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【質問回答】ロール紙をA4のカット判に加工する方法

【質問解決】ロール紙をA4サイズに加工する方法と注意点

こんにちは、松本洋紙店の店長、松本です。今回は「ロール紙をA4サイズのカット判に加工できるか?」という質問にお答えします。

この質問はよくいただくものですが、結論から言うと「できるけど手間がかかる」というのが正直なところです。具体的な方法を順を追ってご紹介します。

ロール紙の加工について

ロール紙の加工には、大きく分けて「スリット加工」と「カット加工」の2つの工程があります。

  • スリット加工: ロール紙の幅をカットして、ご希望の幅に調整する加工です。例えば、914mmのロール紙を297mmの幅にスリット加工することが可能です。スリット加工の料金は1回につき1,650円(税込)で対応しています。
  • カット加工: A4サイズなどのシート状にカットすることですが、こちらは少し複雑になります。ロール紙をA4のカット判にするには、スリット加工をした後、手作業でA4サイズにカットする必要があります。

A4サイズに加工する手順

  1. スリット加工: まずは、元のロール紙を297mm幅にスリット加工します。この段階で、A4の幅に近いサイズのロール紙ができます。
  2. 手作業でカット: 次に、スリット加工されたロール紙をA4サイズ(210mm x 297mm)に手作業でカットします。カッターや、昔学校にあったようなレバー式のカッターを使ってカットする方法が有効です。

注意点

  • カールの問題: ロール紙は巻かれているため、カット後に紙が丸まる(カールする)ことがあります。これを解消するために、カット後に紙を逆方向に巻いたり、重しを使って平らにする必要があります。
  • 手間がかかる: この方法は手間がかかるため、大量にA4サイズにカットしたい場合は現実的ではありません。しかし、少量であれば手作業で対応可能です。

その他の選択肢

  • 大判プリンターのオートカッター: 一部の大判プリンターにはオートカッターが搭載されており、自動でカットすることが可能です。この機能を使えば、より簡単にA4サイズに加工することができます。
  • シート状の製品を利用する: もし大量に必要であれば、既にA4サイズにカットされたシート状の製品を購入するのが効率的です。

まとめ

ロール紙をA4のカット判にすることは可能ですが、手作業でのカットやカールの解消など、手間がかかる作業になります。スリット加工自体は弊社でも対応可能ですので、まずは幅の調整からご依頼いただき、手作業でカットするか、オートカッターを使用する方法を検討してみてください。

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