プリンタ

【販促グッズにも】目立つ!宣伝効果も高い!ペーパークラフトのススメ

宣伝効果も高い!ペーパークラフト

新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の影響もあり、在宅時間が増える中で、室内で楽しめる趣味として「ペーパークラフト」に注目が集まっています。特別な道具も必要なく、誰でも手軽に始められるのが魅力です。

そんな趣味性の高いペーパークラフトですが、じつは販促用に配布するのにも適しています。この記事では趣味で楽しむ、販促に生かすの両方の面からペーパークラフトの魅力をご紹介します。

プリンターで印刷して楽しめるペーパークラフト

最初に解説するのは、ペーパークラフトの入手方法です。そもそも、どうやって手に入れるのでしょうか?

まずは紙に絵が印刷され、組み立ての説明書付きでパッケージ販売されているもの。こういったものは、おもちゃ屋さんや文具屋さん、家電量販店、書店などで取り扱われています。インターネットの場合は、Amazonや楽天市場などで購入できるようです。

そして、この記事にてメインで取り扱うのが、“自作”するもの。じつはペーパークラフトは、企業の公式サイトで印刷データを公開しているものも多く、それを印刷して自作もできるんです。

たとえば、自動車メーカーなら車、鉄道会社なら電車、航空会社なら飛行機…のように、自社の業務内容と関わるペーパークラフトを公式サイトで掲載している企業はけっこうあります。また、プリンターメーカーのキヤノンのように、自社とは関係ないモチーフでも、利用者を楽しませるサービスとして、動物やオブジェのペーパークラフトを公開している企業もあります。

ハサミやノリがあればすぐ作れる
これらのデータは、基本的に無料でダウンロードできます。自分で用意するものは印刷する紙、ハサミやカッター、ノリ程度で十分です。以下にいくつかペーパークラフトのデータを配布しているサービスをまとめたので、興味がある人はチェックしてみてください。

【参考】
GAZOO.com(トヨタ自動車のクルマ情報サイト)
Kids’ NISSAN(日産自動車子供向けサイト)
マツダ自動車公式サイト
ANA公式サイト
JR西日本公式サイト
キヤノン クリエイティブパーク(キヤノン運営のサービスサイト)

ペーパークラフトは、販促グッズとしても大いに役立つ

ここまで、趣味としてのペーパークラフトをご紹介しましたが、販促グッズとしても非常に優秀です。自動車メーカーのペーパークラフトがわかりやすいと思いますが、平面の写真よりも立体物で見せた方がイメージをしやすい製品は、ペーパークラフトによる宣伝効果がとくに高いです。木製、プラスチック製など、他の材質の模型を製作するよりコストが安く、開発期間も短く済む点も魅力です。

また、自社製品をペーパークラフト化しなくても、たとえばチラシの一部にペーパークラフトを掲載すれば、チラシを見てもらえる可能性が高まります。チラシを配布するうえで、内容も見ずにゴミ箱へ直行されるのを避けたいなら、ペーパークラフトを付けてチラシ自体の価値を上げるのも有力な方法の1つなのです。

ペーパークラフトなら立体物で見せられる
なお、注意点として、この記事で紹介した企業で提供されているようなペーパークラフトは、個人で楽しむ分には無償での使用が許可されていますが、商用利用は認めていないケースが多いです。ペーパークラフトを販売促進用のグッズとして利用したい場合は、自社で設計するか、設計を請け負っている業者に依頼してください。

ペーパークラフトの印刷に適した用紙は?

ペーパークラフトは普通紙に印刷することもできますが、多少厚さがある紙の方が作りやすく、完成後の見栄えもいいのでおすすめです。松本洋紙店で取り扱っている紙の中では、インクジェット用両面マット紙MSケント紙などが候補になります。

インクジェット用両面マット紙は、0.225mmの厚さがあり、DMやカタログなどにも使える重量感のある用紙です。ペーパークラフトもしっかりとした仕上がりになります。

MSケント紙は厚さが4種類から選べます。小さなパーツの多い繊細なものには0.17mmのケント紙、強度が必要なものには0.24mmのケント紙というように使い分けるのもいいでしょう。

販促チラシに使う場合には、スーパーファイン紙も候補になります。厚みは0.12mmで、インクジェット用両面マット紙やMSケント紙よりも薄くなりますが、逆に言えば厚すぎず、配布しやすい用紙です。高級感があり、インクのにじみが少ないのもチラシ用として適しています。用紙についての詳細は以下のページをご参照ください。

【参考】
インクジェット用両面マット紙
MSケント紙
スーパーファイン紙

↓↓↓ペーパークラフトにも使える!両面マット紙を松本店長が解説しています!松本洋紙店Youtubeチャンネルはコチラ!↓↓↓