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2024年前半に発売されたプリンターを一挙ご紹介!【エプソン・リコー編】

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ふと気づけば、今年ももう半年が過ぎました。そこで今回は、2024年1月から6月に発売されたプリンターをまとめてご紹介します。

とはいえ、かなりの数があるので、この記事ではエプソンとリコーの製品を、別の記事でキヤノンとブラザーの製品を取り上げます。まさに、これからプリンターの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

エプソンの新作プリンター

2024年前半に発売されたエプソンのプリンターは、LM-C400、SC-P5350、EW-456A、EW-056Aの4機種です。

LM-C400は、オフィス用のラインインクジェット複合機。SC-P5350は、A2サイズ対応の10色プリンター。EW-456AとEW-056Aは、家庭用のエントリーモデル複合機です。

高速印刷が可能なラインインクジェットA4複合機「LM-C400」

LM-C400は、ラインヘッド方式を採用したインクジェットプリンターです。用紙幅と同等の長さのヘッドを搭載し、ヘッドを移動させることなく紙送り機構のみでページ全体を印刷することで、高速での印刷を実現しています。

LM-C400の特徴

●A3複合機シリーズで小型化を実現
LMシリーズはもともとA3複合機をラインナップするシリーズでしたが、LM-C400はコンパクトなサイズのA4複合機です。スペースが限られる病院のカウンターや店舗のバックヤードに向いています。

●毎分40枚の高い生産性
LM-C400の印刷スピードは毎分40枚と、高い生産性を実現しています。ファーストプリントも6.4秒の速さで、大量印刷にも少量印刷にも高い生産性を発揮する製品です。

●LMシリーズ共通の高い操作性
本製品には、LMシリーズのA3複合機と同じ10.1型静電式カラータッチパネルが搭載されています。コンパクトなサイズのA4複合機ながら、A3複合機と同じ高い操作性を備えています

●価格
77万5000円 標準価格:(税別・エプソン公式ホームページ)
※カウンターチャージプランを選択した場合の本体標準価格

LM-C400のスペック表

製品名 LM-C400
メーカー エプソン
発売年 2024年
参考価格 77万5000円
本体サイズ(幅×奥行×高さmm) 465×517×570
カラー印刷速度(A4文書 毎分) 40枚
モノクロ印刷速度(A4文書 毎分) 40枚
印刷解像度(dpi) 600×1200
Wi-Fi
自動両面印刷
最大用紙サイズ A4
最大給紙枚数 650枚

 

A2サイズまで対応した卓上プリンター「SC-P5350」

SC-P5350は、全10色の顔料インクを搭載した高画質プリンターです。A2サイズまで印刷可能な卓上タイプで、限られたスペースでも設置できることも特徴です。

SC-P5350の特徴

●ライトグレーとバイオレットを含む全10色の顔料インクを搭載
●卓上タイプのコンパクトなプリンターで設置場所の自由度が高い
●4通りの給紙が可能で、様々な用紙に印刷できる

●価格
参考:27万9329円(税込み・楽天市場 2024/6/20現在)

SC-P5350は以前に記事で取り上げているので、詳細は以下の記事をご参照ください。

シンプルな機能のエントリーモデル「EW-456A」「EW-056A」

EW-456A、EW-056Aは、家庭用プリンターのエントリーモデルです。シンプルな機能で低価格を実現していることが特徴です。EW-456Aの方が高性能で、自動両面印刷にも対応しています

EW-456A、EW-056Aの特徴

●コンパクトなサイズに基本機能を詰め込んだシンプルモデル
●専用アプリを使ってスマホからもセットアップが可能
●染料インクと顔料インクのハイブリッドインク搭載で写真も文書もキレイに印刷

●価格
EW-456A 参考:1万1897円(税込み・Amazon 2024/6/20現在)
EW-056A参考:8809円(税込み・Amazon 2024/6/20現在)

EW-456A、EW-056A以前に記事で取り上げているので、詳細は以下の記事をご参照ください。

リコーの新作プリンター

リコーの新作プリンターは、A3カラープリンターのRICOH IP C8510/C8510M/C8500/C8500Mの4機種と、A3複合機のRICOH IM C7010です。いずれも生産性が高く、環境性能にも優れた製品です。

高速出力、高耐久のプリンター「RICOH IP C8510/C8510M/C8500/C8500M」

RICOH IP C8510/C8510M/C8500/C8500Mは、高速印刷が可能な耐久性も高いA3プリンターです。コピーやスキャンの機能を備えた複合機ではなく、印刷機能に絞った製品です。オフィス用は複合機を採用するケースも多いですが、IPシリーズは機能が絞られている分、コストを抑えて導入できます

