スマートフォンを使う大きな魅力の1つが、多彩な機能を持ったアプリケーション。購入後は自分が使いやすいものをインストールし、カスタマイズするのが基本ですが、最初からプリインストールされている標準アプリの機能はしっかり把握しているでしょうか？

この記事では、国内におけるシェアが50％近くと圧倒的な人気を誇るiPhoneの標準アプリをピックアップ。その魅力を詳しくご紹介します。

iPhone標準アプリ、便利なおすすめはどれ？

では、iPhone標準アプリのなかで、使いこなすと便利なものはどれでしょうか？ 以下に一覧で紹介します。

メッセージ	相手の電話番号の端末にメッセージを送ります。iPhone同士で使えるiMessageなら、エフェクトやステッカーも送信可能です。
連絡先	お気に入りの連絡先を登録し、ワンタップで電話やメッセージを送れます。
写真	撮影した写真を閲覧します。AIによる自動整理機能で、イベントごとに写真がまとめられます。
カメラ	写真や動画を撮影します。ポートレートやパノラマ、タイムラプスといった特殊な撮影方法も選べます。
メモ	文字を書く基本機能に加え、画像を挿入したり、スキャン機能で紙の文書をデジタルメモとして保存したりできます。
リマインダー	事前に登録した予定を通知する機能です。日時のほか、位置情報を使って指定の場所に到着すると通知を受け取るようにもできます。
フリーボード	フリーハンドで文字や図形を書き込めるほか、画像も貼り込めます。共同編集も可能で、他の人とのブレインストーミングにも最適です。
ファイル	ファイルを整理するツールです。iCloud Driveと連携することで、すべてのデバイスで同一ファイルにアクセス可能になります。
ショートカット	複数のアプリを使った操作を、1つにまとめて操作可能にします。
天気	地域の天気予報をリアルタイムでお伝えするほか、警報も通知してくれます。
探す	登録したデバイスのほか、AirTagを付けた持ち物を探せます。自分の位置情報を家族や友人に共有もできます。
ウォレット	クレジットカードや交通系ICカードを登録し、そのカードを使った支払いを可能にします。

とくに使いこなしたいビジネスに重宝する標準アプリ3選

上で紹介した12の標準アプリから、とくにビジネスで役立ちそうな3つを深掘りします。

リマインダー

リマインダーアプリは、タスク管理を効率的に行えるツールです。とくに便利なのが位置情報に基づいたリマインダー機能で、たとえばスーパーに着いたときに買う物を知らせてくれるといったように、特定の場所に到着したことを条件に、通知を受け取れる設定ができます。リストの共有機能もあり、家族やチームメンバーとタスクを共有して進捗を確認できます。タグや優先度設定を活用して、タスクを細かく管理することも可能です。

ショートカット

ショートカットアプリは、複雑な作業を自動化できる強力なツールです。iPhoneのバッテリーは通常、20％を切ると自動的に省電力モードになりますが、ショートカットコマンドで設定すれば、「一定以下になったら、省電力モードに移行し、一定以上になったら解除する」という高度なタスクが実現できるようになるのです。さらに、Siriと連携させれば、音声コマンドでの操作も可能になります。

メモ

メモアプリは、単なるメモ機能にとどまらず、ドキュメントスキャン機能で紙の書類をデジタル化したうえで、デジタル署名までできます。さらに、フォルダーやタグを使ってメモを整理し、必要な情報をすぐに見つけられます。共有機能で他のユーザーと共同編集も可能です。

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iPhoneの標準アプリには、実はあまり知られていない便利な機能がたくさん詰まっています。これらを活用することで、タスク管理や情報整理が効率化され、ビジネスをより進めやすくなるでしょう。iPhoneのポテンシャルを最大限に引き出し、仕事に役立ててください。

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