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【結婚式・展示会】オリジナルの招待状を自作! 招待状におすすめの紙もご紹介【記念パーティーにも!】

オリジナルの招待状

結婚式や展示会、各種イベント、パーティーを開催するときには、招待状や案内状が必須です。イベントに興味を持ってもらうためにも、印象的な招待状を作りたいところですよね。

招待状の制作を請け負う企業は多いですが、自作ならではのメリットも見逃せません。そこでこの記事では、オリジナルの招待状を自作する方法をご紹介します。

招待状を自作するメリット

招待状を自社で作成

招待状を自作すると、外注するよりも費用が抑えられ、社内の要望やお客様の好みにも対応しやすいです。以下にそのメリットを挙げていきます。

費用を安く抑えられる

たとえば結婚式の招待状の制作を業者に依頼すると、ゲスト1人あたり500~600円程度かかります。招待する人数を100人とすると、それだけで50000~60000円の出費になります。一方、自分で作るなら1人あたり250円ぐらいから制作が可能です。

イメージに合ったものが作れる

業者に依頼した場合、デザインは複数のサンプルの中から気に入ったものを選ぶ形になります。しかし、フォントやデザインの変更は基本的にできません。自分たちで作れば、自分の好みや社員の要望、送り先の好みなども取り入れながら、オリジナル性の高いものが作れます。その結果、送る側も送られる側も満足できる招待状が作れるのではないでしょうか。

間違いにすぐ対処できる

制作中に試し刷りができるので、誤字脱字などのミスがあっても途中で修正が可能です。業者に依頼すると、完成してから確認となるので、もし印刷後に間違いに気づいたときは、最初から作り直しになってしまいます。

無駄がない

自社で作れば、必要なときに必要な枚数だけで済むので、在庫を抱える心配もありません。また、一度作ればテンプレートとして次回以降に応用が可能です。

招待状の特徴と記載事項

招待状

招待状は、結婚式や長寿祝いなど個人のイベントや、新製品の展示会などビジネスイベントへ招待するために送られます。ビジネスの招待状は、マーケティングを主な目的とする案内状とは異なり、相手との関係を深めるおもてなしを目的としたものになります。

ここからは、イベントごとに招待状の特徴と、必要な記載事項を紹介します。

結婚式

結婚式の招待状を作るときには、「句読点を使わない」「忌み言葉を避ける」など独特のルールがあります。基本的な構成と記載事項は次の通りです。

・頭語(謹啓、拝啓)
・時候の挨拶
・結婚式・披露宴への招待の文章(本文)
・結語(謹白、敬具)
・差出日
・差出人の名前
・日時、会場情報
・出欠連絡の期日

展示会

展示会の招待状は、自社の製品を知ってもらうための重要なツールです。会場まで足を運んでもらい、さらに自社の出展ブースに立ち寄ってもらいやすくするために、魅力的な招待状を作りましょう。招待状には、次の項目を記載します。

・展示会の日時
・展示会の場所、会場へのアクセス方法(地図添付)
・自社の展示内容
・自社の出展ブースの場所(入り口からの経路も図で示すと◎)
・参加費用の有無
・問い合わせ先

さらに、ベルティの配布や体験会、無料相談会などがあればその情報も追加します。会場まで来なければ得られないメリットをアピールしましょう。

創立記念パーティー

創立記念パーティーは、お客様や取引先に案内します。お客様のおかげで創立記念を迎えられる感謝の気持ちを伝え、今後の関係性を深めるのが目的です。招待状に載せる項目は以下の通り。

・パーティーの日時
・パーティーの場所(地図添付)
・会費の有無
・問い合わせ先

出欠の返信が必要であれば、返信用はがきを同封し、返信期日も記載しましょう。また、パーティーの形式(立食、ブッフェ、コース料理など)や、ほかにどんな招待客がいるのかなどの詳細も案内すると、招待された人が参加しやすくなります。

長寿記念パーティー

88歳の米寿祝い、90歳の卒寿祝いなど、節目を迎えた人を祝福し、感謝の気持ちを伝えるイベントです。次の項目を記載しましょう。

・パーティーの日時
・パーティーの場所(地図添付)
・会費、贈り物代
・出欠確認の方法、返信期日
・問い合わせ先

招待状は本人宛と参加者宛の2種類が必要です。お祝いされる本人に、間違って会費などを記載した招待状を送らないように気を付けましょう。

招待状の作成手順

招待状の作成手順

出席・欠席の返事が必要な招待状は、イベントが開催される2ヶ月前までに発送を済ませます。逆算すると、作り始める時期はイベントの3~4ヶ月前がベスト。お客様には、あらかじめ招待状を送るゲストリストを作っていただきましょう。

