こんにちは! ボードゲームショップ店員の経歴を持つ「たかみぃ」です。
この記事では、元プロの観点から、“ビジネスに活かせる”テーマのボードゲームやカードゲームをご紹介していきたいと思います。
今回は「職場のコミュニケーションに役立つ」ゲームとして、「はぁって言うゲーム」をピックアップしました。ちょっと変わった名前ですねえ…いったい、どんなゲームなんでしょうか?
同じ「はぁ」でも演じ分けが必要
このゲームを一言で表すなら、自分に割り当てられた“演技”に沿って、同じ言葉を演じ分けるゲームです。
言葉と言い方の演技がたくさん書かれたお題カード(THEME CARD)の中から、アクトカード(ACT CARD)で決められた自分の担当する演技に沿って指定の言葉を言い、それをほかのプレイヤーに当ててもらいます。
たとえば、お題カードが「はぁ」であれば、
A:なんで?の「はぁ」
B:力をためる「はぁ」
C:ぼうぜんの「はぁ」
のように、指定の言葉の下に演技一覧が書かれています。
各プレイヤーには、AーHのアルファベットが書かれたアクトカードが、秘密裏に配られます。これは自分だけが見て、ほかの人に見せてはいけません。
Aのアクトカードを受け取った人は「A:なんで?」の「はぁ」の担当になります。Aの担当であることは秘密にしたまま、演技だけでA:なんで?の「はぁ」であることを、ほかのプレイヤーに当ててもらいましょう。
もちろん声に出せるのは「はぁ」の一言のみ! 表情は変えていいですが、体の動作は禁止です。
より多くのプレイヤーに「Aでしょ!」と演技を当ててもらうほど、高得点になります。当てる側も、多くの人の演技を当てるほど得点が入ります。お題には「はぁ」以外に、「いやー」や「ヤバい」など、さまざまなものがあります。
ここまでの流れを全員が時計回りにやって、いちばん得点を獲得した人が勝者です。
隙間時間でコミュニケーション改善!
- 1ゲームは10分から15分と休憩時間で遊べる
- ゲーム初心者も安心!演技をして当て合うだけのシンプルなルール
- 場所もとらず、小さなテーブルひとつでOK!
- 表情を観察するので、その人の意外な一面が見えて盛り上がる
ちょっとした隙間時間に、最大8人で遊べます。職場の交流が不足していると感じたら、コミュニケーション改善の手段としていかがでしょうか?
こちらのゲーム、じつは大ヒット作品で、さまざまなバージョンがあり、シリーズ化されています。Youtuberや芸能人もプレイ動画を上げているので、そちらを視聴してプレイ感をつかむのもおすすめです!
参考価格:1,760円(税込)
対象年齢:8歳以上
プレイ人数:3~8人
プレイ時間:約15分
メーカー:幻冬舎