インクジェットプリンターのSC-P5050V / SC-P5050Gってなあに

どんなプリンター

SC-P5050V SC-P5050Gはデザインやプルーフ工程や、高品位ポスター作成に最適なA2サイズ対応10色モデルの大判インクジェットプリンターです。
それぞれSC-P5050Vは、バイオレットインク搭載モデルであり、もう一方のSC-P5050Gは、ライトグレーインク搭載モデルとなっています。
黒濃度を向上させたUltraChromeHDXインクを搭載したA2プラス対応モデルとなっており、SC-P5050Vは高い色再現性が求められるプルーフや特色、広色域が要求されるパッケージデザイン用途におすすめの機種で、SC-P5050Gは高画質が要求されるポスターや高い階調性を求められる写真用途におすすめの機種となっています。

SC-P5050V / SC-P5050Gの特徴

プルーフ用途に使う機種にはオレンジとグリーンインクが搭載された10色機のプリンターがおすすめです。
これにより、明るく鮮やかなグリーンからイエロー、イエローからレッドの色域を拡大させることができます。
UltraChromeHDXインクは、フォトブラックインクの顔料粒子量を従来機種に比べておよそ1.5倍にもなり、黒濃度がアップしました。
これによって立体的な表現の幅が広がっているのです。
SC-P5050Vは、バイオレットインクが搭載されているため、青や紫の色再現領域を広げています。
これにより、国際的な標準指定色としても知られるPANTONEカラーチャートにおいて99％のカバー率を実現し、高い色再現力が可能となり、PANTONEカラー準拠モデルと認められているのです。
SC-P5050Gは、ライトグレーインクを搭載されていることから、ブラック、グレー、ライトグレーによる3つの黒系インクの採用によって暗部の階調性をアップさせることができ、忠実な色を再現できるようになりました。
また多くの市販のRIPに対応し、特色の再現性も高く、デザイン工程の時点で製作物により近い色を再現することが可能になっています。
市販のRIPとの組み合わせによって疑似網点の再現も対応され、色校正、版のずれの確認などにも役立ちます。

操作がしやすくプリント業務の効率化

給紙方法が豊富で、ロール紙、背面給紙、前面給紙、カセット給紙と4WAY給紙を採用されています。
しかもロール紙と単票紙の自動切り替えが可能で、用紙交換の際の手間を省くことができ、プリント出力業務の効率化を図ることができるのです。
またインク残量もわかりやすく視認性に優れたコントロールパネルへ進化しました。
そのため、適切なタイミングでのインク交換が可能となり、どのタイミングでインク交換が必要かどうかの目途がつけやすくなっています。
これでインク切れの心配も未然に防止できます。

SC-P5050V / SC-P5050Gのインクカートリッジ一覧

オープンプライス　各：約8000円 (Amazon参考’20/3/13)

〈SC-P5050V 〉
SC12BK20
SC12C20
SC12GR20
SC12GY20
SC12LC20
SC12MB20
SC12OR20
SC12VLM20
SC12VM20
SC12Y20
SC12V20
〈SC-P5050G〉
SC12BK20
SC12C20
SC12GR20
SC12GY20
SC12LC20
SC12MB20
SC12OR20
SC12VLM20
SC12VM20
SC12Y20
SC12LGY20

エプソンSC-P5050V / SC-P5050Gで印刷できる紙

松本洋紙店の取り扱っているインクジェット用紙はこちらの機種は
すべて対応しているので選択肢としては豊富です。
写真用紙、マット紙や光沢紙だけではなく、様々な特殊紙も印刷可能です。
https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat21