ガラスで作られた「ガラスペン」は、光が透き通り、色もデザインもさまざまなものがある美しいペンです。でも、これだけキレイだと、実用品ではなく鑑賞品のように思っている方もいませんか? じつはガラスペンって、ただ美しいだけでなく、とても優れた筆記用具なんです!
そこで、この記事ではガラスペンの魅力や特徴を解説。初心者にも使いやすいおすすめの製品3本もあわせてご紹介します。
ガラスペンの魅力とは?
ガラスペンは、「つけペン」の一種です。ボールペンや万年筆と違い、中にインクを入れる構造ではなく、ペン先にインクを浸して使います。透き通ったガラスで作られたガラスペンは、まるで芸術品。置いておくだけでも絵になるようなデザイン性の高いものもあり、コレクションしている人も多いようです。
ガラスペンの魅力は、もちろん見た目の美しさだけではありません。ガラス独自のひんやりとした質感は手に持ったときに心地よく、書き心地もサラサラとなめらかです。
インクも色や濃淡がさまざまなものが市販されていて、好みや用途で使い分けられます。インク詰まりの心配もなく、サッと水で洗えば1本のペンで次々と色を変えて楽しめるのも特徴です。インクを内部に貯められないことから、インクの持ちが悪いイメージがあるかもしれませんが、一度インクにつければハガキ1枚分ほど書き続けられるんです。
使い終わった後はインクを拭き取り、水を入れたコップなどに浸して洗えばOK。お手入れも簡単なので、初めての方でも使いやすくなっています。
ガラスペン初心者におすすめの3本をご紹介
ここからは、初心者の方におすすめなガラスペンを3本ご紹介します。
RYU-RYU 空景色 ガラスペン ひこうき雲
ガラスペンと空景色をイメージしたインク、雲の結晶をイメージしたペン置きのセットです。ガラスペンを始めるのに必要なものがセットになっているので、初心者にぴったり。プレゼントとしてもおすすめです。
HERBIN ガラスペン つむぎ
HERBIN(エルバン)は、1670年にフランスのパリで生まれたブランド。ペン先には細かな溝が施されていて、長く滑らかに書き続けることができます。すべてハンドクラフトによる1点物です。
寺西化学工業 ギター ガラスペン オーロラ キャップ付
マジックインキで有名な、寺西化学工業のガラスペン。ペン先のみがガラスでできていて、摩耗したら付け替えられる“分離型”です。キャップ付きなので、ガラス製のペン先が破損するのを心配することなく持ち運べます。
***
ガラスペンの魅力と、おすすめ製品をご紹介しました。ガラスペンは非常に美しい筆記用具ですが、飾っておくだけではもったいない代物です。ぜひ、その心地よい質感と滑らかな書き心地を味わってみてくださいね。
そしてガラスペンを用いて書く用紙は、ぜひ松本洋紙店にてお買い求めください!
↓↓↓ガラスペンにもおすすめ!筆記性バツグンの紙について松本店長が詳しく解説!↓↓↓