連休を控えて緑の美しい季節になりました。
思い出の記念にアルバムを作ろうとしている人もいるのではないでしょうか。
アルバムを作る際に必要なのが写真用紙です。普通の紙とは異なり分厚くて簡単には折り曲げられないことが特徴です。
表紙用の紙はもちろん、厚みを持たせ強度を上げるためや、芯材といった強度を要するものとして紙の土台に使う紙さえあります。
この記事ではそんな影で支える必見の紙についてご紹介します。
【詳しくは→https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat104」】
用途やメリットもご紹介するのでぜひチェックしてみてくださいね。
チップボールとは?
チップボールとは独特なグレーの表面が目印の板紙の一種です。
新聞や雑誌の古紙で構成されたもので、
表裏:新聞の古紙
中層部分:雑誌の古紙をすいて作られた紙
といったように、何層もの積み重なった紙の集まりです。
リサイクルされた下級古紙で構成されているので、表紙やパッケージに使用することは皆無に等しいです。
仮に使用してしまうと、折り曲げた際にすぐにそこから裂けてしまいます。
チップボールは生産も需要も底堅く、昔から今に至るまで貴重な素材として利用されています。
好き好みがかなり分かれる紙でありながら、名刺をはじめショップカードを作る際にも選ばれています。
チップボールのメリット
ではチップボールにはどんなメリットがあるのでしょうか。
一般的にいわれるチップボールのメリットは以下のようなものです。
- 厚みがあり丈夫
- 使用後にはリサイクル処理が出来る
- 梱包材料としてもメリットが高い
- 他のタイプのボール紙よりも比較的リーズナブル
- 白箔や黒箔といった箔押し加工と相性が非常に良い
両面がグレーなので絵や文字を描く事には向いていませんが、中心となる土台の材料や補強用等、幅広い用途で使用することが出来ます。
チップボールの用途
チップボールは印刷適性、耐折性は劣るものの、全層に、主に雑誌・新聞の古紙が使用されており、厚みがありリーズナブルです。
そのため、以下の用途で利用されています。
- アルバム・写真台紙
- 食品の箱(比較的高級)
- 菓子箱(主に和菓子)
- 各種台帳の台紙など
最後に
紙の専門店松本洋紙店でもチップボールを取り扱っています。
【https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat104 】
用途としては、以下のようなものに使って頂いています。
- お菓子やティッシュの箱
- 紙器
- 保護用の台紙
- カルトナージュ、クラフト用
- 本の表紙
- 芯材
商品の特徴は以下のようなものです。
商品の台紙や折り曲げたくない写真作品の保護などには最適です。安っぽくしたくない場合は片面白や両面白というタイプもあります。
- 古紙を主原料とした積層紙
- カラーは3種類展開(両面ねずみ、片面白、両面白)
- つや消しタイプのチップボール
- 厚みは3タイプ(0.6mm、1mm、2mm)
- お好みのサイズに加工が可能
タイプ、サイズどちらも他の厚みをご希望については、ある程度のロット注文であれば、別途お作りすることも可能ですのでお気軽にお問い合わせください。