期間を限定した商品や旬の食材を使った、その季節ならではのメニューは、お客様にとって魅力的なものです。飲食店ではとくに、そういった「今だけ!」の限定メニューを用意しているところは多いのではないでしょうか。
通常のメニューは作成や印刷を業者に頼んでいる場合も多いかと思いますが、限定メニューも業者に頼むと、時間もコストもかかりますよね。それなら、手持ちのパソコン・スマホとプリンターでチラシやメニューを自作するのもアリかもしれません。
というわけで今回は、自分でチラシ・メニュー表を作るメリットや作成のコツ、おすすめの用紙をご紹介します!
チラシ・メニューを自分で作成するメリット
チラシ・メニューを自分で作成するメリットは、なんといってもコストを抑えられることです。業者に頼むとそれなりの金額がかかりますが、自分で作って印刷するなら、費用がインク代と紙代の実費だけで済みます。
また、デザインから印刷まで業者に作成を依頼すると、できあがりまでにはある程度の期間が必要です。その点、自分で作成すればその日にでも印刷可能です。デザイン作りが苦手な人でも、ネットでダウンロードできるテンプレートを使えば、見栄えのいいチラシやメニュー表が簡単に作れます。
自宅のプリンターで印刷すれば、少量ずつ刷って必要なときすぐに足せるのもメリット。たくさん刷ったのに販売期間が終わってチラシが余ってしまった…なんて自体も防げます。
お客さんに注目してもらうためのチラシ・メニュー作りのコツ
せっかく期間限定商品を用意するなら、できるだけたくさんの人に利用してもらいたいですよね。ここでは、お客さんを惹きつけるチラシ・メニュー表作りのコツをご紹介します。
●とくにおすすめしたい商品だけを大きく載せる
チラシやメニューに載せる商品がいくつかある場合、写真や文字をすべて同じ大きさにしてしまうと、お客様はどれを選んでいいかわからず迷ってしまいます。すべて自信のある商品だとしても、見せ方にメリハリをつけることが大事です。とくに利用してほしいものだけを選んで、目立つように大きく配置しましょう。
●お客様の視線の流れを意識した配置にする
通常、横書きのチラシ・メニュー表を手にとったとき、お客様の目線の動きは左上から右へと進み下の段へZを描くように移っていきます。左上にあるものが最初にお客様の目に入る可能性が高いので、イチ押し商品は左上へ大きく配置しましょう。次いでサイドメニューやサブとなる商品などを載せて、最後は店舗の場所やクーポンなど、細かな情報へと誘導していくと、見やすいレイアウトになります。
●おすすめする理由を一言添える
いくら大きく目立つように配置しても、写真と商品・料理名を載せただけでは、お客様にその商品の魅力は伝わりきりません。なぜそれをおすすめするのか、使用している素材や味、使用感などを書き加えて、お客様が商品を利用したくなるような想像をかき立たせましょう。
チラシ・メニューにおすすめの用紙3選
チラシ・メニュー表はデザインや内容も大事ですが、印刷する用紙を替えることでも、お客様に与える印象をよりよくできます。ここでは、普通のチラシ・メニューとは一味違うおすすめの用紙3点をご紹介します。
MSパールiJ
まるでパールのような輝きを持つ美しい紙。見る角度を変えると輝き方も微妙に変化します。特別感を演出できるので、優良顧客へのチラシや豪華な特別メニューにピッタリです。モノクロでシンプルに印刷するだけでも高級感を演出でき、トナー・インク代の節約にもなります。
【参照】
MSパールiJ
里紙
日本の里山をイメージして作られた和紙風の紙で、素朴なぬくもりが感じられます。和食料理店のメニューやお酒、和菓子などのチラシにすると、雰囲気のある仕上がりに。表面にわずかな起毛感があり、手触りからも温かな印象を与えられます。
【参照】
里紙
色上質紙
コピー用紙のような質感の紙で、30色以上ものカラーが用意されています。通常のメニュー・チラシと色を変えて差別化したり、季節に合った色を使ったりと、豊富なカラーバリエーションを生かした使い方が可能。厚みもコピー用紙くらいからハガキほどまで6種類があり、用途に合わせて選べます。比較的価格が安いのも特徴で、コストを抑えながら印象的なチラシ・メニュー表を作りたいときに最適です。
【参照】
色上質紙
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チラシやメニュー表を自分で作るのは、初めてだと素人には無理そうに感じますが、コツがわかればそう難しくありません。自作のメリットはたくさんありますので、あつかう商品やメニューに合わせた紙を使って、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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