プリンタ

どれを買えばいいの?単機能か複合機か、後悔しないプリンター選びのコツ

書類や年賀状の作成、写真の印刷などに欠かせないプリンター。初めて買うときや買い替えたいと思ったとき、どれを選べば良いのか迷ってしまうことはありませんか?

この記事では、プリンターを購入する時に知っておきたいことをまとめてみました。プリンターが安く買える方法や選び方、そしておすすめのプリンターをご紹介します。

そもそもプリンターの替え時って?

プリンターそのものはインクのような消耗品ではないので、頻繁に買い替えないですよね。では、どのタイミングで買い替えるのがベストでしょうか?

目安として「安く買える時期」「古くなった時」「よく使う時期」という3つの時期があります。

安く買える時期を狙う

プリンターには、次のように値下げされる時期があります。

・9~10月のモデルチェンジの時期
大手メーカーの新製品は9~10月に発売されます。その少し前の時期が、旧モデルを安く手に入れるチャンスです。 

・年賀状の準備をする年末
年末はプリンターが売れる時期であり、年末商戦の時期でもあります。新製品もお買い得です。

 ・ボーナスの時期
7月・12月のボーナス時期も狙い目です。家電を購入する消費者が増えるため、プリンターも安くなります。

・決算セール
メーカーや家電量販店の決算期である2~3月も、セールが行われることが多くなります。

長く使用してプリンターが古くなった時

プリンターの製品サポートは3~5年であることからもわかるように、メーカーは3~5年での買い替えを推奨しています。つまり、プリンターの寿命は3~5年と考えて良いでしょう。

プリンターはランニングコストも含めて年々、価格が下がってきています。10年前などのあまりに古い機種を使用している場合は、早めの買い替えをおすすめします。

プリンターをよく使う時期

年賀状を準備するときなど、プリンターをよく使う時期に合わせて購入するのも良いでしょう。店舗などでは、イベントの多い時期や、年末や年度末などのお知らせを印刷する機会が多い時期もありますよね。

ただし、買い替えてすぐだと、印刷できない、設定が上手くいかないといった、さまざまなトラブルに見舞われることもあります。余裕を持って少し早めに購入しておくと安心です。

プリンターはどこで買えばいいの?

プリンターは主に家電量販店や通販専門店、メーカー公式サイトで購入できます。それぞれのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

家電量販店

メリット
・店員と相談しながら買える
・実物が見られる
・ポイントが付いてお得

デメリット
・ネット専門店に比べると高い

ヤマダ電機やビックカメラなどの家電量販店では、店員と相談しながら直接見て触れて選べるので安心です。「何を購入すれば良いのかわからない」という方に向いています。

ネット&通販専門店

メリット
・とにかく安い

デメリット
・実物がチェックできない
・不要なものまで付いてくる恐れがある

ネット通販や、ジャパネットたかたなどの通販専門店では、かなり安く購入できます。実店舗のように維持費や人件費がかからないのが安さの秘密です。

メーカー公式通販サイト

メリット
・公式ならではの安心感がある
・下取りを含めた買い替えサービスなどがある

デメリット
・家電量販店やネット専門店に比べると割高

メーカー公式の通販サイトで購入するのは他と比べると安くはありません。しかし、特典付きの買い替えサービスなどを行っている場合があります。

プリンターにはどんな種類があるの?

プリンターは、使用するインクの種類や印刷方式などによってタイプが分けられます。それぞれの違いを見てきましょう。

①カラーとモノクロ
文字のみのプリントならモノクロ対応でOKですが、写真や色付きの書類にはカラー対応のプリンターが必要です。カラー対応のプリンターには、さらに4色インク対応、6色インク対応などがあります。

②インクジェットとレーザー
プリンターの印刷方式にはインクジェット式とレーザー式があります。インクジェット式は液体のインクを用紙に吹き付けて印刷する方式です。レーザー式は、トナーを吹き付けた感光体(ドラム)を用紙に押しつけて印刷します。

