持ち運べるモバイルプリンターは、必要な書類をその場で印刷できることが最大の魅力です。営業先や会議といったビジネスシーンを始め、結婚式やイベント会場といったプライベートでの活用も想定されます。
この記事では、そんなモバイルプリンターの活用方法をご紹介します。
モバイルプリンターとは?
モバイルプリンターとは、据え置きの通常プリンタとは異なり、場所を変えて利用する事が前提で設計されたプリンターのことを指します。モバイルプリンターには、バッテリー内蔵型と電源が必要なタイプがあります。使いたいシーンに合わせて、バッテリーの有無を選ぶといいでしょう。
バッテリー内蔵型はどこでも使えて便利ですが、電源が必要なタイプと比べて大きくなりがちです。デスクの机の引き出しにしまっておきたい、営業回りで常に持ち歩きたいのであれば、小型のモデルが適しています。ビジネスで使うなら、コンセントあり、A4サイズが印刷できるモデルがおすすめです。
モバイルプリンターの印刷方式には、インクジェット方式・感熱式・フォトプリンターがあります。長期で保存したい書類はインクジェット方式、配達伝票など保存しない書類には感熱式と、用途によって使い分けをしましょう。
モバイルプリンターは営業職におすすめ
モバイルプリンターは、外出の多い営業職の方におすすめのツールです。
準備を万全にして営業に臨んでも、書類が足りないケースや急遽内容が変更になって書類を作り直さなくてはならないケースが起こり得ます。見積書や注文書、契約書といった仕事の受注に必要な書類や、商品や会議、研修の資料なども、モバイルプリンターがあれば、その場で印刷できます。
営業職が使う書類は、長く残しておく書類が多いため、インクジェット方式のモバイルプリンターがおすすめです。電源の有無は、営業先や作業できる環境に合わせて選びましょう。
モバイルプリンターが活躍するシーン
営業以外でも、モバイルプリンターはさまざまなシーンで活躍します。
例えば、技術職であれば、修理や作業をした後に作業報告書を提出します。従来であれば、作業後に会社へ戻ってから報告書を作成。それをプリントアウトし、担当者のハンコを捺してから、客先に報告書を提出する流れでした。
しかし、この方法だと、報告書の作成のために残業をするような時間のロスがありました。モバイルプリンターがあれば、その場で報告書の作成から提出まで行えるので時短になるだけでなく、書類の提出漏れなどのミスも防げます。
また、モバイルプリンターは、プライベートシーンでも大活躍です。フォトプリンターは、レシピノートや育児日記など、写真を添えて記録することに使えます。撮った写真をその場ですぐにプリントできるので、結婚式のゲストからのメッセージカードなど演出にもおすすめです。
このようにモバイルプリンターは、ビジネスからプライベートまで、幅広く活用できるのです。営業先や倉庫といった電源のない場所や、店舗やカウンターなどの限られたスペースでも使える、モバイルプリンターが1台あると重宝しそうですね。
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モバイルプリンターの、活用法についてご紹介しました。モバイルプリンターは、印刷方式や電源の取り方などが異なる、さまざまなタイプがあります。業務効率化やプライベートでの活用に、ぜひご検討ください。