電子メールはすっかり浸透し、いまやビジネスでもプライベートでも、欠かせない連絡ツールになりました。なかでもGmailは知名度の高いサービスですが、単にメールを送受信するだけで終わっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ショートカットキーを始めとして、Gmailをより使いこなすための便利機能を紹介していきます。
Gmailをショートカットキーでカスタマイズ
Gmailには、多彩なショートカット機能が用意されています。これらを使いこなすことで、より効率的にメールを管理できます。慣れればキーボードだけでメールの操作が可能になり、いそがしいビジネスシーンや効率を求める個人ユーザーにとっては、必要不可欠なスキルとなるでしょう。
ここからは、便利なショートカットを厳選して紹介します。
Gmailメール管理画面で「Shift+? 」を押すと、Gmailで使えるショートカットキーの一覧が表示されます。
一覧を見てみると、すぐに使えるものと、有効化することで使えるものがあります。
「Shift+? 」で表示したショートカットキー一覧を下にスクロールすると、制限されているショートカットキーも画面上部のバーから有効化できます。
Gmailの使いやすいショートカットキー一覧
定番から意外と知られていない便利なものまで、使いやすいショートカットキーを以下に紹介します。
●メール作成画面にて
・Ctrl+S:下書き保存
・Tab+Enter:メール送信
・Ctrl + z :元に戻す
・Ctrl + y :やり直す
・Ctrl + b :太字
・Ctrl + i :斜体
・Ctrl + u :下線
・Alt + Shift + 5 :取り消し線
●メール内移動
・g 次に i:[受信トレイ] を開く
・g 次に t:[送信済みメール] を開く
・g 次に d:[下書き] を開く
・g 次に a:[すべてのメール] を開く
・g 次に c:[連絡先] を開く
・g 次に k:ToDo リストに移動
・g 次に f:検索フィルタに移動
・g次にc:連絡先へ移動
・g次にt:送信済みメールへ移動
・/:検索ボックス入力画面へ移動
・c :作成 (shift+cで新規ウィンドウで作成)
・j:古い方へカーソル移動
・k:新しい方へカーソル移動
・x:メールを選択、または選択解除できる
・*+a:すべてのメールを選択する
Gmailでほかのプロバイダメールも一元管理
Yahoo!メールを始めとする、ほかのプロバイダのメールアカウントを、Gmailで一元管理できます。複数のメールアカウントを管理する手間が省けるので、かなりの効率化につながります。
仕事用や個人用、学校用などをGmailにまとめることで、メールの見落としを防ぎ、返信やフォローアップのタイミングを逃しません。さらに、Gmailの検索機能を活用すれば、すべてのメールを検索してお目当てのものを見つけやすくなります。
メールアカウントをGmailに登録する方法
ここからは、Yahoo!メールを例に、Gmailでほかのプロバイダのメールアカウントを受信する手順を紹介します。
1. Gmailの設定を開く
「アカウントとインポート」タブをクリックし、「メール アカウントを追加する」をクリックします。
2. Gmailで受信するYahoo! メールアドレスを入力
「名前」にはYahoo!アカウント名を、「メールアドレス」にはGmailで受信したいYahoo!メールアドレスを入力し、「次のステップ」をクリックします。
3. 接続方法を設定する
「SMTPサーバー」に「smtp.mail.yahoo.co.jp」を、「ポート番号」は「465」を選択。「ユーザー名」には Yahoo!アカウント名を、「パスワード」にはYahoo!アカウントログイン時に使用するものを入力します。入力後、「変更を保存」をクリックします。
4. Yahoo! メール側に確認メールが送信される
登録したYahoo!メールアドレスに、確認用メールが送られます。Yahoo!メールへ移動し、メールを開封します。
5. 確認メールを開き、リンクをクリックする
赤枠部分のリンクをクリックします。
6. Gmail確認画面にて確認する
確認ボタンをクリックします。
7. Gmail確認完了画面の表示
確認をクリックし、画面が変わりました。これでGmailにてYahoo!メールを受信できるようになりました。
***
ショートカットキーを駆使し、あらゆるメールをGmailで一元管理できるようになると、作業効率が格段に向上するはずです。
Gmailには今回ご紹介した機能以外にも、ユーザーを助けてくれる便利機能がたくさんあります。例えば、タグ機能や振り分け機能など、どんどん自分専用にカスタマイズできます。より効率的にメールを管理していきましょう!
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