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チップボールってどんな紙?厚さを比較してみた

紙業界的にはチップボールと呼ばれる板紙ですが、あまり一般的ではないです。
チップボールという紙は新聞古紙・雑誌古紙を主体としたネズミ色した積層紙で、表紙が白くなっている物や、両面白くなっているものなどもあります。
ケーキなどに使われている、片面白、片面ネズミ色のものがイメージしやすいと思います。
厳密には食材を梱包するコートボール紙と、チップボール紙は種類が別のものになります。

厚さの比較

チップボール紙の厚さ比較画像となります。

1円玉との比較画像となります。
薄いものから、0.6mm、1mm、2mmとなります。

0.6mm厚


斜めの俯瞰だと若干厚みがわかりにくいですね。

真横からの写真となります。1円玉は約1mmなので、0.6mm厚だと若干薄いのがみて取れます。

1mm厚



1mm厚のチップボール紙の場合、1円玉とほぼ同じか若干薄い印象となります。

2mm厚



斜め俯瞰のアングルだと、1円玉と同じぐらいの厚みに見えますが、横からの写真を確認すると、1円玉より厚いことがみて取れます。
画像を並べて比較

▲△▲△0.6mm厚▲△▲△

▲△▲△1mm厚▲△▲△

▲△▲△2mm厚▲△▲△

コーティングされている質感は?

チップボール紙は、コーティングされていますがケーキの箱などのように、白い面がツルツルしているわけではありません。
写真では表現しにくいのですが、2種類撮影してみましたので、比較してください。

若干のざらつきがわかるでしょうか?
次の写真では、あえて暗い環境で撮影して、表面の凹凸を過剰に表現しました。

まとめ

松本洋紙店では、チップボール紙を3種類の厚さで用意しております。
また、両面ネズ、片面白、両面白の3種類の加工品となりますので、全部で9種類のラインナップから選択できるようになっております。
サイズバリエーションも、B4、B5、A4、A3、A2、A1、全判という7種類を基本として、各種断裁加工も承っております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。