型番の末尾のMは、保守サービスM-PaC(エムパック)に対応していることを示しています。M-PaCは、定期交換部品・トナー・保守サービス料金を合算した料金を、1カウントあたりの料金で計算して支払うシステムです。

RICOH IP C8510/C8510M/C8500/C8500Mの特徴

●高い生産性と優れた耐久性
RICOH IP C8510/C8510Mは毎分55枚、RICOH IP C8500/C8500Mは、毎分45枚の高速印刷を実現しています。片面でも両面でも、モノクロでもフルカラーでも同じスピードで印刷できます

製品寿命はIP C8510/C8510Mは最大180万ページまたは5年、IP C8500/C8500Mは最大150万ページまたは5年と、耐久性も高い製品です。

●7インチのフルカラータッチパネルを搭載
本製品には、7インチのフルカラータッチパネルが搭載されています。フリックやドラック、ピンチイン・ピンチアウトが可能で、直感的に操作できます。消耗品の交換手順や紙詰まりの処理手順も動画で表示され、不慣れな人でも簡単に対応できる操作性の高さも魅力です。

●さまざまな後処理が可能な多彩なオプション
紙折りや、中綴じ、針なし綴じ、出力文書の仕分けなど、オプションを追加して多彩な後処理が実現できます。個人認証のためのカードリーダーや、長尺の用紙をセットできるガイドなど、ニーズに合わせたオプションを選択可能です。

●価格
RICOH IP C8510 本体標準価格:53万5000円(税別・リコー公式ホームページ)
RICOH IP C8510M 本体標準価格:53万5000円(税別・リコー公式ホームページ)
RICOH IP C8500 本体標準価格:42万円(税別・リコー公式ホームページ)
RICOH IP C8500M 本体標準価格:42万円(税別・リコー公式ホームページ)

RICOH IP C8510/C8510M/C8500/C8500Mのスペック表

製品名 C8510 C8510M C8500 C8500M
発売年 2024年 2024年 2024年 2024年
参考価格 53万5000円 53万5000円 42万円 42万円
本体サイズ(幅×奥行×高さmm) 587×701×779 587×701×779 587×701×779 587×701×779
カラー印刷速度(A4 毎分) 55枚 55枚 45枚 45枚
モノクロ印刷速度(A4 毎分) 55枚 55枚 45枚 45枚
印刷解像度(dpi) 4800相当×1200 4800相当×1200 4800相当×1200 4800相当×1200
Wi-Fi
自動両面印刷
最大用紙サイズ A3 A3 A3 A3
最大給紙枚数 1280枚 1280枚 1280枚 1280枚

 

毎分70枚の高速印刷が可能な複合機「RICOH IM C7010」

RICOH IM C7010は、リコー初の毎分70枚の高速印刷が可能なA3フルカラー複合機です。2023年発売のIMシリーズに、最上位機種が新たにラインナップに追加された形になります。印刷速度以外の特徴については、基本的に従来のIMシリーズと共通です。

RICOH IM C7010の特徴

●毎分70枚の高速印刷
RICOH IM C7010は、モノクロ・カラーともに毎分70枚の高速印刷が可能です。ファーストプリントタイムはモノクロ2.9秒、カラー4.2秒です。

●高い環境性能
RICOH IM C7010は、本体樹脂重量の約50%に再生プラスチックを使用しています。融点が低いトナーを採用して消費電力を抑えるなど、省エネ性能も高い製品です。

●DX推進に役立つ機能を搭載
本製品は、紙文書の電子化に役立つスキャン機能が充実しています。スキャンしたデータを活用できるアプリケーションも充実しています。

●価格
RICOH IM C7010 本体標準価格:329万円(税別・リコー公式ホームページ)

上記の通り、RICOH IM C7010は2023年に発売されたIMシリーズの最上位機種です。C7010以外のIMシリーズは、以前に地球環境大賞を受賞したプリンターとして紹介しています。

RICOH IM C7010のスペック表

製品名 C7010
発売年 2024年
参考価格 329万円
本体サイズ(幅×奥行×高さmm) 587×724×963
カラー印刷速度(A4 毎分) 70枚
モノクロ印刷速度(A4 毎分) 70枚
印刷解像度(dpi) 4800相当×1200
Wi-Fi
自動両面印刷
最大用紙サイズ A3
最大給紙枚数 1280枚

2024年の1月から6月に発売されたプリンターのなかから、今回はエプソンとリコーの製品を紹介しました。さまざまなタイプの製品から、自社のニーズに合った製品をチェックしてみてください。そして新プリンター導入後、必要になる各種用紙は、ぜひ松本洋紙店にご用命ください!

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