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コンパクトなのに多彩な機能!リコーがA4カラープリンター複合機「RICOH P C370SF」を発売

カラープリンター複合機「RICOH P C370SF」

リコーから2024年9月に、レーザー複合機「RICOH P C370SF」が発売されました。設置面積が410×429mmの省スペースのプリンターでありながら、印刷やスキャンのスピードが速く、機能性が高い製品です。

この記事では、そんな「RICOH P C370SF」の魅力を余すことなくご紹介します。

RICOH P C370SFはどんなプリンターなのか?

ここからは、RICOH P C370SFの特徴を詳しく見ていきます。

RICOH P C370SFの特徴

●省スペースで設置できるコンパクトな本体
RICOH P C370SFの本体サイズは、410×429×483mm。コンパクトなサイズのA4カラーレーザー複合機です。410×429mmの設置面積は、リコー調べによるとクラス最小です。

ちょっとしたスペースにも置けるので、飲食店などのバックヤードや病院などの受付カウンターに設置しても邪魔になりません。

●印刷スピードが速く快適
印刷スピードは、カラー・モノクロとも毎分32枚の速さです。ファーストプリントもカラー8.4秒とプリントの待ち時間が少なく、業務効率の向上も期待できます。

一般的なレーザープリンターは、電源投入時やスリープからの復帰時にウォームアップタイムが必要になりますが、こちらは電源投入からの起動は22秒以下、スリープからの復帰は10秒以下の短さを誇ります。急いでいるときに、あせったりイライラしたりせずに済みそうです。

●トナー消費を抑える機能でさらなる低コストを実現
「RICOH P C370SF」のランニングコストは、A4カラー約14.0円、モノクロ約3.2円の低さです。トナーセーブの設定も可能で、さらにコストを抑えられます。トナーセーブは「文字」「図形/表/グラフ」「写真/イメージ」ごとにセーブする対象の設定が可能です。たとえば会議資料なら、文字は読みやすく濃く印刷しつつ、写真は淡く印刷するといった設定ができます。

搭載している4色のトナーの内、指定した2色だけを使った指定色印刷も可能で、インクの消費を抑えられます。ただし、指定色印刷を行った際に、指定外の色がデータにあると色欠けが発生するので注意したいところです。

●高い用紙対応力
本製品は、60~200g/㎡の用紙に対応しています。g/㎡で表される数字は「坪量」という、紙の1平方メートルあたりの重さを表します。用紙によっても多少異なりますが、厚さに直すとコピー用紙(約0.08mm)よりも若干薄い紙から、郵便はがき(約0.2mm)程度の厚さまで対応できることになります。給紙トレイには、ポストカードに使われるA6用紙もセットできるので、はがきの大量印刷も簡単です。

紙の厚さについては、こちらの記事もご参照ください。

●よく使う文書をフォルダー印刷機能で直ぐに印刷できる
申込み用紙のような、同じ内容を繰り返し印刷する文書は、本製品のメモリーに記録しておけます。ホーム画面でフォルダー印刷を選択し、印刷したい文書を選ぶだけで、同じ文書が直ぐに印刷できて便利です。

●両面を同時に読み取れる1パス両面ADFを搭載
本製品には、自動で原稿を読み取れるADF(自動原稿送り装置)が搭載されています。原稿の両面を一度に読み取ることができる1パス両面ADFです。

カラーの場合、片面も両面も毎分27枚の速さで読み取れます。モノクロの読み取り速度は、両面毎分29枚、片面毎分30枚です。

●必要に応じてさまざまなスキャンが可能
本製品でスキャンしたデータは、アドレス帳に登録しておいたパソコンの共有フォルダーに保存したり、メールアドレスに送信したりできます。本製品のポートに差し込んだUSBメモリーに保存も可能です。

共有フォルダーやメールアドレスをアドレス帳に登録するときには、あて先ごとにファイルの読み取り設定を登録できます。読み取ったIDカードの両面を用紙の上下に集約してコピー・スキャンするIDカードコピー/スキャン機能も搭載しています。

