仕事の書類を作ったり自宅で写真を印刷したりと、1台あるとなにかと便利な「プリンター」。パソコンを手に入れたときに、お店で勧められていっしょに買いそろえた方も多いのではないでしょうか。最近ではスマホから直接印刷できる機種もあるだけに、「パソコンは持ってないけどプリンターはある」という方もいるかもしれませんね。
しっかり選んで、決して安くないお金を払って買ったプリンターは、できれば長く使い続けたいもの。今回の記事では、プリンターはどれくらい使い続けられるのかや、長持ちさせる方法をご紹介します。
プリンターの寿命はどれくらい?
メーカーや機種によっても違いますが、プリンターの寿命は3~5年程度といわれています。また、プリンターの寿命は、年数だけでなく“総印刷枚数”で考える方法もあります。平たくいえば「同じプリンターを使って何枚印刷したら壊れてしまうのか」ということですね。
これもメーカーや機種によってさまざまですが、家庭用のインクジェットプリンターなら、2万枚程度といわれています。5年のうちに2万枚印刷すると考えると、月に300枚以上は印刷できることになります。1人分の仕事で使うなら、十分な枚数ではないでしょうか。一般家庭なら、月300枚も印刷することはなかなかないですよね。
よほど大量に印刷しない限り、プリンターが寿命に達するのは総印刷枚数を超えることよりも、耐用年数によるものが多そうです。
プリンターを長持ちさせるには?
とはいえ、寿命を迎える前にプリンターが壊れてしまうことも少なくありません。できるだけプリンターを長持ちさせるには、どうすればいいのでしょうか。
プリンターの故障で多いのが、プリントヘッドという部分です。これはインクジェットプリンターの場合、インクを噴射する部分。プリンターを動かしてもインクが出なかったり印刷がかすれたりするときは、プリントヘッドになんらかの問題が起きているのかもしれません。
プリントヘッドの故障を防ぐためには、定期的なヘッドクリーニングが肝心です。目詰まりを防ぐため、電源を切っていても自動的にクリーニングしてくれる機種もあります。その場合、プリンターのプラグを抜いてしまうと自動クリーニングができませんので、使わないときもプラグは差したままにしておきましょう。
使うインクの質も、プリンターの寿命を左右します。最近ではプリンターメーカー以外からも高品質なインクがたくさん出ていますが、なかには詰まりやインク漏れなどを引き起こしやすい粗悪な製品もあります。メーカーによっては、純正ではないインクを使ってプリンターが故障した場合、保証の対象外となることもあります。確実にプリンターを長持ちさせたいなら、純正インクを使うのが安心です。
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以上、プリンターの寿命や長持ちさせる方法についてご紹介しました。
テレワークの推進によって、パソコンとともにプリンターも大事な仕事道具となっている方も多いのではないでしょうか。プリンターに限らず物にはいつか必ず寿命はくるものですが、できるだけ大事にして、ぜひ長く使い続けてくださいね。
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