IP3600を使っている方、インクの減りが気になっていませんか?特に、顔料の黒インク(BCI-320BK)ばかり減って、染料の黒インク(BCI-321BK)が余ってしまうという悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
インクジェットプリンターを使っていると、どうしてもよくなくなるインクとなかなかなくならない色のインクがあります。少し昔のプリンターではありますが、
キャノンのインクジェットプリンターIP 3600と言うプリンターがあります。非常に多く売れたプリンターでまだ事務所では、現役で使っているプリンターの家の1台です。
IP3600のインク消費の偏り問題の原因と、余った321黒インクを有効活用する方法について店長松本解説です。(まだ未解決)
なぜインクの減り方が違うのか?
インクには、顔料インクと染料インクの2種類があります。
顔料インク:
耐水性や耐光性に優れており、文書や図面の印刷に適しています。IP3600のBCI-320BKがこれに当たります。
染料インク:
発色が良く、写真印刷に適しています。IP3600のBCI-321BKは、染料インク。その他の黒を出す方法として他の色の染料インクと混ぜて黒色を再現しています。
通常、文書印刷では顔料インクの黒、写真印刷では染料インクの黒が使用されます。
そのため、文書を頻繁に印刷する場合は、顔料インクの黒が早く減ってしまうのです。
余った321黒インクを有効活用する方法
では、余った321黒インクをどうすれば有効活用できるのでしょうか?
印刷設定を変更する
プリンターのプロパティを開き、「モノクロ印刷」にチェックを入れて印刷をする。
ただ、普通紙設定で印刷を行う方法と用紙の種類を光沢紙にする方法で明らかに黒の色が違いいます。
これは普通紙にモノクロ設定
おそらく普通紙の黒は顔料インクの方がでてるはずなので、用紙の種類を「光沢紙」などに設定して印刷してみましょう。
これは光沢紙にモノクロ設定
用紙の種類を光沢紙にしてモノクロ印刷にチェックを入れると印刷してみると、明らかにシアン・マゼンダ・イエローで混ぜた色でモノクロ印刷をしてるような画質で出てくるので、
果たしてこれは321が使われているのかどうか不思議なところです。
まだまだこのインクどれを使う問題続きそうです