●ペーパーレス化を実現するFAX機能
PC FAX機能も搭載しています。パソコンから直接FAX送信ができるため、作業効率が上がり、紙を無駄に消費することもありません。一旦プリントしてFAXするよりも、画像の劣化も防げます。

受信したFAXは、共有フォルダーや登録したメールアドレスへの自動転送が可能です。ペーパーレス化を実現できるうえに、テレワークのときに自宅でFAX文書を受け取れます。

●Web Image Monitorを使って簡単にFAX設定が可能
Web Image Monitorを使うと、パソコンのWebブラウザーで本製品の設定を変更できます。システム設定の変更も可能なうえに、FAXの用途でアドレス帳に最大220件の登録をしたり、事前に登録しておいた特定の相手先からのFAXのみを受信可能にして迷惑FAXを防止したりなどができます。

●高いユーザビリティ
本製品には4.3インチの液晶タッチパネルが搭載されています。各種設定を、プリンター本体から直接、タッチ操作で変更できます。

お気に入り登録の機能も搭載され、よく使う設定を登録しておくことで、次回からの操作が簡単になります。

●前面からトナーが交換できて、Webでトナー残量の確認が可能
本製品のトナーは、トナーボトルを交換して補充します。トナーボトルは前カバーを開けるだけで交換可能で、上部カバーを上げる必要はありません。

トナーの残量は、Web Image Monitorで確認できます。トナーの残量や用紙切れなどの状況をe-mailアドレスに通知する機能も備えています。

RICOH P C370SFの仕様

●価格
参考:9万9427円(税込み・楽天市場 2024/10/15現在)

●ランニングコスト
A4カラー文書:約14.0円
A4モノクロ文書:約3.2円

●対応トナーボトル
RICOH トナー ブラック P C375 600750
RICOH トナー シアン P C375 600751
RICOH トナー マゼンタ P C375 600752
RICOH トナー イエロー P C375 600753
RICOH トナー ブラック P C375H 600744 大容量
RICOH トナー シアン P C375H 600745 大容量
RICOH トナー マゼンタ P C375H 600746 大容量
RICOH トナー イエロー P C375H 600747 大容量

※ブラック約8500円~、カラー約7100円~、大容量ブラック約2万2000円~、大容量カラー約2万1000円~(楽天市場2024/10/15 現在)

RICOH P C370SFのスペック表

製品名 RICOH P C370SF
メーカー リコー
発売年 2024年
参考価格 9万9427円
本体サイズ
(幅×奥行×高さmm)
410×429×483
カラー印刷速度
(A4文書 毎分)
32枚
モノクロ印刷速度
(A4文書 毎分)
32枚
印刷解像度(dpi) 9600相当×600
Wi-Fi
自動両面印刷
最大用紙サイズ A4
最大給紙枚数 330枚
カラー印刷コスト
(A4文書)
14.0円
モノクロ印刷コスト
(A4文書)
3.2円

***

リコーから2024年9月に発売されたばかりの、A4カラー複合機「RICOH P C370SF」をご紹介しました。

省スペースで設置できる、コンパクトなサイズが特徴の製品です。コンパクトながらも機能性は十分なので、オフィスでも十分に使えます。設置スペースは狭めだけど、複合機を探している方は、購入を検討してみてください。

ちなみに、本製品のようなレーザープリンターには、レーザープリンター用に設計された用紙を使います。レーザープリンターにインクジェットプリンター用紙を使用すると、レーザープリンター専用紙より綺麗に印刷できないだけでなく、機械の故障の原因になる場合もあります。レーザープリンターには、必ず専用の用紙を使いましょう。

松本洋紙店では、レーザープリンター用紙も各種取りそろえております。レーザープリンターを購入・使用している方は、ぜひ松本洋紙店をご利用ください。

レーザープリンター用紙(松本洋紙店ホームページ)

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