出会いと別れの季節が近づいてきました。
この春、節目を迎え環境を変える人に記念アルバムを贈ろうとしている人もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな方にぴったりな綺麗なアルバムの作る上で見ておくと良い写真用紙の選び方を3つお伝えします。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
写真のプリント方法について
本題に入る前に、ざっくりと写真プリントの方法についてお伝えします。
写真のプリント方法は大きく、「写真仕上げ」と「印刷仕上げ」に分けられます。
- 写真仕上げ:紙自体に発色するインクが塗られているもの。
- 印刷仕上げ:紙にインクを塗布するもの。
具体的には、写真仕上げは昔ながらの銀塩写真と呼ばれるものがあります。
一方、印刷仕上げは、昇華型プリンターやインクジェットプリンター、ページプリンターで印刷した写真をいいます。最近のものはほとんどこちらです。
昇華型熱転写方式
塗料をふくむ水に強いインクリボンと「受像紙」という専用の紙を重ねて、上から加熱して転写する。
インクジェット
家庭用プリンターでおなじみのプリント方式。紙の上にインクを吹き付け、水分を蒸発させる。色あざやかな仕上がりが特徴。
ページプリンター
印刷をページ単位でおこなうプリンター。色がにじまず、耐久性にすぐれているのが特長。
インスタント写真
フィルムの内側に入っている色素に光を当てることで化学反応を起こし、発色させている。デジタル時代になり、撮った写真をすぐ見られることに目新しさはなくなったが、独特の味のある写真が撮れる「チェキ」は若者を中心に人気を集めている。
写真用紙の選び方
それでは本題の写真用紙の選び方について優先順位の高い順にご紹介します。
①高画質・光沢のあるものを選ぶ
アルバムを作成する上で1番大切なのは、やはり写真の画質ではないでしょうか。
- より鮮明な画質
- 高い平滑度により滑らかな光沢感
- 高濃度・高発色の上品で鮮やかな色彩
- インクのノリもよく落ち着いた高画質
写真用紙を選ぶ際はまず、この辺りが再現されるかどうかを見ると良いでしょう。
実際にアルバムを作成する前に、お試しで確認していくと安心できますね。
②両面印刷出来るものを選ぶ
写真の画質を保つことが確認出来たら、両面印刷できる高級写真用紙を選ぶと良いでしょう。
表面、裏面、両方写真印刷ができるもので、印画紙と呼ばれる写真用紙(印画紙)です。
両面印刷できる写真用紙ということから、写真集やアルバムだけでなく、写真を載せるパンフレット制作にも最適です。
③対応の幅が大きいものを選ぶ
上記をクリアしたら、あとは機能性がより優れたものを選ぶと良いでしょう。
インク・厚み・サイズなど写真用紙にもさまざまな種類があります。
- 厚みの幅が効くか
- 染料インク、顔料インク両方対応の高級写真用紙であるか
- 目的に応じたサイズ展開がなされているか
若干薄手の写真用紙は、ページ数の多い印刷物を制作時にも厚みが出にくくなっているため、程よい重厚感とスリムな仕上がりを求める場合は薄いものがおすすめです。
そのように目的が明確に決まっていたらそれに対応するものを探すと良いのですが、いざアルバムを作り出すと変更が必要となってくることも少なくありません。
出来る限り効く対応の幅が拾い写真用紙を選ぶと良いでしょう。
最後に
松本洋紙店でも上記の基準を十分に満たした両面高級写真用紙を取り扱っています。
材質:印画紙
表面:平滑面光沢
厚さ:0.25と0.21mm
おすすめの用途 : 写真集・アルバム・パンフレットなど
幼稚園や小学校で小部数での写真集を制作される方々、アルバム制作会社様でご好評頂いています。
また、ご希望のサイズに裁断加工や簡単オーダーメード紙が注文できます。
万が一、ご希望サイズが一覧にない商品でも、いつでもお気軽にお問い合わせください。
美しいアルバムが素敵な思い出作りの一助となれば幸いです。