皆さんは日頃どのようなプリンター用紙を用いていますか?
プリンター用紙は消耗品のため、使用するプリンター用紙の種類により地球に与える影響は大きく変わってきます。
できる限り低環境負荷の用紙を選んで、持続可能な事業活動にしていきたいと考える企業さんも少なくないと思います。
一方で、一見普通の紙でも、実は、
環境負荷低減に貢献できたり、森林保全を支援したりもできる。
そんな紙があるのを、ご存知ですか?
この記事では、環境と紙の関係性を踏まえてオススメの紙をご紹介します。
なぜ環境への配慮が必要なのか?
そもそも印刷用紙はなぜ環境に悪影響を与えるのでしょうか。
印刷用紙を生産するためには、森林の伐採、製造過程で燃料や電気を大量に使用します。
その結果、CO2の排出、水の大量使用など、環境に与える影響は大きいものになっています。
一方で、国内の製紙メーカーは環境配慮に注力しているだけでなく、使用する木材も間伐材や計画的に伐採されたものが中心です。
国内の森林がどんどん伐採され、失われていくことは危惧されていません。
しかし、世界的にみると、紙の生産量は年々5%ずつ増加しているため、世界の森林環境を守るためには、紙の消費量を抑える努力は必要だと言えます。
環境対策に有効な手段
紙の消費量を抑えるための努力とは具体的にどのようなことをいうのでしょうか。
例えば以下のようなものが挙げられます。
- 電子メール・社内ネットワークなどによるペーパーレス化
- 書類などの共有化・一元化
- 両面コピーなどの励行
- 不要になった紙の再使用
紙を作るのにも二酸化炭素が出ます。
適切な環境対策を行わずに紙を生産すれば、森林が荒れ果てます。
そのため、紙の消費量を減らすというのは環境への配慮として有効な手段だと言えそうです。
また、負担するべき環境対策のコストを負担せずに低価格で販売されている用紙を使うと、いよいよ地球環境が急変していくことになります。
消費量を減らすことはもちろん、紙の種類を選ぶということもまた大切です。
さいごに
最後に環境に優しい紙をご紹介します。
よく耳にするのは、新聞や雑誌をリサイクルした再生紙や森林保全に基づく地球環境に配慮したFSC森林認証紙ではないでしょうか。
それだけではなく、 非木材紙やシリアルペーパーなど、いろんな原材料やプロセスで作られる紙があります。
紙の専門店・松本洋紙店でも環境に優しい紙を取り扱っています。
ぜひチェックしてみてくださいね。