インクジェットプリンターのEPSON PX-5800ってなあに
どんなプリンター
インクジェットの3色ブラックインク搭載8色機種です。
既に販売終了品ですが、印刷スピードも速く、乾くのも早い優秀なプリンターです。
鮮明な写真が印刷出来、新しいブラックのインクが階調性や黒の濃度もきれいです。
ポスター・写真などの業務用に最適です。
本体も高級ですが、インクカートリッジも高いのが難点だったりはします。
美術館や展覧会、写真展などで定期的に大量に出力をするユーザ向けのプリンタです。
PX-5800の特徴
高性能顔料インクPX-P/K3インクを採用されており、フォトブラックとマットブラックのブラックインク、グレー、ライトグレーインクといった3種の濃度を持ったブラックインクを搭載した8色インクのプリンターでモノクロプリントもカラープリントも精度の高いプリントを実現できています。
マットブラックはマット系用紙に対応しており、高濃度な発色を実現でき、フォトブラックは光沢系用紙に対応しています。
このブラックインク2本は、プリンタードライバーで選択した用紙に合わせてプリンター側で自動切り替えが可能になっていて切り替えの手間も一切かかりません。
またインクはいずれも独立型のインクカートリッジを採用されており、最適なカラーコントロールが可能となっているためランニングコストを軽減させることに成功しています。
写真作品やポスター出力に最適なA2/半切に対応し、ネットワークインターフェイスを搭載しているため、ハブやブロードバンドルータを通じてPCとの接続が可能です。
プリンターを共有して活用することができ、大変便利です。
省スペースでスタイリッシュな本機はグッドデザイン賞受賞
PX-5800は、A2出力が可能でありながらもA3プラス対応サイズのプリンターと変わりないほどのコンパクトなボディを実現している省スペース設計のプリンターです。
フロントの上部にあるインクユニットの大きさをデザインのポイントとなるフォルムとしてあえてまとめており、素材感を明快に使い分けることによって全体の印象を軽く見せることができています。
A2/半切対応サイズながらもスタイリッシュな見た目はどこに置いても圧迫感を感じることのないデザインに仕上がっています。
また、ボタンのトップ形状を凹形状にすることでハンディキャッパーの方の操作も容易にできるように工夫されているのです。
操作は基本的にフロントで全てこなせるように考えられた設計もユーザーへの使いやすさを考慮したデザインといえるでしょう。
これらのことが評価されており、2007年、商品デザイン部門パーソナルコンピュータおよび関連商品部門でグッドデザイン賞を受賞した作品としても知られています。
PX-5800の仕様
サイズ
単票紙
紙サイズ:A6縦~A2プラス縦、Letter、Legal、 L判、KGサイズ、2L判、ハイビジョンサイズ、ハガキ(注3)、六切、四切、半切
用紙厚:(ASF使用時):0.08mm~0.27mm
(リア手差し使用時):0.29mm~0.5mm
(フロント手差し使用時):1.2mm~1.5mm
・1.5mmまでなので厚紙やボード紙にも印刷できます
価格 メーカー希望小売価格(税別):¥198,000(販売終了)
プリンター本体の価格は比較的手が出やすい価格帯でした。
実際には消耗品のインクカートリッジがまだまだ純正は高いのでランニングコストをどう考えるかです。
ランニングコスト A2サイズ:約449.6円
インクカートリッジ
80ml 各:5000円
ICBK48 フォトブラック
ICC48 シアン
ICM48 マゼンタ
ICY48 イエロー
ICLC48 ライトシアン
ICLM48 ライトマゼンタ
ICGY48 グレー
ICMB48 マットブラック
ICLGY48 ライトグレー
エプソンPX-5800で印刷できる紙
松本洋紙店の取り扱っているインクジェット用紙はこちらの機種は
すべて対応しているので選択肢としては豊富です。
写真用紙、マット紙や光沢紙だけではなく、様々な特殊紙も印刷可能です。
https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat21