こんにちは!ボードゲームカフェ店員の経歴を持つ「たかみぃ」です。
この記事では、ボドゲのプロの観点から、”ビジネスに活かせる”テーマのボードゲームやカードゲームをご紹介していきたいと思います。
今回は「専門用語を使わずにわかりやすく説明する力が身に付くゲーム」として、「ボブジテン」を紹介します。
よくビジネスの話題に登るテーマのひとつに「わかりづらいカタカナ語」があります。
アジェンダ、エビデンス…定着してきたものもありますが、通じにくい言葉もたくさんあります。わかる言葉で言い換える、そんな配慮が身に付くゲームです。
カタカナ語を使わずにお題を伝えよう!
このゲームの最大の特徴は、カタカナ語が使えないことです。
ゲームの目的は、自分だけが知っているキーワードを、ほかのプレイヤーに当ててもらうこと。
親はお題カードの山札から1枚引き、山札の数字に対応したお題(キーワード)を担当します。
写真の例だと、山札の上の数字が1なので、当ててもらうキーワードは「ローマ」となります。
あなたならどうやってカタカナ語を使わずにローマを説明しますか?
イタリアの首都、長靴の形をした国の首都などと言い換えられそうです。
誰かがキーワードを当てれば、そのプレイヤーと親がそれぞれ1点を獲得。
もし親がカタカナ語を使ってそれを指摘された場合、指摘したプレイヤーのみが1点を獲得します。その後、得点したプレイヤーに親が移動。
山札がなくなったとき、もっとも得点が多いプレイヤーが勝者です!
場所を選ばず、簡単ルールで誰でも楽しめる。
- カタカナ語を使わず説明するだけのシンプルなルール
- どんな言い回しなら相手に伝わるかという目線が養われる
- スペースをとらず移動中や行列待ちの間でも遊べる
ボブジテンは大人気シリーズで、お題違いでさまざまなバージョンが出ています。
写真では国と都市の名前に特化した「ちきゅうのボブジテン」を挙げましたが、初めて遊ぶ方は無印の「ボブジテン」から始めてみるのがおすすめです。
参考価格:1,980円(税込)
対象年齢:10歳以上
プレイ人数:3~8人
プレイ時間:30分
メーカー:TUKAPON