③単機能と複合機
プリントのみ可能な単機能プリンターと、それに加えてファックス、コピー、スキャン機能なども備えた複合機があります。

④対応する用紙のサイズ
一般的にA4サイズまで対応可能なプリンターが多いですが、中にはB4やA3まで対応しているものもあります。

メーカー別おすすめプリンター

プリンターの3大メーカーであるキヤノン・エプソン・ブラザーから、おすすめのプリンターを紹介します。それぞれ「単機能」「複合機」「ランニングコストの安いもの」を選びました。

キヤノンのおすすめプリンター

PIXUS TS203

「機能はプリントだけで十分」という場合には、こちらの商品がおすすめです。4色のインクカートリッジ搭載で、ブラックは文字がシャープで見やすい顔料インクを採用しています。本体のサイズは幅×奥行×高さが約426×255×131mmとコンパクトで、どこに置いてもすっきりスマートです。

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PIXUS TS8430

プリントの他にコピーやスキャンなどの機能を備えたハイスペックモデルです。Wi-Fi接続、Wi-Fi環境がなくてもOKのダイレクト接続、そしてQRコード接続も可能で、いつでも気軽にプリントできます。給紙は前面からと背面から、異なるサイズや種類の用紙を同時にセット可能です。

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G6030

コストダウンが期待できる、特大容量タンク搭載の複合機。インクボトル各色1本で、ブラックは最大6000枚、カラーは最大7700枚のプリントが可能です。1枚当たりのプリント代は、モノクロが約0.4円(税抜)、カラーが約0.9円(税抜)。交換頻度が少なくて済むのもうれしいですよね。

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エプソンのおすすめプリンター

PX-105

プリントのみの単機能でありながら、無線LANも使えるプリンターです。幅×奥行×高さが392×530×296mmとコンパクトでデスクにも置けるサイズ。高頻度の使用を想定して耐久性を高めているため、普通紙の総印刷数5万ページまで耐えられます。独立型インクで、必要な色のカートリッジのみを交換すれば良いので経済的です。

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EP-883A

こちらはスタイリッシュなデザインが特徴の複合機。ドットマットシボを採用した天面は、フラットで傷がつきにくく、用紙などの一時置きとしても使えます。Wi-Fiダイレクト接続やQRコード接続でスマートフォンと簡単につながり、スマートフォン内の写真や書類などの素早いプリントも可能に。

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EW-M752T

エコタンク搭載モデルで、インクボトルは通常の使い切りサイズに加えて増量サイズもあります。A4カラー文書1枚あたりのプリント代は、使い切りサイズのボトルで約2.9円(税抜)、増量サイズで約2.7円(税抜)。使い切りサイズでA4カラー文書を約1000ページ、増量サイズで約3700ページのプリントが可能です。

ブラザーのおすすめプリンター

ブラザーにはプリントのみの単機能プリンターはありません。標準モデルの複合機から紹介します。

DCP-J987N-W

従来機種よりも、スマートフォンからのプリント機能が強化されたプリンターです。Wi-Fiダイレクトで接続できるほか、NFC対応の端末ならプリンター本体にタッチするだけでプリントができます。大幅に刷新されたアプリ「brother いつでも はがき・年賀状プリント」を使えば、季節のあいさつも楽しく簡単に。

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DCP-J988N

ブラザーの大容量インクタンク搭載モデル「ファーストタンク」のプリンターです。1回のインク交換で印刷できる枚数は、カラーで約5000枚、モノクロで約6000枚。ランニングコストも抑えられて、A4カラーが1枚約3.7円(税抜)、A4モノクロが1枚約0.7円(税抜)です。独立型のインクカートリッジ式なので、交換時に手が汚れにくいというメリットも。

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プリンターの使い道は人によって異なります。文章さえプリントできれば良いのか、写真をきれいにプリントしたいのかなど、必要なポイントをチェックして、自分に合ったプリンターを選んでくださいね!

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