マット?玄関とか床に敷くあのマット?いえいえ、紙の名称です。
たくさんある紙の中から、今回は、マット紙をご紹介いたします!
どんな紙だか想像がつかない方は、ぜひご参照ください!
マット紙って、どんな紙?
マット紙、マットコート紙は、どちらもマット紙をさしていて、マットコーティングをした用紙という意味です。(コート紙は、キャストコーティング加工した光沢紙のこと。)
紙の表面につや消しコーティング加工をした印刷用紙で、光沢が抑えられ、表面はサラッとした質感になっています。
光沢紙(コート紙)、上質紙、コピー用紙との違いは?
マット紙
表面の光沢を抑えたつや消しコーティング加工。表面はサラッとした質感で、ツヤがない分、落ち着きのある上品な仕上がりになります。
光沢紙
表面につやのある光沢を与えたキャストコーティング加工。表面はツルツルとした光沢があり発色も高いので、煌びやかな印象になります。
マット紙と光沢紙では、用紙の表面のコーティング加工が違います。
普通紙
紙の表面に非塗工の用紙。ザラつきがある一般用紙なので、マット紙と比較して、仕上がりの質は低下します。
上質紙
全く加工していない非塗工の用紙。普通紙ともいわれるコピー用紙(PPC用紙)は、コピー機にトナーが定着しやすいように表面加工されています。
上質紙やコピー用紙は、表面がザラザラとした質感で、発色性もあまり高くないため、仕上がりは粗めとなります。
マット紙の発色性、仕上がりは?どんな厚さがあるの?
マット紙は、文字、イラスト画像、写真の発色バランスがよく、ツヤがないので、落ち着き感のある上品で気品ある仕上がりになる用紙で、主に、チラシ、カタログ、パンフレット、会社案内、冊子、名刺、カードなどに使用されます。
写真が多めのものなら、光沢紙、文字やイラスト写真をバランスよく見せたいのならマット紙、文字のみで価格を抑えたいのなら、上質紙やコピー用紙がオススメです。
マット紙の厚さは、用途に合わせてお選びいただけます。
チラシ・フライヤー
おすすめは、薄口0.1mm以上。
大量配布するチラシ・フライヤーは、軽くて薄いものの方が、コストが抑えられることから一般に薄口のものが使用されます。
カタログ、パンフレット、会社案内、冊子、名刺、カード、飲食店メニュー
おすすめは、0.17~0.22mm。
以下のような理由で選ばれています。
- 文字、イラスト画像、写真の発色バランスがいい
- 上品で気品ある仕上がり
- 光沢紙よりコストパフォーマンスがいい
そして、上質紙やコピー用紙ではなく、マット紙を利用する理由には、「上質感や高級感をもたる=会社や商品などの信用が上がる効果」があります。
どんな種類があるの?サイズは?
使用するプリンターに合わせて、インジェットプリンター専用、レーザープリンター専用の種類があります。また、片面印刷のみ、両面印刷可能なものもあります。
サイズは、何を印刷するのか、どのように配布するのかによって変わります。一般的に使用される用紙の下記サイズ表を参考に、お選びください。
定番のマット紙はこちら!
サイズもいろいろご用意してます。
インクジェット用マット用紙(両面) ・両面印刷対応による高いコストパフォーマンス! ・にじみが少なく、速乾性が高い! ・重量感があるので、大切なメッセージを送るのに最適! 目的に応じてあらゆるサイズをご用意、ロール紙タイプもオリジナルサイズにカットできます! 用途:カタログ、パンフレット、会社案内、冊子、名刺、カード、飲食店メニュー 詳しくはこちら |
インクジェット用マット用紙(片面、スーパーファイン紙) ワンランク上の白い紙、高級感が出やすい片面マット紙 にじみが少ない、写真画質も綺麗に再現。重量感があるので、大切なメッセージを送るのに最適です。 お好みのサイズに裁断加工、スリット加工が可能です。 用途:チラシ、フライヤー、商品カタログ、プレゼン資料 詳しくはこちら |
レーザープリンター用マット紙(両面) レーザープリンター専用のツヤ消しのマット紙(両面) 落ち着きのある上品なつや消しマット紙 3タイプの厚みの両面マット紙を目的に応じて選べます。 お好みのサイズに裁断加工、スリット加工が可能です 詳しくはこちら |
ぜひみなさんもマット紙を活用してみてください!