契約書のサインに万年筆を使うのって、あこがれますよね。長きにわたって保管される契約書には、できればキレイにサインを書きたいもの。市場には様々な万年筆がありますが、サインを書くのに適している万年筆ってあるのでしょうか?
この記事では、契約書など大事な書類にサインするときに適している万年筆の特徴を解説します。さらに、サイン用におすすめの万年筆5選も紹介するので、ぜひチェックしてください。
サインするときに適した万年筆は?
万年筆のペン先の太さは一般的にEF(極細)、F(細)、MF(中細字)、M(中字)、B(太字)の5段階があり、用途によって適した太さがあります。このなかでも、契約書など大事な書類にサインするときにおすすめなのが、「太字の万年筆」です。
太字の万年筆がおすすめの理由
太字の万年筆は、濃くしっかりした文字を書けるため、契約書などの大事な書類にサインをするときに適しています。また、万年筆特有の表情のある字を書きやすく、サインした人の個性を表現出来ます。万年筆を愛用する方のなかには、太字の万年筆を使うとゆったり文字を書く感覚を味わえ、一筆一筆丁寧に書けるという方もいます。
サイン用の万年筆を選ぶなら、ペン先の素材もチェック!
より本格的な書き心地や、万年筆特有の滑らかな文字を求めるなら、しなりがある柔らかなゴールド素材のペン先を選ぶと良いでしょう。初心者の方や、ボールペンに近い書き心地が好みの方なら、スチールなどしなりの少ない固めの素材のペン先を選びましょう。
サインをするときにおすすめの万年筆5選
ここからは契約書にサインする時に使いやすい、おすすめの万年筆5選をご紹介します。
14種のペン先から好みのものが選べる PILOT カスタム743
なんとEF・F・SF・FM・SFM・M・SM・B・BB・C・PO・FA・WA・SUの14種類ものペン種から選べる(ディープレッド軸はEF・F・M・Bのみ)、ベーシックタイプの万能万年筆。14Kの大型14号サイズのペン先が織りなす、しなやかでゆったりとした本格的な書き心地を堪能できます。サイン用にはB以上の太字のペン種がおすすめです。
漆仕上げで高級感たっぷり PILOT カスタム URUSHI
PILOTのカスタムシリーズ最高峰と言われる、漆仕上げの万年筆です。高級さと貫禄を感じるこの特別な万年筆でサインをすれば、気分が上がること間違いなし。ペン先は18Kの大型30号ペンを使用しており、万年筆特有のしなりを楽しめます。ペン種はFM、M、Bの3種類から選べます。
安心の国産!初心者にも書きやすい センチュリー ロジウムフィニッシュ
漢字が書きやすいように設計されている国産メーカーの万年筆で、ペン先のしなりが少なく、初心者さんにもスラスラ書きやすいのが特徴。インクの乾燥を防ぐ「スリップシール機構」搭載で、インクをフレッシュなまま使えます。ペン先は14Kの大型で、ペン種はUEF(超極細)からEF、F、SF(細軟)、M、B、C(極太)の6種類から選べます。
洗練されたシンプルさが美しい LAMY aion black
モダンデザインの名匠、ジャスパ―・モリソンがデザインしたシンプルかつ機能美を実現した万年筆です。ペン先は強度の高いスチール製で、ペン種はF、FM、Mの3種あります。サイン用に使うならM(中字)がおすすめです。
格式の高さを感じる、とっておきの1本 Montblanc マイスターシュテュック ル. グラン
1900年初頭から続く、老舗メーカーの最高峰万年筆。ゴールド仕上げのクリップが、高級感を添えます。しなやかで本格的な書き心地が楽しめる14Kのペン先は、こだわりの手作業で仕上げています。歴史ある格式高い万年筆なので、大切な書類のサインにぴったりです。
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以上、サインをする時に適しているおすすめの万年筆のご紹介でした。万年筆でサインをすると、品格が上がった気分になれます。すでに万年筆を持っている人も、この機にサイン用の特別な万年筆を用意してみてはいかがでしょうか?
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