スタッフ日記

お米はけっきょくどのブランドがおいしいのか? 塩沢産のお米を知っていますか?

お米はけっきょくどのブランドがおいしいのか?

新米の時期になりました。どこ産、どの銘柄にしようかと考えるのも楽しみの一つですよね。

最近はインターネットでいろいろな地域のお米をお取り寄せできるので、お米選びの選択肢も増えました。お米の情報サイトもあり、そこではお米の種類や特徴がチャート化され、自分好みのお米を見つけやすくなっています。

そうなると気になるのが「けっきょくどのブランドのお米が1番おいしいの?」という素朴な疑問。日本全国、米どころの自慢のお米はいろいろあると思いますが、その中でも自信をもっておすすめできるのが「塩沢産のお米」です。

そもそも「塩沢産のお米」とは、なにを指すのでしょうか?

「塩沢」は地名で、新潟県南魚沼市の塩沢地区のことです。この原稿で推薦する「塩沢産のお米」は、塩沢地区で生産されたコシヒカリを指します。コシヒカリと言えば魚沼産が有名で、とくに塩沢地区のものは最高峰と評されています。

塩沢産コシヒカリがおいしい理由の1つに、塩沢地区がお米の栽培に適した土壌であることが挙げられます。塩沢地区は豪雪地帯で、夏でもミネラル豊富な雪解け水が流れ、肥沃な土壌となっています。そんな肥沃な土壌によって、タンパク質が少なく粘り強いお米が育つのです。

塩沢地区のお米のおいしさは、越後山脈と魚沼丘陵に囲まれた盆地であることも理由の1つです。盆地による昼夜の寒暖差があるため、お米の旨味成分が霜降り状に入り込み、精米後にも白米に旨味がしっかり残り、上質なお米になるそうです。

さらに、お米の栽培に適した土壌であることが、化学肥料の使用量を減らすことにもつながっています。塩沢地区の資料量は、ほかの地区の約半分とのことです。ただおいしいだけではなく、安全性が高いこともポイントですね。

粘り、香り、つや、甘みのすべてがそろった塩沢産コシヒカリは、日本でとれるお米の0.1%と流通量が非常に少ない希少なお米です。自宅用としてはもちろん、大切な方への贈り物としてもおすすめできそうですね。

魚沼産コシヒカリの最高峰と呼ばれる「塩沢産のお米」。もちろん、ふだんよく口にするお米と比べれば高級品ですが、たまの贅沢として食べてみたいものですね。