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【オフィス業務を効率化!】プリンターどれを買えばいいの?おすすめプリンター6機種を比較(ビジネス向けプリンター編)

ビジネス向けプリンターどれを買えばいいの?

ペーパーレスが進んだといえど、まだまだオフィスでは紙資料も欠かせません。PCやタブレットが使いづらい環境では、紙が主流のところも多いのではないでしょうか?

そんなオフィスで欠かせない機材の1つがプリンター。近年は家庭用プリンターの性能も向上しましたが、それでもオフィスで使うプリンターは、印刷スピード、枚数、耐久性などに優れた特別なものが多いです。そこで、この記事では、明日からでもオフィスに導入できる、おすすめのビジネス向けプリンターを6機種ご紹介します。

ビジネス向けプリンターには、大きく分けるとレーザープリンターとビジネスインクジェットプリンターの2タイプがあります。以前は、印刷コストや耐久性の点でレーザープリンターが上回っており、ビジネス向けではレーザープリンターが多く選ばれていました。しかし近年ではビジネスインクジェットにも印刷コストが安く高耐久の製品が増えています

本記事でも、レーザープリンターとインクジェットプリンターを3機種ずつご紹介しています。新規購入・買い替えの際の参考にしてください。

コストや業務効率に影響!ビジネス向けプリンターの選び方

家庭用のプリンターとビジネス向けのプリンターは、使われ方が大きく違います。一般的に家庭用では印刷枚数はそれほど多くなく、写真印刷に使われるケースが多いようです。印刷スピードはあまり重視されず、高画質の印刷が可能であることが求められます。

これに対してビジネス向けのプリンターは、大量の印刷を行います。印刷コストが安い点が重視されますし、業務効率に影響することから印刷スピードも重要な検討項目の一つになります。多くの枚数を印刷するため、耐久性の高さも問われます。これら全てを満たす機種であることが必要ですが、どの点を特に重視するかによって選定すべき機種が決まってきます。

ビジネス向けプリンター6選

①各性能を高いレベルで備える エプソン「LP-M8180A」

各性能を高いレベルで備える エプソン「LP-M8180A」

ビジネスプリンターに要求される各性能を高いレベルで備えた製品です。印刷コスト、印刷スピード、耐久性の全ての点で優れたプリンターです。本記事でご紹介している中では最も高価な製品ですが、その分の価値のある製品といえます。

【参考】
EPSON LP-M8180A

LP-M8180Aの特徴

・業務効率を上げる高い生産性
本製品のランニングコストはカラー約12.4円モノクロ約3.1円です。カラー・モノクロともに1分間に35枚の高速印刷も可能です。いずれも高い水準で、業務効率の改善に効果的です。90万ページの高い耐久性も備えている高性能のビジネス向けプリンターです。

なお、エプソンのレーザープリンターには、トナーをエプソンが回収して再利用する「環境推進トナー」というものがあります。カートリッジの所有権はエプソンに留保され返却する必要がありますが、割安な価格でトナーが使用できます。

・コンパクトで省スペース
本製品は、多目的トレイと2段の給紙カセットで1165枚の給紙容量があります。それに対して、設置スペースは幅760×奥行1700mmで済みます。更にトナーの交換や紙詰まり除去の作業が前面で行えるフロントアクセスを採用しているので、プリンターの両サイドに広くスペースを空けておく必要もありません。省スペースなプリンターです。

・豊富なラインアップから選べる
ご紹介しているLP-M8180A以外にも、FAX機能を備えたLP-M8180F、デザイン系の業種では必須となるPS互換言語対応のLP-M8180PS、大量に印刷しても給紙の手間が省ける3段目の用紙カセットがセットになったLP-M8180AZ3とLP-M8180FZ3(FAX対応)と仕様の異なる複数のモデルがあり、業務の必要性に合わせて選べます。

LP-M8180Aの仕様

●価格
参考:49万5000円(税込み・楽天市場 22/3/22現在)

