こんにちは!松本洋紙店スタッフです。
今日ご紹介するのは、紙のブログでも何度も取り上げている「両面高級写真用紙<印画紙>」です!
そもそも印画紙ってどんなもの?
というわけで、松本店長に無理を言って、実物を少し入手してきました!じゃじゃーん!
…うん、見た感じは普通の紙に見えますね。
ただ、写真だと伝わらないんですが、印刷面はさわるとぺたぺたします。
あんまりさわると、指紋が付いてしまいそうなので取り扱い注意です!
ちなみに、印画紙というのは写真を現像・印刷するための専用紙です。
もともとは感光紙を指していましたが、いまはこういったデジカメやスマホの写真を、高画質で印刷できる用紙も印画紙と呼んでいるんです。
今回、松本店長におねだりしてもらった印画紙は、なんと両面タイプ!
これA4サイズ1枚あたり200円もする高級品なんですよ!さすがプロユース!
和菓子屋さんでどら焼きが買えてしまうくらいの高級紙…これは失敗はできない…!(ごくり)
こちらの商品は、実際にパンフレットや写真アルバムを制作する業者様もご利用の製品です。なかでも、この両面タイプはめずらしく、とくにA3サイズは他のメーカーでもあまり取り扱っていません。
↓↓↓松本店長、Youtubeでも語ってます!両面高級写真用紙<印画紙>のことをもっとよく知りたいならコチラ!↓↓↓
気になる価格はコチラ!
サイズ | 枚数 | 価格(税込) |
はがき | 80 | \3,300 |
A5 | 40 | \3,300 |
A4 | 20 | \2,750 |
A4 | 100 | \12,100 |
A4 | 200 | \22,000 |
A3 | 20 | \5,500 |
A3 | 100 | \22,000 |
B5 | 100 | \12,100 |
B5 | 200 | \22,000 |
B4 | 20 | \5,500 |
B4 | 100 | \22,000 |
実際に印刷してみた!
せっかく手に入れた高級品!さっそく印刷してみます。
じゃーん!すごいクオリティですね!
イルミネーションが作り出す美しい光も、陰影も綺麗に映し出されています!
そして比較のために、普通の紙(コピー用紙)にも、同じものを印刷してみます。
うわぁ…。
比べるまでもないですね。インクが乗らなさすぎて、そもそも何を写してるのかわかりません。
これはひどい。
さらに比較用として、フォト光沢紙にも印刷してみます。
おおっ!さすがにキレイですね!
ちょっと画像だと伝わりづらいのですが、今回使った両面高級写真用紙<印画紙>と比べると、全体的に青が薄めに出ています。
両面高級写真用紙<印画紙>を「青」とすると、フォト光沢紙は「コバルトブルー」みたくなっています。
どちらも細部まできっちり印刷されているのですが、イルミネーションの実物を見た私の感想としては、両面高級写真用紙<印画紙>のほうが、より瞳でとらえた「青」に近い感じがしました。
↓↓↓松本店長にフォト光沢紙のことも教えてもらおう!フォト光沢紙のことをもっとよく知りたいならコチラ!↓↓↓
せっかく印刷したので、3枚を並べてみます。
右上が両面高級写真用紙<印画紙>、左上がフォト光沢紙、右下がコピー用紙です。
右上と左上は差がわかりにくいのですが、見比べると若干明るめ(薄め)なのがわかるでしょうか?
拡大すると、もっとわかりやすくなるかもしれません。
使い道や注意点は?
両面高級写真用紙<印画紙>の実力は、おわかりいただけたでしょうか?
正直「フォト光沢紙も十分にキレイだし、印画紙とそこまで差があるかな…?」と思って印刷したんですが、実物を見比べるとハッキリとわかりました。
色の出方の好みはあるかもしれませんが、どちらがキレイかと言われたら、両面高級写真用紙<印画紙>のほうが確実に上です。
さて、そんな両面高級写真用紙<印画紙>ですが、やはり両面ということなので、裏面のほうにも印刷してみました。
これだけだと、「片面のやつを1枚ずつ印刷したんじゃないの?」と思われそうですよね。
ふふふ…これが両面の実力ですよ!見よ!!
裏返すと、青いイルミの写真が映ってますね!両面すごい!
なお、よく見るとわかりますが、裏表で上下を逆に印刷してしまいました…。
最初から両面印刷を選んでいれば、こんなことは起こらないと思いますが、片面ずつ印刷すると、このような失敗を起こしてしまいます。
印刷の際は、上下の向きに十分にご注意ください!
さて、肝心の使い方ですが、松本店長もご案内したとおり、アルバムやパンフレットとしての利用がポピュラーです。
また、はがきサイズも販売していますので、ポストカードや結婚報告のはがきなどを制作するのもいいかもしれませんね。
お手軽なアルバムやポートフォリオ作りとしては、100円ショップでこのようなファイルケースを買ってきて…。
リングファイルに入れれば完成!
店舗様のメニュー作りにもおすすめです。
なお、こちらの製品は印刷後に十分な乾燥が必要になります。
目安としては、まず用紙を重ねずに15分ほど自然乾燥。
その後に、普通紙などを重ねて24時間ほど乾燥させるとベストです。
保存方法も、やはり空気に触れると変色などの劣化が起こります。
大事な写真を印刷し、長期間保存する場合は、できるだけ空気の入らない、暗い場所が望ましいです。
また、誰かに見せる場合も、上述のファイルケースは最低限として、アルバムやラミネート加工、ガラスやアクリル板などで保護すると水濡れ、色あせなどが防げます。
使い方次第で、個人利用から宣伝、商品説明、商材など、さまざまな活用ができる両面高級写真用紙<印画紙>。
実際にプロも使っている紙だからこそ、写真集などを作り、そのまま売ることもできるクオリティの製品です。
↓↓↓インクジェット用写真用紙<印画紙>はコチラでも解説しています!↓↓↓
松本洋紙店ならお試し用のサンプルもご用意していますので、この機会にぜひご利用ください!
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