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【2023年最新】エプソン・キヤノン上位機種比較!EP-886とPIXUS XK120を徹底解説

プリンタ― EP-886とPIXUS XK120を徹底解説

エプソンのEP-886とキヤノンのXK120は、どちらも2023年発売の新作プリンターです。両メーカーの上位機種に位置付けられる製品ですが、それぞれ異なる特徴を持っています。

この記事では、2機種をピックアップし、比較しつつそれぞれを紹介していきます。

写真がキレイに印刷できる エプソン「EP-886」

エプソンのEP-886は、染料6色インクを搭載したプリンターです。ライトシアンとライトマゼンタの中間色のインクが加わった分、写真がキレイに印刷できます。写真の色を自動補正する機能も搭載していて、写真プリントや年賀状印刷などの用途に合ったプリンターです。

EP-886の特徴

・写真印刷がキレイな6色インク搭載
EP-886には、写真印刷に適している染料の6色インクを搭載しています。基本となる4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)に、ライトシアン、ライトマゼンタを加えた6色が採用され、空や肌の微妙な色合いを滑らかなグラデーションで表現できます。

・スマホからでも使いやすい
EP-886は、スマホから初期セットアップが可能です。さらに、スマホ・タブレット用アプリ「Epson Smart Panel」も用意され、スマホからでも使いやすい機能を備えています。パソコンを使わなくても、写真印刷や年賀状の作成が簡単にできます。

・コンパクトで部屋になじむデザイン
EP-886は、349×340×142mmのコンパクトなサイズで、部屋に置いても邪魔になりません。スタイリッシュなデザインで、部屋になじみます。カラーバリエーションもホワイト、ブラック、レッドの3色が用意され、ホワイトはマット、ブラックとレッドは光沢のある質感で、部屋の雰囲気や好みに合わせて選べます。

EP-886の仕様

●価格
参考:3万1609円(税込み・Amazon 23/11/28現在)

●ランニングコスト
A4カラー文書:約13.9円
L判写真:約24.8円

●対応インクカートリッジ

KAM-BK ブラック
KAM-C シアン
KAM-M マゼンタ
KAM-Y イエロー
KAM-LC ライトシアン
KAM-LM ライトマゼンタ
KAM-BK-L ブラック増量タイプ
KAM-C-L シアン増量タイプ
KAM-M-L マゼンタ増量タイプ
KAM-Y-L イエロー増量タイプ
KAM-LC-L ライトシアン増量タイプ
KAM-LM-L ライトマゼンタ増量タイプ

※標準タイプ各約700円~、増量タイプ各約1300円~(Amazon 23/11/28現在)

写真にも文書にも強くランニングコストが低い キヤノン「PIXUS XK120」

キヤノンのXK120は、基本4色の染料インクに加えて、顔料インクのブラックを搭載しています。顔料インクは、文字を鮮明に印刷できることに特徴があります。また、印刷コストもかなり抑えられています。その特徴から、家族写真を印刷する一方で、在宅ワークで書類も大量にプリントするニーズにも対応しています。

XK120の特徴

・写真にも文書にも強く、ランニングコストが低い
XK120には、写真印刷に適した染料インクのブラックとカラー3色に加えて、文書印刷に適した顔料インクのブラックも搭載されています。ランニングコストは、A4カラー文書約4.1円、モノクロ約1.6円で、L判写真は用紙コストを含めて約10.0円。写真も文書もコストを抑えて美しく印刷できるプリンターです。

・シーンに合わせてカスタマイズできる「Switch UI」
本体の液晶画面には、「標準」以外に3つのシーン別ホーム画面が設定できます。シーンごとによく使うショートカットボタンを配置してカスタマイズできる「Switch UI」という機能です。初期設定は「仕事」「学習」「ライフ」ですが、ショートカットボタンを入れ替えたり、シーン名を変更したりできます。パスワードの設定も可能です。

・後トレイを搭載し給紙枚数も多い
XK120は、給紙カセットに加えて、用紙対応力が高い後トレイも搭載していています。後トレイでは、普通紙の他、郵便はがきや封筒、シール紙やマグネットシートなども印刷可能です。カセットと後トレイにはそれぞれ普通紙100枚が給紙できるので、印刷枚数が多いときでも、給紙の手間が少なく便利に使えます。

XK120の仕様

●価格
参考:4万3806円(税込み・Amazon 23/11/28現在)

●ランニングコスト
A4カラー文書:約4.1円
L判写真:約10.0円

●対応インクカートリッジ

XKI-N20 PGBK 顔料ブラック
XKI-N21 BK ブラック
XKI-N21 C シアン
XKI-N21 M マゼンタ
XKI-N21 Y イエロー

※顔料ブラック約800円~、ブラック&カラー各約600円(Amazon 23/11/28現在)

EP-886とXK120のスペック比較表

製品名 EP-886 XK120
メーカー エプソン キヤノン
発売年 2023年 2023年
参考価格 3万1609円 4万3806円
本体サイズ
(幅×奥行×高さmm)
349×340×142 372×345×142
印刷速度
(A4カラー文書 毎分)
約10枚
印刷速度
(L判写真)
約13秒 約16秒
印刷解像度
(dpi)
5760×1440 4800×1200
Wi-Fi
自動両面印刷
最大用紙サイズ リーガル A4(後トレイ リーガル)
最大給紙枚数 101枚 200枚
印刷コスト
(A4カラー文書)
約4.1円
印刷コスト
(L判写真)
約24.8円 約10.0円

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エプソンとキヤノンの最新上位機種、EP-886とXK120を紹介しました。

両者を比較すると、EP-886はプリント品質にこだわった製品で、キレイに写真を印刷したいニーズに応えることが分かります。一方、XK120は印刷品質とともに低ランニングコストも追及した機種で、在宅ワークにも使う人向けの機種といえます。

2機種ともに上位機種に位置付けられる製品ですが、それぞれの特徴は異なる製品です。購入を検討する際は、使い方に合わせて選んでください。そして、最新プリンターで使用する用紙のご用命は、ぜひ松本洋紙店に!

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