紙のコラム

ハサミ選びのポイントは3つ!失敗しない選び方とおすすめのハサミを紹介

失敗しない選び方とおすすめのハサミをご紹介

ハサミは薄い紙のカットはもちろん、ダンボールなどの厚紙や、テープなどの粘着するものまで幅広く使われています。しかし、用途によってハサミを使い分けている方は少ないのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ハサミの選び方おすすめのハサミをご紹介します。

ハサミの選び方

ハサミの選び方のポイント
ハサミを選ぶにあたり、ポイントになるのは以下の3つです。

刃の形
グリップ穴
刃の加工

それぞれ詳しく解説します。

刃の形

ハサミは、刃の形状によって使い勝手や切れ味が変わります。刃の特徴は下記の通りです。

●ストレート刃刃にカーブがなく、まっすぐな形状。直線を切るのに最適。
●ベルヌーイカーブ刃どの厚さの紙でも快適に切れるので、切るものに合わせてハサミを変えなくて良い。
●ハイブリッドアーチ刃刃の幅が広く、刃先の曲線が特徴的。刃と刃のあいだの角度が小さくならないので、厚手のダンボールでもサクサクとカットできる。
●プルーナーアール刃引き切りができる。コシの強い紙を切るのに最適。

切りたいものに合わせて、ハサミの刃の形状を選びましょう。

グリップ穴

ハサミは、グリップの穴も重要です。厚紙を切るのであれば、グリップの外側は硬く、内側は柔らかいものを選びましょう。

また、力を入れて切る機会が多いなら、指を3本入れられる大型のハンドルが良いでしょう。逆にコピー用紙のような薄い紙しか切らない場合は、指が1本しか入らないような穴の大きさの持ち手の方が切りやすいです。

刃の加工

ハサミでテープなどを切ると、ベタついて切れ味が落ちます。テープを切る機会が多い場合は、刃の加工にもこだわって選びましょう。

グルーレス刃は、ハサミを閉じた状態でも、刃と刃が中空になる3Dグルーレス構造で、刃の接する部分が最小限に抑えられています。そのため、テープを切っても長期間、刃に粘着剤が付着しにくくなっています。

のり汚れやサビに強い刃をお求めなら、フッ素コーティングやチタンコーティングがされているものを選びましょう。フッ素はベタつき防止、チタンコートは切れ味の良さをキープします。

おすすめのハサミ3選

ここからは、おすすめのハサミを3つご紹介します。

ナカバヤシ「サクットカット ヒキギリチタンコート NH-HT175M」

ナカバヤシ「サクットカット ヒキギリチタンコート NH-HT175M」(税込1 ,210円)は、プルーナーアール刃のハサミで、軽い切れ味が特徴です。どの紙も軽い力で切れ、長時間使っても疲れません。チタンコート+アンチグルー刃で、強度とベタつき防止もクリアしています。

セブンプレミアム「チタンコートハサミ」

セブンプレミアム「チタンコートハサミ」(税込657.80円)は、コクヨ製造のハサミです。軽い切れ味で、なにを切っても使い手が疲れを感じにくくなっています。セブン-イレブンの製品なので、コンビニで買える手軽さもポイントです。

コクヨ「サクサ スタンダード刃」

コクヨ「サクサ スタンダード刃」(税込462円)

出典:コクヨコクヨ「サクサ スタンダード刃」(税込462円)は、コクヨ開発のハイブリッドアーチ刃を搭載したハサミです。刃先にかけて刃の角度が徐々に広がっているため、これまで切りにくかったものも根元から刃先まで軽い力で切れます。

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ハサミの選び方とおすすめのハサミをご紹介しました。この機会に、切りたい紙やシチュエーションに合ったハサミを試してみてはいかがでしょうか?

そして、ハサミを使うクラフトの用紙は、ぜひ松本洋紙店でお買い求めください!

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