●ランニングコスト
カラー:約12.4円
モノクロ:約3.1円

●対応トナーカートリッジ
ETカートリッジ ブラック(S) LPC3T37K
ETカートリッジ シアン(S) LPC3T37C
ETカートリッジ マゼンタ(S) LPC3T37M
ETカートリッジ イエロー(S) LPC3T37Y
ETカートリッジ ブラック(M) LPC3T38K
ETカートリッジ シアン(M) LPC3T38C
ETカートリッジ マゼンタ(M) LPC3T38M
ETカートリッジ イエロー(M) LPC3T38Y
ETカートリッジ ブラック(L) LPC3T39K
ETカートリッジ シアン(L) LPC3T39C
ETカートリッジ マゼンタ(L) LPC3T39M
ETカートリッジ イエロー(L) LPC3T39Y
環境推進トナー ブラック(M) LPC3T38KV
環境推進トナーシアン(M) LPC3T38CV
環境推進トナー マゼンタ(M) LPC3T38MV
環境推進トナー イエロー(M) LPC3T38YV
環境推進トナー ブラック(L) LPC3T39KV
環境推進トナー シアン(L) LPC3T39CV
環境推進トナー マゼンタ(L) LPC3T39NV
環境推進トナー イエロー(L) LPC3T39YV

※Sサイズブラック約1万5000円~、Sサイズカラー各約1万3800円~
Mサイズブラック約3万800円~、Mサイズ各カラー約2万2200円~
Lサイズブラック約4万9000円~、Lサイズ各カラー約3万1900円~
環境推奨トナーMサイズブラック約2万1000円~、環境推奨トナーMサイズ各カラー約8800円~
環境推奨トナーLサイズブラック約3万5500円~、環境推奨トナーLサイズ各カラー約2万3200円~
(Amazon・楽天市場 22/3/22現在)

②モノクロ印刷が高速 HP「LaserJet Enterprise M612dn(7PS86A#ABJ)」

 

モノクロ印刷が高速 HP「LaserJet Enterprise M612dn(7PS86A#ABJ)」

モノクロ文書を高速で印刷することができる単機能プリンターです。カラー印刷ができ、ずコピーやFAXの機能もありませんが、大量のモノクロ文書を印刷することを目的とするなら、最適なプリンターの一つです。

【参考】
HP LaserJet Enterprise M612dn(7PS86A#ABJ)

LaserJet Enterprise M612dn(7PS86A#ABJ)の特徴

・毎分71枚の高速印刷
本製品は毎分71枚の高速印刷が可能です。これは本記事でご紹介している製品の中でも群を抜いて速いスピードで、大量の文書を印刷するオフィスでの業務効率アップに貢献します。

・A4文書1枚あたり約1.53円の低コスト
モノクロ印刷のみではありますが、約1.53円の低コストで印刷ができます。本記事でご紹介しているほかのレーザープリンターは3円台のコストなので、比較すると約半分の低コストで済むことになります。

・大容量トナー対応で交換の手間が少ない
大量に印刷を行った場合、トナー交換の手間も気になりますが、本製品は大容量のトナーカートリッジに対応しています。1本で約4万2000枚の印刷が可能なので、頻繁に交換する必要がありません。交換の手間が少なく、トナーの在庫管理も楽です。

LaserJet Enterprise M612dn(7PS86A#ABJ)の仕様

●価格
参考:25万4440円(税込み・楽天市場 22/3/22現在)

●ランニングコスト
モノクロ:約1.53円

●対応トナーカートリッジ
HP147X 黒トナーカートリッジ W1470X
HP147Y 黒(大容量)トナーカートリッジ W1470Y
※標準ブラック 約3万3500円~、大容量ブラック 約4万6200円~(Amazon 22/3/22現在)

③小規模事業所に便利なFAX・受話器付き ブラザー「FAX-L2710DN」

小規模事業所に便利なFAX・受話器付き ブラザー「FAX-L2710DN」

モノクロ印刷のみのプリンターですが、コピーやスキャンに加えて、FAX機能もあり受話器も付いた製品です。1台で様々な用途に使えるので省スペースになり、小規模なオフィスでとくに便利な製品となっています。

【参考】
brother FAX-L2710DN

FAX-L2710DNの特徴

・充実したFAX機能
FAX機能と受話器を搭載した本製品は、FAXと電話の自動切り替え機能を搭載しています。プリントすることなくパソコンから直接FAX送信もできますし、受信したFAXを印刷せずにパソコン画面で確認もできます。

