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アレンジ次第でおしゃれに!店舗サービスに取り入れたいクラフト包装紙のアイデア

クラフト包装紙の活用法

茶色くてざらっとした手触りが特徴の「クラフト紙」。ラッピングやメニュー、緩衝材、紙袋など、実は日常生活のさまざまな場面で使われていることをご存じでしょうか?

そのまま使えばナチュラルでシンプルに、ひと工夫するとおしゃれな雰囲気に仕上がる用紙を、この記事では上手な使い方とともにご紹介します。

この記事では、印刷できるクラフト包装紙を、飲食店やショップにてサービスとして活用するアイデアをご紹介します。

クラフト紙の特徴は?

クラフト紙の特徴
クラフト紙は、化学パルプを原料として作られた紙です。基本的には漂白剤を使っていない(未晒)ため、原料の茶色がそのまま残っています。

繊維が長いことで、破れにくく強度が高いのが特徴。クラフト紙の語源はドイツ語で「強度」を意味する「kraft」であることからも、その丈夫さがうかがえます。

手触りはざらざらしていて、印刷すると独特のあたたかみのある仕上がりになります。ナチュラル、オーガニック、エコなどのイメージがあるので、関連性の高いショップのアイテムに利用すると印象が良くなるのではないでしょうか。

クラフト紙を使ったアイデアいろいろ

ナチュラルな風合いと丈夫な性質を持つクラフト紙は、アイデア次第でお店のサービスに役立ちます。クラフト紙を使った、サービスのアイデア例を見ていきましょう。

ラッピング

クラフト紙でラッピング
クラフト紙を使ったラッピングは、こなれた雰囲気でおしゃれな印象になります。きっちりではなく、ラフに包んだり飾ったりするほうが、クラフト紙の良さが出せます。ラッピングではなく、クラフト紙で紙袋を作って、そこに商品を入れるのもいいアイデアです。

好きな模様や文字を印刷する

クラフト紙に模様や文字を印刷すると、白い紙とは違った味のあるデザインに仕上がります。おしゃれなデザインのテンプレートを、無料で配布しているサイトを利用すると簡単に作れます。

クラフト紙は英字やかすれた文字、手書き文字と相性が良く、アンティークやシャビーな雰囲気が合います

スタンプを押す

クラフト紙を飾るには、スタンプもおすすめ。あたたかみのあるオリジナルデザインで、消しゴムハンコを手作りして押すのはいかがでしょうか。スタンプはかすれた部分も味わいになって、クラフト紙の雰囲気にぴったりです。白いインクも合います。

マスキングテープ、シールを貼る

マスキングテープも、アレンジの幅が広いアイテムです。かわいい柄のテープを、クラフト紙にリボンを掛けるように十字に貼ったり、紙袋が開かないように小さく留めたりするのに利用すると、凝った感じになります

クラフト紙の良さを生かすためにも、マスキングテープを貼り過ぎないように注意してください。あくまでアクセント程度にとどめておくのがポイントです。

マスキングテープの代わりに、シールを使う方法もあります。ラッピングした商品の右上に、細幅のリボンやファンシーヤーン(変わり糸)を小さなシールで留めてみましょう。存在感のあるシールなら、目立つところに貼るのもアリです。

麻ひも、毛糸、リボンで結ぶ

商品を梱包したり紙袋に入れたりした後、麻ひもや毛糸で封をするのもおしゃれです。袋に穴を開けてひもを通したり、ざっくりと巻き付けて結んだりしてもあたたかみのある仕上がりになります。

麻ひもは、シンプルでナチュラルな雰囲気に合います。あえてカラフルな毛糸を巻くのも、アクセントになって◎。

麻ひもや毛糸の代わりにリボンを使うと、少しあらたまったラッピングになります。光沢のあるサテンリボンや、薄く透き通ったオーガンジーリボンで結ぶと、上品で豪華な印象にでなりそうです。

