2022年2月にエプソンから新しいプリンターが3機種発売されました。6色インクを搭載したモデルで、写真や文書がキレイに印刷できます。サイズもコンパクトで、スマホからでも手軽にプリントできる、イマドキの使い方にピッタリ合った製品です。
この記事では、そんな新製品プリンタを紹介しつつ、どんなシーンで使うのか、またそれに合わせたベストな用紙選びについてご提案します。
エプソンの新作プリンターの特徴
エプソンの新作プリンターは、EP-884AW/AB/AR、EP-814A、EP-714Aの3機種5モデルです。EP-884Aのみホワイト、ブラック、レッドの3色がラインナップされています。
搭載しているインクは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色に、ライトシアン、ライトマゼンタを加えた6色インクです。基本のCMYKにライトシアンとライトマゼンタが加わったことで、空や人の肌の微妙な色合いをキレイなグラデーションで再現できます。
EP-884Aは、今回の新作プリンターの上位モデルで、L判写真を約22.7円、約13秒で印刷できます。ランニングコストは、インクと用紙の合計コストです。4.3型のタッチパネル搭載で操作性もよく、349×340×142mmのコンパクトなサイズです。
EP-814Aは、印刷スピードはEP-884Aと同等ですが、ランニングコストが約32.5円に上がります。2.7型液晶パネル搭載ですが、タッチパネルではないのでプリンター本体で操作するときはパネル脇のボタンを使います。本体サイズは、390×339×141mmと、EP-884Aより少し横幅が大きくなります。
EP-714Aは、今回の新作プリンターの最廉価グレード。ランニングコストはEP-814Aと同等の約32.5円、印刷スピードが約17秒で少し遅くなります。液晶パネルが1.44型とさらに小さくなり、本体サイズは390×338×163mmと少し高さが増します。
EP-884A、EP-814A、EP-714Aと徐々にグレードダウンしていきますが、その分価格は安くなり、Amazon参考価格でEP-884Aは3万3500円、EP-814Aは2万5500円、EP-714Aは1万9500円です。お買い求めの際は、必要な機能と価格とのバランスを考えて選ぶと良いでしょう。
スマホで撮った写真を卒業や入学の記念写真をラクラク印刷
今回発売された新機種のウリの一つが、スマホからでも簡単にプリントができることです。スマホ・タブレット専用アプリ「Epson Smart Panel」も用意されていて、スマホで撮影した写真が、パソコンがなくても簡単にプリントできます。
初期セットアップも、アプリによるチャット形式のガイドに従うだけ。スマホとの接続も、Bluetooth LEやQRコードを使って簡単に行えます。
これからの時期は卒業や入学のシーズンを控え、記念写真などを撮影する機会が増えます。家族の写真をプリントして飾ったり、離れて暮らす祖父母に印刷した写真を送ったりするには、プリンターがあると便利です。
エプソンの新作プリンターとスマホで簡単でキレイな写真印刷を楽しんでください。もちろん文書もキレイに印刷できるので、テレワークや在宅学習でも大いに役に立ちます。
キレイな写真印刷には用紙もポイント
写真をプリントして楽しむには、用紙も大きなポイントになります。というのも、写真は普通のコピー用紙に印刷しても色が沈んでしまううえに、大量のカラーインクを吸収して紙がヨレてしまうからです。
写真を高画質で印刷する、おすすめの用紙の1つが印画紙です。プロも使用する専用紙で、表面がレジンコーティングされています。光沢タイプと絹目調の半光沢タイプの2種類があり、一般的に写真印刷に使うフォト光沢紙よりも高級感のある仕上がりになります。
松本洋紙店では、L判やハガキサイズのような一般的な写真のサイズのほか、A4やB5といった家庭用のプリンターで印刷可能なサイズ、さらに大きなA1やA2といった大判サイズまで、さまざまなサイズの印画紙を販売しています。
用紙が違うだけで写真の印象は大きく変わります。より繊細で美しい写真をプリントするために、ぜひ普段とは違った用紙も試してみてください。
本ブログで印画紙について解説した記事があります。印画紙以外の用紙と印刷クオリティも比較しているので、用紙をお買い求めの際は、ぜひそちらも参考にしてください。
↓↓↓プロカメラマンご愛用! ワンランク上の紙を松本洋紙店Youtubeチャンネルにて解説しています!↓↓↓