テレワークや在宅学習の普及により、自宅で書類や教材を印刷する場面も増えてきましたこれを機に、プリンターの導入や買い替えを検討している方も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介するエプソンのEW-M873Tは、エコタンク搭載のフラッグシップモデル。エプソンダイレクトショップの販売価格は税込み6万6000円と、家庭用のインクジェットプリンターとして考えると、かなり高めの価格設定です。
しかし、1~2万円で購入できるプリンターだと1枚あたりの印刷料金(ランニングコスト)は総じて高い傾向にあるのですが、このモデルだと圧倒的に低価格で済みます。また、従来のエコタンク搭載モデルよりも画質が向上し、作品としての写真印刷も満足のいく仕上がりになっています。
そんな、高級機だけど長い目で見るとお財布に優しい、EW-M873Tの特徴をひとつずつ紹介していきます。
6色インクと「Advanced-MSDT」で写真も文書もキレイ
EW-M873Tのインクには6色の「ClearChrome K2 Plus インク」を採用しています。これは基本となる4色に染料インクのシアン、マゼンタ、イエロー、フォトブラックを、追加の2色に顔料インクのマットブラック、染料インクのグレーを加えた構成となっています。
染料インクが鮮やかで光沢感のある色を再現し、2種類のブラックインクとグレーインクの組み合わせが、モノクロ印刷の表現も豊かにしてくれます。また、顔料ブラックインクは普通紙でのにじみが少ないので、文書もキレイに仕上がります。
凹凸があり、染料インクだけでは表現が難しいアート紙「Velvet Fine Art Paper」との相性も抜群。顔料ブラックインクが高いコントラストを再現して、全体を引き締めます。
エプソンのインク技術「Advanced-MSDT」では、プリントに応じてひとつのノズルから3~5種類の異なるサイズのインクを噴射。その結果グラデーションがなめらかになり、人の肌も自然に再現します。
前面カセットや背面トレイから給紙ができるほか、最大1.3mm厚さの用紙に対応する手差しストレート給紙や、CD・DVDのレーベルプリントも可能です。
低コスト&大容量インクタンク搭載で大量印刷もおまかせ
インクタンクは大容量のエコタンクを搭載しています。それにより印刷コストが抑えられ、A4カラー文書が税込み約1.8円、L判写真は用紙代込みで約7.6円です。カメラ専門店やコンビニではL判が30~40円ほどなので、その安さは歴然。また、2回目以降に購入したインクボトルを使えば、A4カラー文書が約6200ページも印刷できます。
インクタンクは独立型なので、なくなった色だけを追加すればOK。70mlのインクボトルをタンクに挿すだけで注入が開始され、満タンになると自動で止まります。手を汚さずに済むからインクの補充も気軽にできます。
最大給紙枚数は、普通紙で150枚。自動両面印刷にも対応しているので、大量印刷が必要なときでも手間なくスピーディー。
大容量のエコタンクを搭載していながら、本体はスッキリとしたデザイン。収納時のサイズは幅×奥行×高さが約403×369×162mmとコンパクトで、リビングなどに置いても場所をとらず、インテリアにもなじみます。
初期セットアップから印刷までスマホひとつで簡単!
EW-M873Tは、スマホ(iOSのみ)対応の「Epson Print Layout」に対応しています。これはAdobeRPhotoshop®やLightroom®などでレタッチした画像のレイアウトやカラー設定、プレビューから印刷までが簡単にできるソフトです。
また、スマホ専用アプリ「Epson Smart Panel」を使うと、スマホでプリンターの操作ができます。Wi-Fi設定などのプリンター初期セットアップも、マニュアルなしでスマホから簡単に完了。スマホで撮影した写真も、メールやSNSで送られてきた写真も、パソコンを介さず直接印刷できます。
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高い性能を備えている上に、抜群のランニングコスト。EW-M873Tがあれば、仕事の質も効率性も上がりそうです。普段から印刷枚数が多いうえに、画質の良さも求める方は検討してみてはいかがでしょうか。
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