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【裏技】エプソンEW-M873Tで厚紙印刷!最大1.3mmまで対応する方法

こんにちは、松本洋紙店の店長、松木です。このチャンネルでは、インクジェットプリンターやレーザープリンター、複合機を使って、簡単に小ロットの印刷物を作る方法や紙・プリンターの紹介をしています。スモールビジネスを応援するための情報を発信しています。

今回は、EPSONのインクジェットプリンター「EW-M873T」を使った厚紙の印刷方法についてお話しします。このプリンターで厚紙を印刷する方法は、インターネットやマニュアルにもほとんど情報がないため、簡単に解説したいと思います。

EW-M873Tで厚紙印刷:最大1.3mm対応

このプリンターは、最大1.3mmの厚さの紙に印刷が可能です。例えば、コピー用紙が約0.08mmであるため、1.3mmというとコピー用紙を15枚ほど重ねた厚さに相当します。

一般的なプリンターだと0.3mmから0.5mmまでしか対応していないことが多いのですが、EW-M873Tでは0.6mmの厚紙や1mmのコースター用紙、さらに厚いボール紙まで印刷することが可能です。

厚紙印刷の実演

今回は、厚さ1mmの「チップボール紙」を実際に印刷してみました。このプリンターで厚紙を印刷するためには、以下のような手順で設定を行います。

  1. 厚紙設定に変更する
    • プリンターの設定を「厚紙」に変更します。
  2. 後ろの給紙トレイを使用
    • プリンターの背面のカバーを取り外し、厚紙をセットします。
  3. 紙をゆっくりと給紙
    • 厚紙は非常にゆっくりと給紙され、時間がかかるものの、しっかりと印刷されます。

実際に印刷を行ったところ、1分以上の時間がかかりましたが、綺麗に印刷することができました。特に、チップボール紙のようにインクジェット専用紙でない紙でも、このプリンターは非常に丁寧にインクを吹き付けて印刷することができます。

印刷結果と注意点

印刷結果として、厚紙やボール紙でも非常に綺麗に印刷ができました。しかし、デメリットとしては以下の点があります。

  • 印刷速度が非常に遅い
  • 毎回背面のカセットを取り外してセットし直す必要がある

それでも、この厚紙印刷方法は非常に便利で、特にオリジナルのコースターやPOP、作品作りなどに活用できるので、ぜひ試してみてください。

厚紙の断裁加工も可能

また、松本洋紙店では紙の専門店として「断裁加工」も行っています。例えば、A3サイズの厚紙をA4やA5サイズに断裁することが可能です。ただし、プリンターによっては対応できる紙のサイズが限られているため、その点は注意が必要です。

サンプル提供について

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まとめ

今回ご紹介した「EPSON EW-M873T」では、最大1.3mmまでの厚紙に対応しており、様々な用途に応用可能です。厚紙やコースター用紙への印刷を試してみたい方は、ぜひこの方法を参考にしてみてください。

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