・安い印刷コストと速い印刷スピード
カラー印刷はできませんが、モノクロ約3.3円の低コストで印刷でき、毎分30枚の印刷スピードがあります。レディー状態からの印刷した場合のファーストプリントまでの時間は約10秒。印刷待ちの時間で業務が止まることがありません。

・コンパクトで置き場所に困らない
本製品のサイズは、幅481×奥行398.5×高さ318.5mmです。FAXや電話の機能を備え、コンパクトなサイズなので、小規模な事業所でもスペースを圧迫しません。

FAX-L2710DNの仕様

●価格
参考:3万3973円(税込み・Amazon 22/3/22現在)

●ランニングコスト
モノクロ:約3.3円

●対応トナーカートリッジ
トナーカートリッジ TN-29J
※約8700円~(Amazon 22/3/22現在)

④高耐久のビジネスインクジェット エプソン「PX-M7110F」

高い耐久性を備えたインクジェットプリンターです。かつては耐久性の点ではレーザープリンターに劣るとされることが多かったインクジェットプリンターですが、本製品なら頻繁に大量印刷を行う職場でも問題なく使用できます。

【参考】
EPSON PX-M7110F

PX-M7110Fの特徴

・耐久枚数60万ページの高耐久
本製品は、エプソンの従来品(PX-M7050F)と比べて約2倍の60万ページの耐久性能を実現したプリンターです。一般にプリンターの耐久年数は5年程度とされていて、本製品の耐久性も「60万ページまたは5年」です。年に12万ページの印刷が可能な計算になります。

・レーザープリンターを上回る印刷コストの低さ
本製品の印刷コストは、カラー約6.7円モノクロ約2.0円です。これは本記事でご紹介しているレーザープリンターよりも低コストです。大量に印刷を行う事業所ならコスト削減効果も大きくなります。

・ファーストプリントが速く待ち時間が少ない
インクジェットプリンターの長所の一つとして、ウォーミングアップタイムが短いことが挙げられます。レディー状態からのプリントの場合で、カラー・モノクロとも約5.5秒の時間しかかかりません。

PX-M7110Fの仕様

●価格
参考:22万9800円(税込み・Amazon 22/3/22現在)

●ランニングコスト
カラー:約6.7円
モノクロ:約2.0円

●対応カートリッジ
IB02KA ブラック
IB02CA シアン
IB02MA マゼンタ
IB02YA イエロー
IB02KB ブラック
IB02CB シアン
IB02MB マゼンタ
IB02YB イエロー
※型番末尾A ブラック約1万2000円~、カラー各約7400円~
型番末尾B ブラック約1万6600円~、カラー各約1万800円(Amazon 22/3/22現在)

⑤印刷コストが極めて低いエプソン「EW-M674FT」

印刷コストが極めて低いエプソン「EW-M674FT」

印刷コストが低いのは近年のビジネスインクジェットプリンターに共通する特徴ですが、本製品は、その中でも特に低コストのプリンターです。エプソンのホームページでも「ケタ違い」と表現しているほどなので、印刷コストを重視して製品を選ぶ際には、第一候補になり得る製品といえます。

【参考】
EPSON EW-M674FT

EW-M674FTの特徴

・エコタンク搭載タイプの中でも特に低い印刷コスト
本製品の印刷コストは、カラー約1.0円モノクロ約0.4円。本記事でご紹介しているほかのメーカーの製品と比べると、半分以下の低コストです。1枚単位ではわずかな差ですが、印刷枚数が多い事業所ではトータルで考えると大きな差となります。

・使いやすさにも配慮されたエコタンク
本製品はインクカートリッジ方式ではなく、本体に設けられたインクタンクにインクを補充して使うエコタンク方式です。タンクが前面にありインクの残量が見やすく、注入口の形状色ごとに異なっているので、入れ間違えることもありません。タンクが満タンになると自動でインクの注入が止まる機構も備えていて、使いやすさにも十分に配慮されています。

・ADFを搭載しコピーやスキャンにも便利
本製品はコピーやスキャンにも使える複合機で、ADF(オートドキュメントフィーダー)も搭載されています。複数の原稿をADFにセットすれば自動で読み取りが行えて、手間がかからず業務効率が上がります。

EW-M674FTの仕様

●価格
参考:4万9900円(税込み・Amazon 22/3/22現在)

