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エプソンのスマートチャージに新製品が登場!PX-M8000FX、PX-S8010Xはどんなモデル?

エプソンのスマートチャージの新製品

2025年1月23日に、エプソンのスマートチャージの新製品として複合機のPX-M8000FX単機能プリンターPX-S8010Xが発売されました。どちらもA3サイズまで印刷できる、ビジネス向けの複合機・プリンターです。従来機であるPX-M7080FX/PX-S7090Xの基本性能を踏襲しつつ、本体デザインを刷新。さらに、消費電力を減らす改良がなされています。

さらに、PX-S8010Xと同等の印刷スピードを備えた複合機PX-M8010FXが、20255月に発売を控えています。

この記事では、最新モデルとなるPX-M8000FXPX-S8010Xが、どんな機能を有しているのか、その魅力を紹介していきます。

エプソンのスマートチャージとは?

エプソンのスマートチャージは、プリンター本体を購入せずに、月々の定額料金で規定枚数までプリントし放題にするサービスです。インク代や保守サービス料金も含まれているため、初期コストなしで導入できるメリットがあります。

単機能プリンターPX-S8010Xの月額基本使用料金は9,000、複合機PX-M8000FXの月額基本使用料金は11,000からとなっています。2段カセットモデルや4段カセットの大容量給紙モデルを選んだり、ファックスプランを契約したりすると、月額使用料金が増額されます。

複合機PX-M8000FXと単機能プリンターPX-S8010X紹介

今回、新発売となった2モデルの大きな違いとしては、PX-M8000FXがコピーやスキャンもできる複合機であるのに対し、PX-S8010Xが印刷機能のみの単機能プリンターであるところです。一見、複合機であるPX-M8000FXが上位機種であるように思えますが、プリンターとして機能だけを比較すると、ややPX-S8010Xの方が高性能となっています。

PX-M8000FXは、ファックスプランを契約すれば、ファックス機能も使えます。

コンパクトで誰にでも扱いやすい複合機PX-M8000FX

エプソン「PX-M8000FX」 出典:エプソン公式ホームページ

PX-M8000FXは、コンパクトなサイズの複合機です。1段カセットのモデルが基本ラインナップに追加され、従来機よりも狭い場所に設置しやすくなりました。病院などのカウンターの上や、店舗のバックヤードなどでの使用が想定されます。

PX-M8000FXの特徴

●コンパクトで省スペース
従来機のPX-M7080FXに比べ、PX-M8000FX1段カセットモデルをラインナップに咥えたことで、さらにコンパクトになりました。収納時は621×650×641mmで、機械占有寸法も使用時最大で780×1,147mmです。

●2段、4段カセットも選択可能
PX-M7080FXには、2段カセット、4段カセットのモデルもあります。カセットごとに違うサイズの用紙をセットしたり、同じ用紙をセットしたりすることで、給紙の手間を減らせます。同じ種類、サイズの用紙をセットすると、用紙切れのときに自動で別のカセットからの給紙に切り替わる給紙自動選択の機能も備えています。

●操作性に優れたタッチパネルと操作ボタン
PX-M8000FX には、5.0型の大型のタッチパネルを採用。色が付いたアイコンで識別しやすく、レイアウトは2パターンから選択できます。登録したジョブを、ワンタッチで実行できるお気に入りボタンも搭載しされています。

「PX-M8000FX」操作性に優れたタッチパネルと操作ボタン 出典:エプソン公式ホームページ

タッチパネルの横の操作ボタンには、シートタイプキーが採用されています。凹凸が少ないため、汚れが溜まりにくくなっています。

●インク交換や紙詰まりの処理が簡単
インクはインクパック方式です。カラー約50,000枚、ブラック約86,000枚が印刷できる大容量インクとなっています。スマートチャージのリモートサービスを設定しておけば、インク切れが近くなったタイミングで、インクが自動発送されます。インクの在庫を管理する手間もありません。

紙詰まり時は、パネルに紙詰まりの箇所と除去方法が表示されます。詰まった紙にアクセスしやすく、取り除きやすいシンプルな構造が採用されているます。

生産性が高いインクジェットプリンターPX-S8010X

エプソン「PX-S8010X」 出典:エプソン公式ホームページ

PX-S8010Xは、プリント機能のみの単機能プリンターです。PX-M8000FXよりも若干印刷スピードが速く、大量給紙も可能です。

こちらのPX-S8010Xと同等の印刷スピードを持った、複合機PX-M8010FX20255月発売予定です。

PX-S8010Xの特徴

●カラー毎分25ページ、モノクロ毎分26ページの高速印刷
PX-S8010Xは、A4文書をカラー毎分25ページモノクロ毎分26ページの速度で印刷できます。PX-M8000FXの印刷速度が、それぞれ毎分24ページ、25ページなので、若干上回っています。

印刷品質をレベル1速度優先モードに切り替えると、カラー・モノクロともに毎分35ページの速さで印刷できます。両面印刷の印刷速度は、カラー毎分18ページ、モノクロ毎分17ページです。

エプソン「PX-S8010X」の特徴 出典:エプソン公式ホームページ

ファーストプリントタイムも、カラー・モノクロともに5.5秒の速さを誇っています。

●用紙補充の手間を省ける大量給紙
PX-S8010Xの用紙カセットには、普通紙を最大250枚セットできます。2段カセットモデル及び4段カセットモデルの2つ目以降のカセットには、それぞれ最大550枚の給紙が可能です。手差しトレイにも最大150枚を給紙できるので、サイズ違いの数種類の用紙に印刷したいときに重宝します。

インクジェットプリンター2機種のスペック比較表

製品名 PX-M8000FX PX-S8010X
メーカー エプソン エプソン
発売年 2025年 2025年
本体サイズ
(幅×奥行×高さmm)
621×650×641 621×751×592
質量
(本体のみ、消耗品含む)
約64.1kg 約58.4kg
カラー印刷速度
(A4文書 毎分)
24枚 25枚
モノクロ印刷速度
(A4文書 毎分)
25枚 26枚
印刷解像度
(dpi)
4800×1200 4800×1200
Wi-Fi
自動両面印刷
最大用紙サイズ A3 A3
最大給紙枚数
(基本モデル)
335枚 400枚
カラー印刷コスト
(超過重量料金)
5.0円 5.0円
モノクロ印刷コスト
(超過重量料金)
1.5円 1.5円

***

エプソンのスマートチャージの新製品、PX-M8000FXPX-S8010Xを紹介しました。

どちらもコンパクトなサイズで、限られたスペースでも置きやすいのが特徴です。1段カセットタイプが新たにラインナップされ、店舗のカウンターにも置きやすくなりました。省スペースで設置できるプリンターをお探しの方は、導入を検討してみてください。

エプソンのスマートチャージ対応のプリンターは、初期費用がかからず、規定の枚数までは月々定額の料金で使用できます。メンテナンスもお任せできるので、商売で使うのに最適です。

松本洋紙店では、さまざまな種類のインクジェット用紙を取り扱っております。サイズや厚さはもちろん、光沢の有無や耐水性の高さ、裏面に糊が付いているものなど、用途に合わせて選べます。プリンター導入後は、ぜひ松本洋紙店で、インクジェット用紙をお求めください。
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