの多い斜めの細線も、問題なく精緻にプリントすることができます。
■インクの型番
IP03KA、IP03KB