はじめに

今回は、エプソンEW-M873TとキャノンG1310の印刷速度を徹底比較しました。それぞれのプリンターの設定や印刷スピードについて詳しく検証し、標準モードと高速モードでの違いを解説しています。実際に印刷を行った際の様子をお伝えし、各モードの特徴を見ていきます。

キャノンG1310の印刷設定と手順

最初に紹介したのは、キャノンG1310の標準印刷設定です。この設定では、A4サイズのデータをハガキサイズに縮小して印刷を行います。印刷の手順は以下の通りです。

1. プロパティ設定: A4データを選び、「拡大縮小」オプションで「ハガキ」を選択します。
2. 印刷の設定変更: 普通紙で「標準」設定のまま印刷を開始します。
3. 印刷速度: 標準モードでは、1枚の印刷に少し時間がかかる印象です。

実際の印刷中は、1枚ごとに少し待たなければならず、印刷速度はゆったりしています。

高速印刷モードの紹介

次に、キャノンG1310で「下書きモード」を使った高速印刷について説明します。

• 設定変更: 普通紙の設定を「標準」から「下書き」に変更します。この設定により、印刷スピードは大幅にアップしますが、印刷の濃度は薄めになります。
• 実際の印刷: 高速印刷モードで3枚印刷を行うと、かなり早く印刷が完了しました。

速度の違いは非常に明確で、標準モードと比べて印刷の待ち時間が大幅に短縮されました。

エプソンEW-M873Tでの印刷

次に、エプソンEW-M873Tで同様の印刷を行いました。こちらも、標準設定と高速設定の両方で印刷を比較しました。

標準設定での印刷

• 印刷品質: 「標準」の印刷モードで印刷を行いました。エプソンは印刷中の音が静かで、滑らかな印刷が特徴です。
• 印刷速度: 1枚印刷されるたびに少しの待ち時間があり、標準モードでは印刷速度がやや遅く感じました。

高速モードでの印刷

• 設定変更: 「詳細設定」で「速度優先」に変更し、印刷速度を上げます。
• 印刷結果: 高速モードでは、キャノン同様に印刷スピードが向上しましたが、1回ごとに停止するような動きが見られ、キャノンに比べると少し間があります。

まとめ

エプソンEW-M873TとキャノンG1310の印刷速度を比較した結果、両者の印刷スピードや使い勝手に違いがあることが分かりました。

• キャノンG1310は高速モードでの連続印刷が得意で、待ち時間が少ない印象です。
• エプソンEW-M873Tは静かな印刷が特徴で、滑らかな印刷が好印象ですが、高速モードでも一度停止する動作が見られます。

印刷の速さを重視するならキャノンG1310、印刷品質と静音性を求めるならEW-M873Tがおすすめです。各プリンターの特性に応じて、使い分けると良いでしょう。

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