紙のコラム

【眠れぬ夜に】“自分に合った枕”って何?睡眠の質を左右する枕を選ぶポイント

眠る女性

睡眠の質を大きく左右する。毎日、長時間使うものだけに、自分に合ったものを選びたいですよね。しかし“自分に合った枕”とは、どんなものなのでしょうか?
この記事では、自分に合った枕を選ぶため、選び方のポイント素材の種類を解説します。

枕を選ぶときは「高さ」が大事!

自分に合う枕とは、頭を置いて横になったときに、首から腰までのラインが自然なS字カーブを描く寝姿勢になるものです。
そのために大事なポイントのひとつが枕の高さ。高すぎる枕だと頭が上がりすぎてS字にならず、低すぎるとカーブがきつくなってしまいます。

立っているときの姿勢が理想の寝姿
仰向けで寝るときの理想の枕の高さは、壁に背をつけて立ち、首の一番深いカーブ部分と壁の間の長さに+2cmしたものといわれています。立っているときの姿勢は、ラクに寝られる理想の寝姿。+2cmするのは、枕が沈む分を考慮するためです。やわらかくて沈みの大きい枕や、逆に固めであまり沈まない枕もあるので、お好みの固さに合わせて高さを増減して考えましょう。

横向き寝も同様に、壁に背を当てて立ち、耳と壁の間の長さ+2cmが枕の高さの目安になります。

自分に適した枕の高さは、頭の重さや体型などによっても変わるので、お店で実際に使ってみて、自然な寝姿になるか試してみましょう。横になった姿を写真に撮ってもらうと、自分でも寝姿勢を確かめられます。

枕の素材の種類

パイプ枕
高さとともに、寝心地の良さを左右するのが、枕の素材です。お手入れのしやすさや耐久性も変わってくるので、枕に使われるおもな素材と特徴を紹介するので、お好みのものを選んでください。

低反発ウレタン
適度な弾力があり、頭や首の形に合わせて沈み込み、ぴったりとフィットします。ただし、通気性や耐久性はあまり良くなく、水洗いもできません。

高反発ウレタン
低反発と違い沈み込まないので、寝返りをしやすいのが特徴。通気性は低く水洗いできませんが、耐久性は低反発より高くなっています。

ポリエステル
ふんわりとやわらかで、クッションの中材にもよく使われています。洗濯機で洗えるものもあり、お手入れしやすいのが特徴です。ただし、へたりやすく耐久性はあまり高くありません。

パイプ
ストローのような素材で、通気性・耐久性が高く、お手入れもしやすくなっています。自分に合う高さに調整できるものもあります。寝心地は硬めです。

羽根
ふんわりと包み込むような独特の触感。自然素材のため水洗いは不可で、長く清潔に使うためには、こまめなお手入れが必要です。

そば殻
通気性と吸湿性に優れ、湿度の高い日本の気候に適した素材。硬めの寝心地です。こちらも水洗いはできず、こまめにお手入れしないとカビや虫がわく恐れもあります。

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枕が合っていないと、肩こりや頭痛の原因となってしまうこともあります。睡眠時のみならず、生活の質にも影響する枕。今回の記事を参考に、ぜひご自分に合った枕をさがしてみてください。

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