すっかり寒くなって、もういくつ寝ると…という時期になりましたね! お正月の準備はバッチリでしょうか?
お年玉を入れる小さな袋のことを、「ポチ袋」と言います。
お年玉だけじゃなく、お礼やお祝いなどを入れて渡すのにも使え、さいきんはキャラクターの絵柄や飾りのついたもの、仕掛けのあるものなど、バラエティに富んだデザインの商品が販売されています。サイズも子ども用に硬貨の入る小さなものから、お札を折らずに入れられる大きなものまで、たくさんありますよね。
そんなポチ袋、けっこう簡単に手作りできるって知ってましたか?
手作りポチ袋が意外とおすすめな理由
「イマドキ100円ショップでも、たくさんかわいいの売ってるし、別に手作りなんてしなくてもいいんじゃないの?」と思われる方も多いかもしれません。でも、手作りは「手作りならでは」の良さがあるんです!
一番の理由は、「必要な枚数だけ用意できる」ところ。市販のポチ袋は大抵、複数枚セットになっているので、使いどころが少ないと余ってしまいがちです。「来年も使えるから!」なんて思っても、いざ使おうとすると「去年と同じポチ袋か…」と、ちょっと気が引けてしまいますよね。
でも、自分で手作りすれば、毎回違ったポチ袋で渡せます。思いっきり好きなように作れて、デザインにも妥協する必要がありません。お年玉を渡す相手の好みや年齢、立場などに合わせて作ることも可能です。「私は不器用だから無理じゃないかな…」なんて心配もご無用。シンプルなものなら誰でも簡単に作れますよ。
紙とプリンターがあればできる!ポチ袋の作り方
ここからは、A4用紙とプリンターを使って、かわいいポチ袋を作る方法をご紹介します。
簡単に作りたいなら、ポチ袋の形のテンプレートを利用するのがおすすめです。次の道具を用意してから始めましょう。
・A4用紙
・カッターまたはハサミ
・定規
・糊または両面テープ
ポチ袋型のテンプレートは、無料でダウンロードできるものがネットでたくさん見つけられます。ポチ袋の展開図が描かれているので、プリントアウトしたらそのまま切って使えるから便利です。
【参考】
キヤノン Creative Park ぽち袋(シンプル)
気に入ったデザインのテンプレートがないという方は、包装紙用のテンプレートを使ってみるのはいかがでしょうか。こちらも「包装紙 テンプレート」で検索すると出てきます。
包装紙用のテンプレートを使う場合は、自分でポチ袋の形を決めなければなりません。形も大きさも自由がきくので、ポチ袋型のテンプレートに欲しい大きさや形がないときも、包装紙用のテンプレートを使うのがおすすめです。
プリントアウトした紙に直接定規を当てても良いですが、ポチ袋の型紙テンプレートを利用して作るともっと簡単です。線を引くときは、こすると消えるボールペン(PILOTフリクション)などを使うと跡が残りません。
作り方は、「包装紙用のテンプレート」でプリントアウトした用紙(ポチ袋本体となる)に「型紙テンプレート」で作った型紙を合わせて、消せるボールペンで線を引きます。線に沿ってハサミで切ったら、折り目を付けましょう。糊や両面テープで貼り合わせて袋状にしたらできあがりです。
ポチ袋が完成したら、水引やリボンを飾ると、より豪華でお正月らしい雰囲気にできます。キラキラしたシールやテープを貼ったり、折り紙で花や蝶などを作って貼り付けたりしても華やかですね。
YouTubeを探すと、折り紙でポチ袋を作る方法も紹介されています。動物や着物など凝ったデザインのものが多いので、手先の器用な方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
「ポチ袋を手作りする」なんて、なかなか思いつきませんよね。でも、ちょっと工夫すれば、好きなデザインや形のポチ袋がこんなに簡単に作れるんです。この機会に、ぜひ試してみてくださいね!