販促イベントは、自社の商品やサービスをより多くの人に知ってもらうための、有効な手段の1つです。しかし、「どうやって盛り上げれば良いのかわからない」「何度か開催したものの、参加者の反応がイマイチ」という経験のある方も多いのではないでしょうか。もちろん、著名人を呼んだり、豪華なステージを用意すれば集客できそうだけど、予算には限りがある…。
そこでこの記事では、イベントの企画から制作・運営を担当する方に向けて、紙製品を活用してコストを抑えながら、参加者に喜んでもらえるイベントづくりのヒントをお伝えします。
イベント開催で得られる効果とは?
基本的に、イベント会場まで足を運ぶ人は購買意欲が高い傾向にあります。そのため、早い段階から参加者への効果的な販促活動が可能です。イベントの趣旨に合った装飾や小道具で会場を盛り上げれば、参加者はイベントを楽しめるでしょう。その結果、会場への滞在時間が長くなり、商品の売り上げにつながります。
また、お祭りのような楽しいイベントを開催すれば、SNSでの拡散も期待できます。SNSで情報を広めてもらうのは、いまや企業のマーケティング手段として欠かせないものです。
このように、イベント開催には大きなメリットがある一方、告知や備品の準備などである程度の費用がかかるのも事実です。告知がうまくいかず、当日の会場も盛り上がらず、参加者も少ないとなると、赤字になる恐れもあります。しかし、紙製品を利用すれば、コストを抑えながら効果的な告知や賑やかな会場づくりが可能です。
告知から当日の会場づくりまで!イベントの盛り上げを助ける紙製品
とはいえ、「イベントに紙製品を活用する」といっても、なかなかピンとこないのではないでしょうか?ここからは、イベントのお知らせから当日の会場づくりまでに役立つ、紙製品の使い方アイデアを順番にご紹介します。
イベントの告知に使える紙製品
イベントの開催日時や場所が決まったら、告知をしましょう。紙でできる告知には、郵送したり店頭などに置いたりするハガキやフライヤー、壁面や柱に貼るポスターがあります。
ハガキなどのDM
ハガキや封書など紙のDMは、メールなどWeb上のものよりも開封率が高いと言われています。目を通してもらうためには、読みやすい紙や、手触りが良いなど印象的な紙を選びましょう。
【参考】
はがきサイズの紙
フライヤー
手配り、ポスティング、郵送、情報誌への折り込みなどに利用できるフライヤーは、幅広い層への宣伝が可能で、当日のイベント会場でも配布したり、置いたりできます。二つ折りにされることも想定して、あまり厚みのない紙を選びましょう。コート紙やマット紙などがおすすめです。
【参考】
チラシ・フライヤーに最適な用紙
ポスター
ポスターは人の集まる場所に貼り、多くの人にイベント開催を認知してもらう定番の宣伝・広告アイテムです。視覚的にアピールできるので、大きな宣伝効果が期待できます。イベントの日時や開催場所など、詳しい情報を盛り込むことも可能です。
一般的にはB1・B2などの大きなサイズの紙が使われますが、A3からハガキサイズまで小さめのものも用意しておくと、グッズとしての販売もできます。無料のお土産代わりにするのも、いい宣伝になりそうですね。
また、ポスターは大きさの違うものを数種類用意しておくと、掲載可能な場所が増えてより認知度が高まります。
屋外に貼るポスターには、耐水性があり丈夫な「ユポ」が最適です。
【参考】
ユポ
当日のイベント会場で活用できる紙製品
紙製品は、販促品などの小さなものから横断幕のように大きなものまで利用できます。イベント会場でのいろいろな使い方を見ていきましょう。
会場パンフレット
イベントグッズの定番の一つとして欠かせないのが会場パンフレット。とくに複数の企業が集まる大規模イベントでは、主催者は会場内のエリアマップや出展マップ、プログラムや出展者情報などを会場パンフレットに掲載しておくと、来場者は大助かりです。
イベント参加中に持ち歩くことを想定すると、会場パンフレットには、丈夫さとコンパクトに折りたためる程度の厚さが求められます。両面印刷が可能な紙を選ぶのも重要です。
一般的には、コート紙やマット紙などがパンフレットによく使用されます。
【参考】
MSスーパーコート紙
MSマット紙
壁面の飾り
横断幕や懸垂幕、タペストリーなどは、イベント会場やその周辺の壁面を飾ると認知度が高まります。さらに、雰囲気作りにも効果的です。ただし、自由に作っていいわけではなく、ほとんどの場合が日本防炎協会認定製品の使用を義務付けられているので注意しましょう。
大きさが必要な壁面には、ロール紙を使えば、パネルや資材を使った飾りよりもコストダウンできます。また、看板の代わりに屋外に設置するなら、耐久性・耐水性の高い「ユポ」などがおすすめです。のぼり旗も、通行人にイベントの開催を知らせるのに役立ちます。その場合は、ひと目で情報が伝わるように、シンプルで具体的なデザインにしましょう。
フォトブース・等身大パネル
思わず記念撮影したくなるようなフォトブースがあると、InstagramなどのSNSで話題を広げるきっかけになります。壁面を利用して大判のポスターを貼ったりコラージュしたりすれば、コストもそれほどかかりません。また、SNSの画面やフォトフレーム風の手持ちパネルもよく利用されています。
子どもが喜びそうな等身大パネルは、意外と大人にも人気です。画像を印刷した用紙を厚紙に貼れば、意外と簡単に作れます。ただ、等身大サイズを1枚の紙に印刷するのは難しいので、画面を分割して印刷するのがおすすめです。
【参考】
厚紙・ボール紙
イベント参加者に配る販促品
イベントの参加者だけが無料でもらえるアイテムも、集客には効果的です。卓上カレンダーやうちわなどは、チラシを渡されるよりも実用的で喜ばれます。
【参考】
卓上カレンダーキット
うちわ用ラベルカバーフィルム
参加者へのアフターフォローにも
イベントは開催したら終わりではありません。次のイベントや今後の売り上げにつなげるために、参加者へのアフターフォローも忘れずに行いましょう。
アンケート用紙
イベントを定期的に開催する場合は、参加者に次回の参加も促したいですよね。そのためにはアンケート用紙を設置して参加者の意見を聞き、次回に生かしましょう。用紙は鉛筆で書き込みやすい上質紙が適しています。
【参考】
上質紙
サンキューカード
イベントが終わったら、参加者にお礼のハガキやサンキューカードを送りましょう。ショップやサロンを経営しているのであれば、次回来店時に使えるクーポンなどの特典を付けるとリピーターの獲得につながります。
【参考】
タント
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イベントを盛り上げるツールとしての、紙製品の応用範囲の広さに驚かれたのではないでしょうか。これまでイベントを開催しても盛り上がりに欠ける、なにかやろうにも予算が足りないと悩んでいた方は、この記事を参考にして、参加者が楽しめて主催者の売り上げもアップするようなイベントをぜひ開催してくださいね。
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