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リコープリンターAI搭載の複合機を2019年発売 inアメリカ

2019年5月9日付けの日経産業新聞で、リコーがAI搭載の複合機を2019年夏、
アメリカで発売するという記事が載っていました。
今回、アマゾンのアレクサを搭載
「アレクサ、資料を10部いつものフォーマットでコピーして」
というと会議の資料が出来上がってしまう、というもの。

リコープリンターの複合機にAIが搭載されて今後起こりうる事例

アレクサに頼めること

アマゾンアレクサに頼めるので簡単に思い付くのは
「アレクサ!この資料を10部拡大コピーして」
「両面印刷しておいて」
「写真画質で印刷したいのでキレイに印刷しておいて」
「これを〇〇株式会社にFAXしておいて」
「アレクサ!昨年の売上データ探してプリントアウトしといて、ついでにホッチキス留めもね」
などなど何でも考えられます。

AIで自動的にできること

コピー用紙の発注

コピー用紙の残量を計算して毎月の使用量から計算された枚数を自動的に補充するため発注をしておいてくれる。
複合機用の用紙、コチラ一覧

トナーの補充

トナーが切れそうな時に「あと何枚で切れるから」と話してくれて注文をしておいてくれる。これは既に搭載されている機種もあると思いますが、自動発注・自動倉庫連携→発送・いつ届く・あと何分でトナー補充がされるというところまで計算されることでしょう。

印刷で便利になること

そろそろ故障するかも

これはIOTとブロックチェーンと連携されると何枚印刷したのか、どういう使い方をしたのか
コピーのガラストレイをどう使用しているのかなどなどを記録することで世界の複合機の故障のタイミングデータと連携されて、回数・枚数によってそろそろ買い替えだったり不具合が出ることを計算することができる。
そもそも論としてカウンター料金ではなく、別の料金体系の方法考えられる。

間違いFAXが減る

普段送っていない場所や内容をFAXした際に「あれ間違ってないですか?」
そもそもその番号は使われていない番号ですよというのがすぐに認識されてエラーになる。
宛先の名前や会社名・住所での文字認識でのエラーチェックも可能になる。

受注FAXを転送

今後、FAXを受信するということ自体が少なくなるような気もしますが、FAXじゃないとダメな業種・仕事内容もまだまだあるわけで、紙で受信すると同時に担当者のメールやスマホ・ドロップボックスへ自動的に飛ばしたり
全ての受信データをクラウド上に保管しておいて 検索することで書類の保管庫としても使用可能。
個人的には、受注FAXを受け取ったら「お礼のFAX」や「納期連絡」を倉庫データ連携出来た時点で送っておいてもらえると嬉しいです。

アイデア

複合機から他の商品注文

水や洗剤、消耗品などがタッチパネル上で数量ボタン押したり確定ボタン押して注文できるようになると、特にPCやスマホを開かなくても注文ができるといいなと思います。
冷蔵庫のコーラの量が減ってきたらコピー機の画面に「コーラ減ってるけど頼んどく?」という文字が出てOKボタン押しておくだけで補充される・・・
ついでにコーラ何倍飲んだかで、ダイエット食品がアレクサからオススメされるかもしれませんが。

リコープリンターの複合機のまとめ感想

確かにタッチパネルで「えーっとどこだっけ」と複雑なメニューから選ぶより楽そうです
家庭用インクジェットプリンターでも音声認識技術を使った操作機能は嬉しいことに
搭載されるようです
キヤノンでは定形の書式を印刷してくれたり、インクの残量を確認してくれたり
セイコーエプソンでも同様のサービスがあるようです
どちらにしてもスマートフォン等から対応アプリをダウンロードして、端末とプリンタの
情報を登録し、同期する必要があります
最初は仕方がないのですが、始めるまでが面倒そうですね。。。
でも今後、例えばトレイに複数の紙をセットしておいて、一番綺麗に見える用紙で印刷
して、とか、複数の写真をアレンジして印刷して、なんて言っても対応してくれるように
なったらずいぶん便利ですよね
技術が進歩して時代が変わっている実感はありますが、まだまだ紙を使ってコピーをして、
というメニューがちゃんと搭載され聞くとホッとする気もします。
リコーのレーザープリンター複合機で使用できる紙は
複合機用の用紙、コチラ一覧となります。