スタッフ日記

忙しい人でも週に30〜40時間の余剰時間を手に入れる方法

今回紹介するのは、「忙しい人がやっている時間の作り方」です。

週に30〜40時間の余剰時間が作れたら、本当にやりたい仕事でサイドビジネスをしたり、趣味をつきつめたり、投資や新しいことを勉強したり、ゆっくりする時間を作ったりもできると思いませんか?

もっと時間が欲しい!と思ったことのある人に読んでもらいたいと思います。

実際の労働時間とのギャップを自覚する

メリーランド大学のある調査では、多くの人が「働いている」と自覚している時間は、実際には働いている時間の平均7~8割の時間しかなかったそう。自分が思い込んでいる時間にはギャップがあるらしいんです。

そのせいで、精神的な余裕がなくなってしまう。精神的な余裕がなくなると、プライベートの時間も仕事の時間も上手く使えなくなってしまう…。という悪循環に陥ってしまいます。

もしかして、仕事以外でも、意外と「やっている」と自分が思っていてもそうでもないこともあるかもしれませんね。

「ながら作業」による時間汚染

そこで考えたいのが、時間汚染という概念です。時間汚染は簡単に言うと「ながら作業」。専門用語ではマルチタスクとも言いますが、それが結果的に時間の浪費につながるそうなんです。

例えば、休みの日なのに仕事のメールに返信したり、動画を見ながらSNSも見る、音楽を聴きながら勉強をする…といったこと。同じ「仕事」でも、企画書を書いている最中に来たメールに気がいってしまうのもそうですよね。

これらは一見、同時にやると効率が良さそうにもみえますが、ほとんどの組み合わせはNGで、せっかくの休みの時間や好きなことをする時間でも満足度がガクッと下がりますし、仕事や勉強も、集中しきれず効率が上がりません。

時間汚染を避けるために

下記にいくつか挙げてみます。簡単なことからちょっと大変なことまでありますが、やってみたい!と思えることがあったら取り入れてみてください。

シングルタスクを意識する

まずはマルチタスクをやめ、1つ1つの行動に集中すること。例えば、仕事をするときは仕事、リラックスするときはリラックスする!といったことです。1時間は「ブログを書く!」と決めたらメールが来ても見ないようにしたり、つい見てしまうという方は、そもそも通知が来ないようにしてもいいかもしれません。本当に緊急なら電話がくるでしょう、などと考えてみてもいいかもしれませんね。

マインドフルネスを習得する

最近色んなところで耳にするマインドフルネス。瞑想などを練習して、「現在の瞬間に集中」するトレーニングです。注意力や集中力をUPさせる効果があるそうです。使えるようになるまではつい気が散ってしまいそうですが、習得しさえすれば人生が変わったという話もよく聞きます。

「やらない」リストを作る

よく聞く、「ToDoリスト」ではなく、反対の、「Not-To-Do リスト」です。ToDoリストって、作ったはいいけれどすべてが終わることはあまりないそうで、半分以上が終わらないこともありませんか?Not-To-Do リストでは、やらない!ことを考えて決めることで、本当に重要なこと、やりたいこと、すべきことに集中できるようになります。単にやらなくていいことでなければ、外注もありですね。

時間のかかることを一度やめてみる

最も時間を生む余地があるのは、「とても時間のかかっていることをやめる」ことです。普段の生活でかなり時間がかかっていて、一時的にでも、辞められること、ありませんか?趣味でも仕事でも一時的にやめてみて、心理的な余裕を生むことで、他の重要なことに集中できます。

え?と思うかもしれませんが、ただダラダラ続けるのではなく、辞めてみると、「これはなくても良かったかな。」とか、「これはやっぱり再開したいな。」とも思えます。本当に辞めなくても、「辞めてみようかな」と真剣に考えることでも何か得られることがありそうな気がしませんか?

そして、心理的な余裕が生まれると、他のやりたいことに取り掛かれたりしますし、その後再開するときにもっと良いやり方で始められたりすることもあるそうですよ。

まとめ

この研究で「時間が汚染される」という言い回しを初めて聞いて、「なるほど、面白い。」と思いました。時間の使い方が人生の質を左右することを考えると、定期的に時間の使い方を見直すことはやっぱり大事だなと思います。無駄に過ごしてしまっているかもしれない数十時間(!!)。有効に活用して、一度しかない人生を本当に大事と思えることに使って、さらに充実した生活を送りたいですね。