こんにちは、松本洋紙店の落合です。
最近めっきり寒くなり、冬の訪れをようやく実感している今日この頃。
街もクリスマスモードになり、忘年会のお誘いがチラホラ。
そろそろ、年末に向けて忙しい日々が始まりますね。
忙しい中ついつい後回しにしてしまうのが、「年賀状」。
今年は今のうちから準備して、余裕を持って年末を過ごしましょう。
ということで、年賀状がパッと華やかになる和柄や和紙など和風の紙をご紹介。
いつもとは違う年賀状で、大切な人たちへ新年の挨拶を届けませんか?
古風な模様がカワイイ「玉しき」
「玉しき」の由来は、都や美しいという意味の枕詞です。その名の通り、紙に散りばめられた古風な模様がとってもキュートな和紙風合いの色画用紙です。
「あられ」「きっか」「さしこ」の取り扱いを行なっております。
玉しき「あられ」
江戸小紋の玉を敷き並べたパターンを基調とした柄。薄く浮きでる玉がかわいらしい。
玉しき「きっか」
菊の花をイメージした柄。菊の花びらが散りばめられています。
玉しき「さしこ」
日本の伝統的な手法である刺し子柄をイメージした柄。優しい縫い目。
一枚一枚丁寧に漉き上げた伝統工芸品「因州和紙」
因州(鳥取県東部)で生産される機械漉きの和紙です。伝統工芸士の称号を持つ職人が一枚一枚漉き上げた希少な伝統工芸品です。和紙特有の温かみのある手触りと優美な雰囲気が特徴です。
因州和紙「色雲竜」
色付きの地紙に同色系の繊維を散らし、裏面に白い和紙を漉き合わせた和紙です。
楮の長い繊維を散らせて雲のような模様になっています。
皮入(かわいり)は木の皮のような模様を漉き込んでいます。
*裏面:白(白い和紙の漉き合わせ)
因州和紙「雲竜」
色付きの地紙に白い繊維を散らした和紙です。
楮の長い繊維を散らせて雲のような模様になっています。
*裏面:地の紙と同色・無地(模様なし)
因州和紙「多彩」
色付きの地紙に色とりどりの繊維を散らせた和紙です。
*裏面:地の紙と同色・無地(模様なし)
因州和紙「七夕」
色付きの地紙に色とりどりの四角い紙片を散らせた和紙です。
模様の間隔が広く散っているので名刺などの小さい紙の用途には向きません。
*裏面:地の紙と同色・無地(模様なし)
因州和紙「銀河」
色付きの地紙に同色系の細かな模様を漉き込み、長方形の紙片を散らせた和紙です。
全体に散った細かな模様が銀河の星のような印象を与えます。
*裏面:地の紙と同色・無地(模様なし)
藁のような繊維が入った素朴な紙「新バフン」
古い民家の土壁のような風合いを持たせたファンシーペーパーです。藁のような繊維が入った素朴な和風の紙です。 ザラザラとした質感と落ち着きのある色味が特徴です。
まとめ
いかがでしたか?
和風の紙で来年の干支のモチーフを切ったり、
縁を飾ってみたり、ちょっと手間を加えるだけで見違えるほど素敵な年賀状になりますよ。
2019年は「亥年」なので、
因州和紙「色雲竜」のベージュでイノシシを作るのがおすすめ。
お子さんと一緒に図画工作気分で作るのも楽しそうですね。
和風の紙以外にも、キラキラのホログラムペーパーや、透け感がきれいな色付きトレーシングペーパーなどさまざまな色画用紙がありますので、ご覧ください。