デスクワークには欠かせないコピー用紙。棚の上などに無造作に置いてしまっていませんか? コピー用紙は大量に購入する一方、使う頻度も高く、収納場所に悩む方も多いのではないでしょうか。
コピー用紙を収納するにあたって重視したいのは、使いたいときにサッと取り出せるのはもちろん、できれば用紙の劣化なども防ぎたいところ。そこでこの記事では、頻繁に使うコピー用紙を、取り出しやすくきれいな状態で収納する方法をご紹介します。
ベストな収納場所はここ!引き出し式のケース
コピー用紙は、できるだけ寝かせて収納するのが理想的。とはいえ、ホコリを避けるためにフタつきの箱に入れてしまうと、使うときにいちいちフタを開けなければならず、面倒です。引き出しのついたケースに収納すれば、用紙をホコリから守りながら、必要なときにはスムーズに取り出せます。
また、コピー用紙のサイズごとに引き出しの段を変えておくと、目当てのサイズの用紙をすぐに取り出せます。サイズを書いたラベルを引き出しに貼っておけば、いちいち引き出しを開けなくても用紙のサイズを確認できます。
引き出し式ケースのサイズは、コピー用紙の束が余裕で収まるものにしましょう。取り出しやすくするためには、ジャストサイズではなく、数センチ大きめにするのがポイントです。
この手の引き出しには複数の段が連結したタイプや、1段ずつ積み重ねるタイプなどありますので、ふだんの使い方に合ったものを選んでみてください。キャスター付きのものだと、掃除などで移動させるときに便利です。
ファイルボックスに立てて収納!省スペースに
コピー用紙を寝かせて置くスペースがない場合は、ファイルボックスを利用して、立てて収納する方法もおすすめです。
ただし、用紙が曲がったり折り目がついたりすると、プリンターで紙詰まりが起きることもあります。100円ショップのファイルボックスには仕切りがないことが多く、用紙の枚数が少ないと自立できません。それを解決するために、同じく100円ショップで買えるプラダン(プラスチック製ダンボール)を使ってひと工夫してみましょう。
プラダンを、底が1~2cmの幅になるように折り曲げたら、両脇をテープでとめてポケット状のものを作ります。それをファイルボックスの中にセットしてコピー用紙を入れれば、曲がる心配もありません。このポケットをいくつか作ると、種類の異なるコピー用紙を分類して収納することもできます。
コピー用紙を収納する際の注意点
コピー用紙をベストな状態で使うため、収納・保管する際には、次の2点に気をつけてください。
・直射日光に当てない
・湿気を避ける
コピー用紙が直射日光に長時間当たると、紙に含まれる成分との化学反応によって変色してしまいます。包装紙から出した状態で日光にさらすのはもっとも危険です。ケースに収納するときも窓際に置くのは避けたり、カーテンで遮光したりして直射日光が当たらないようにしましょう。
また、湿気が多い場所もNGです。コピー用紙は湿気を含むとしわができたりカビが映えたりする原因になります。紙同士もくっつきやすくなり、給紙がスムーズにできなくなることもあるので、加湿器の蒸気が当たる位置などには注意が必要です。ケースなどに収納するときに、乾燥剤を一緒に入れるのもおすすめです。
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コピー用紙はよく使うものだからこそ、取り出しやすい収納にしたいですよね。それと同時に、曲がったり変色したりしないよう、用紙の管理方法にも気を配りたいものです。快適な印刷・コピー業務をこなすためにも、コピー用紙を上手に収納・保管しましょう。
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