はじめに
近年では、働き方が多様になり、在宅勤務や在宅学習など、リモートプリントをする機会が増えています。そんな中、コストを抑えながら、高画質に印刷できるプリンターが注目されています。この機会に、プリンターの購入や、買い替えを検討してみませんか？
今回は、キャノンから２０２１年５月中旬に発売されたインクジェットプリンター、特大容量タンク搭載で、低ランニングコスト、高い生産性を兼ね備えたビジネス向けのGXシリーズ「GX7030」をご紹介します。

低ランニングコスト
今回キャノンから発売された、GXシリーズは、「GIGATANK」を搭載することにより、
・A4モノクロ文書　約0.8円
・A4カラー文書　約2.2円
と、低ランニングコストでの印刷を実現しています。さらに、ブラックインクボトル１本分で、A4約9000ページ、カラーインクボトル１本分で、A4約21000ページの大量印刷が可能です。
メンテナンスカートリッジの交換も、自分でできるため、ダウンタイムの削減、高い生産性を発揮できます。

家庭用？業務用？
ここで、家庭用プリンターと業務用プリンターの違いについて解説していきます。
・コスト
ビジネスプリンターを使用する際に気になる、用紙１枚当たりのコストは、家庭用プリンターの場合、平均カラー印刷６０～８０円、業務用プリンターの場合、１枚２０円程度です。
業務用は家庭用の３分の１のコストで印刷できます。
プリンターの利用機会が多い場合には、業務用プリンターの導入が良いでしょう。

・購入後の保証
家庭用プリンターには、メーカー保証、量販店保証などがありますが、長くても５年間です。一方、業務用は、プリンター自体の耐久性が高く、プリンター導入時に保守契約を結ぶことで、定期的なメンテナンス、故障や不調時の対応などをしてもらえるようになります。

・業務用に搭載された機能
業務用のプリンターには、家庭用プリンターにはない機能がたくさんあります。
□　スマートフォンやタブレットからのアクセス可能
□　プリンターに取り込んだ資料の共有可能
□　セキュリティー管理の充実
□　カタログや冊子などの製作が可能
□　簡易的な画像編集が可能

・印刷速度
業務用プリンターは、家庭用プリンターの2，3倍の速度で印刷が可能です。
印刷枚数が多いほど、印刷速度が重要になってきます。資料作成の機会が多いビジネスシーンでは、業務用プリンターが役立ちます。

・用紙サイズ
業務用プリンターは、A３サイズまで印刷できます。ビジネスシーンでは、資料作成やポップ作成などで、A3サイズを使用するケースも多いでしょう。

社内印刷
キャノン　GX7030は、全色顔料インクを採用、コンパクト設計で、幅広いビジネスシーンで活躍します。新開発の顔料インクを使用することで、小さな文字を鮮明に、画面印刷でも裏写りが少なく、印字部にマーカーを引いてもにじみにくいため、書き込むことの多いビジネス文書の印刷に適しています。また、窓付き封筒やラベル紙などの様々な用紙にも対応でいているため、GX7030　１台で多様な制作物の印刷が可能になります。
さらに、本体の横幅を、従来のインクジェットプリンターよりもスリム化し、受け付け内デスクや店舗カウンターなどの小スペースの設置が可能です。

インクジェットプリンターとは？
インクジェットプリンターと歯、印刷にインクを使用するプリンターで、最近では、オフィスに多く導入されるようになってきました。インクジェットプリンターは、顔料インクが使用され、インクが定着するには時間がかかります。さらににじみやすいため、両面印刷にはやや不向きです。にじみの問題はありますが、色彩表現力が優れているため、色彩豊かな写真を高い表現度で印刷できます。
カラープリントの場合は、上質なインクジェット用紙を用意すると良いでしょう。