デザインを決める

招待状のデザインは、イベントの内容に合わせて決めましょう。イラストレーターやフォトショップなどのソフトを使うとクオリティの高い招待状ができますが、無料でダウンロードできるテンプレートもネットから手に入れられます。デザインはシンプルにして、独特の質感を持つ用紙に印刷するというのも一つの方法です。

文面を決める

招待状に記載する文章は、状況に合わせて定型文を使うのがおすすめです。変えずにそのまま、もしくは少しだけアレンジして使用しましょう。

材料をそろえる

招待状と、その他に返信はがきや資料など同封するものがある場合は、そろえておきます。使用する紙の質感を確認するのは重要です。サンプルを取り寄せて、確かめておきましょう。用紙を選ぶときは、手持ちのプリンターとの相性も確認してください。

印刷する

試し刷りをしてデザインなどをチェックしたら、印刷をして仕上げます。

招待状におすすめの紙

招待状におすすめの紙

招待状に使う紙は、差出人の印象を左右する重要なものです。薄い紙は避け、高級感のある厚さのある紙にしましょう。また、上品な艶のあるものや、落ち着いた和紙風の紙も招待状向き。ここからは、おすすめの紙を紹介します。

MSパールiJ

角度を変えるとパールの輝きが微妙に変化するファンシーペーパーです。上品な色味で高級感があるので、ブライダル用やVIP顧客への案内にぴったり。結婚式の招待状に同封する付箋にも向いています。レーザープリンター、インクジェットプリンターどちらでも印刷できますが、インクジェットの場合はにじみやすいのでサンプルでご確認ください。

【参考】
MSパールiJ

OKフェザーワルツ

温かみのあるハーフトーンの色の中に綿毛のような粒を散りばめたファンシーペーパーです。舞い上がる柔らかな羽毛のような優雅な雰囲気で、フォーマルな招待状に合います。個性的な質感を生かすために、イラストや写真などで広範囲に色を載せるのは控えた方が良いです。白系の「雪」を中紙に使用するのもいいですね。

【参考】
OKフェザーワルツ

里紙

四季折々の里山の色をイメージした、日本の風土と自然に調和した素朴な温もりのある紙です。和紙の色合いを現代風にアレンジし、和洋どちらの雰囲気にも合うテイストなので、長寿祝いや退職祝いの招待状にいかがでしょうか。インクのノリが良く、あつかいやすいこともおすすめの理由の1つです。わずかに起毛感のある手触りも特徴的。カラーバリエーションも豊富です。

【参考】
里紙

NTラシャ

厚手の毛織物、羅紗(ラシャ)織りの風合いを持つカラーペーパーです。きめ細かくて柔らかい手触りが特徴。折り曲げに強く耐久性があるので、招待状や案内状、カード、封筒に向いています。取り扱いカラーは97色と豊富。レーザープリンター、インクジェットプリンターに対応しています。

【参考】
NTラシャ

マーメイド

表面に波のような凹凸のエンボス加工を施したファンシーペーパー。波の肌合いには温かみが感じられます。柔らかい紙ですが水濡れに強く丈夫なのが特徴です。カラーは60種類と豊富で、厚みも9種類の中から選べます。レーザープリンター、インクジェットプリンターのどちらでも印刷可能。凹凸が緩やかなので、イラストや文字の印刷にもあまり影響を与えず、あつかいやすい用紙です。

【参考】
マーメイド

レザック66

レザックシリーズの「レザック」とは「レザーライク」の意味を持つ合成語。その名の通り、皮革のイメージを持つファンシーペーパーです。レザック66はカーフ(仔牛の皮)風のテクスチャーが高級感と温かみを感じさせます。重厚感のある用紙は、創立記念の招待状におすすめ。表面に凹凸があるので、ベタ塗りには向きません。質感を生かしたシンプルなデザインにしましょう。

【参考】
レザック66

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招待状は、ゲストに参加したい」「行ってみたい」と思わせるための重要な手段です。オリジナルのデザインと上質な紙で、お客様にもゲストにも満足していただける招待状を作ってくださいね!

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