植物で飾る

ナチュラルなクラフト紙は、植物との相性も抜群です。麻ひもを巻き付けた後に少し植物を差し込むと、アクセントになります。使う植物はフレッシュなものでも良いですが、あつかいやすさを考慮すると、ドライフラワーやドライフルーツがおすすめです。

レースペーパーと組み合わせる

そのままだと、ちょっと飾り気のないクラフト紙。華やかながらも、清楚なレースペーパーとも好相性です。繊細なカットワークがアクセントになって、かわいらしさを演出。クッキーやチョコレートなどのお菓子を入れるのに適しています。

緩衝材

緩衝材として使えるクラフト紙
強度の高いクラフト紙は、緩衝材としてもよく使われます。緩衝材は、陶器やガラス製品などの割れ物をラッピングする際に必要です。使い方は、クラフト紙を手でくしゃくしゃっと丸めるだけでOK

環境に配慮した製品を扱うお店では、緩衝材にもクラフト紙を使うとお客様に良い印象を与えられそうです。

お菓子や雑貨などを箱詰めするときに、見栄え良く緩衝材を使いたいなら、クラフト紙をシュレッダーにかけて細く切ったものを使いましょう。切る前に英字印刷しておくと、見た目が華やかになります。

クラフト包装紙は軽量なので、商品を郵送する際に使うと、輸送コストが抑えられるのもメリットです。

洋風のメニュー、ランチョンマット

カフェやレストランのメニュー表にも、クラフト紙を使えばおしゃれになります。お店や料理の雰囲気に合ったフォントで印刷しましょう。小規模なお店なら、アットホーム感を演出する手書きもおすすめです。

クラフト紙で作る、ランチョンマットもお客様に喜ばれます。ひとつひとつ、手書きでお客様へのメッセージを書けば、特別感も出ておもてなしにぴったりです。使い捨てもできて、清潔な点もいいですね。

濃い色のクラフト紙には、白いペンも合います。かすれても味になるので、ぜひ試してみてください。

チラシ、パンフレット

自然食品専門店、オーガニック系のお店などのチラシやパンフレットには、クラフト紙がうってつけです。ざらざらした手触りのチラシを手に取ってもらうだけで、ナチュラルなお店のイメージを与えられるでしょう。

クラフト紙を使ったパンフレットでよく使われるのは、三つ折りタイプです。情報を詰め込み過ぎず、余白を生かして作るのがおすすめです。

メッセージカード、ショップカード

クラフト紙でオリジナルカードが作れる
お客様の印象に残る、センスの良いメッセージカードやショップカードも、クラフト紙で作り出せます。オーガニック系のお店はもちろん、飲食店や雑貨店、ヘアサロンなど、どんな店舗にも合います。

クラフト紙の素朴な風合いを生かすために手書きをしてもいいですし、無料のテンプレートサイトやデザインアプリを利用して印刷するのもアリです。スタンプを押してアクセントにすると、さらにオリジナル性が高まります。

封筒

オリジナル封筒が作れる
一般的な「茶封筒」はクラフト紙でできていますが、工夫するともっとおしゃれな封筒になります。無料のテンプレートを使うほか、茶封筒にはない形に変形させたり、スタンプを押したりするだけでも印象が変わります。

テトラ型のように立体的な手作り封筒は、ラッピングにも使えます。

好みのサイズに裁断できるクラフト紙・包装紙

松本洋紙店で取り扱っているクラフト紙・包装紙は、ダークブラウン(未晒)、ライトブラウン(半晒)、白(晒)の3種類です。いずれも強度が高く、包装や梱包資材に向いています。各種サイズ取り揃えていますが、お好みのサイズに、裁断加工も可能です。

断裁加工の加工賃は1100円(税込)ですが、名刺のような1辺99mm以下の加工については、特別断裁加工として2200円(税込)かかります。

【参考】
クラフト包装紙
断裁加工について

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素朴な風合いで丈夫なクラフト紙は、ほかの材料と組み合わせたりひと手間加えたりするだけで、おしゃれなアイテムに変わります。効果的にお店を演出する道具として、ぜひご活用ください!

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