●ランニングコスト
カラー:約1.0円
モノクロ:約0.4円

●対応インクボトル
ヤドカリ(R)ブラック YAD-BK
ハリネズミ(R)シアン HAR-C
ハリネズミ(R)マゼンタ HAR-M
ハリネズミ(R)イエロー HAR-Y
※ブラック約2100円~、カラー各約1200円(Amazon 22/3/22現在)

⑥性能のバランスが良い単機能プリンター キヤノン「GX5030」

性能のバランスが良い単機能プリンター キヤノン「GX5030」

印刷機能のみに特化して本体価格を抑えつつ、低コスト、高速印刷、高耐久性の全てを実現しているプリンターです。実売価格が5万円台でコストパフォーマンスが良く、コンパクトなサイズなので、様々な職場で導入しやすいプリンターです。

【参考】
Canon GX5030

GX5030の特徴

・モノクロ毎分24枚の印刷スピード
本製品はモノクロ印刷の場合、毎分24枚の印刷ができます。モノクロ印刷に関しては、本記事でご紹介しているエプソンの20万円を超えるプリンターPX-M7110Fと同レベルです。カラーの場合は毎分15.5枚までスピードが落ちますが、価格差を考えると、かなり印刷スピードが速い機種といえます。

・印刷コストも低い
印刷コストは、カラー約2.2円モノクロ約0.8円です。先ほどご紹介したエプソンのEW-M674FTには及びませんが、印刷スピードが本製品の方が速いので、業務効率の観点からは本製品の方が勝っているともいえます。

・様々な用紙に対応
用紙対応力が高いのも特徴です。最長1200mmまでの長尺用紙にも対応し、窓付き封筒やラベル紙、薬袋、和紙などの通紙も確認されています。さまざまな用紙に印刷できるので、POPやメニューなど商売をするうえで必要な印刷する際にも重宝します。

GX5030の仕様

●価格
参考:5万5000円(税込み・Amazon 22/3/22現在)

●ランニングコスト
カラー:約0.8円
モノクロ:約2.2円

●対応インクボトル
ブラック GI-36 BK
シアン GI-36 C
マゼンタGI-36 M
イエローGI-36 Y
※ブラック約4600円~、カラー各約5600円(Amazon 22/3/22現在)

ビジネス向けプリンター6機種のスペック比較表

製品名 ①LP-M8180A
(エプソン)
②LaserJet Enterprise M612dn(7PS86A#ABJ)
(HP)
③FAX-L2710DN
(ブラザー)
④PX-M7110F
(エプソン)
⑤EW-M674FT
(エプソン)
⑥GX5030
(キヤノン)
発売年 2021年 2020年 2018年 2018年 2021年 2022年
参考価格 49万5000円 25万4440円 3万3973円 22万9800円 4万9900円 5万5000円
本体サイズ
(幅×奥行
×高さmm)
555
×
768
×
1245
431
×
466
×
380
481
×
398.5
×
318.5
613
×
755
×
493
375
×
347
×
231
399
×
416
×
238
カラー
印刷速度
(A4文書 毎分)
約35枚 約24枚 約8枚 約15.5枚
モノクロ
印刷速度
(A4文書 毎分)
約35枚 約71枚 約30枚 約24枚 約15枚 約24枚
印刷解像度
(dpi)
1200
×
1200
1200
×
1200
1200
×
1200
4800
×
1200
4800
×
1200
600
×
1200
Wi-Fi
自動両面
印刷
最大用紙
サイズ
A3 リーガル A4 A3ノビ リーガル リーガル
最大給紙
枚数
1165枚 650枚 251枚 335枚 250枚 350枚
カラー印刷コスト
(A4文書)
約12.4円 約6.7円 約1.0円 約2.2円
モノクロ印刷コスト
(A4文書)
約3.1円 約1.53円 約3.3円 約2.0円 約0.4円 約0.8円

***

ビジネス向けプリンターのおすすめ6機種をご紹介しました。ビジネス向けのプリンターは、印刷枚数が多く経費にも直結するため、家庭用とは違った性能が求められます。

製品ごとの特徴もあるので、コストや業務効率、耐久性など、どこを重視するのか、設置スペースも含めて総合的に判断して、自社に最も適した製品を選んでください。

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