多くの飲食店や小売店で使われている店頭POPは、お客様に商品やサービスの魅力を伝えるのに効果的なツールです。POPの作成は業者に依頼するとクオリティの高いものができますが、その分コストもかかりますよね。そこで店頭POPは、コストを抑えながら好みの用紙に自由にデザインできる自作をおすすめします!
お客様の心をつかむ店頭POPを作る手順
販促効果の高い店頭POPは、次の手順で作りましょう。
1.目的やターゲットを決める
まず、どんな目的で誰に伝えたいかを明確にしましょう。初来店のお客様にお店のコンセプトを伝えるのか、お得意様に新商品のお知らせをするのかで、POPで伝える内容は変わります。お客様の性別や年齢層、家族構成などに応じて、POPの雰囲気を変えるのも効果的です。
2.訴求ポイント・キャッチコピーを決める
売りたい商品やサービスが決まったら、訴求ポイントをまとめます。始めに機能や特徴を書き出し、ターゲットに合いそうなものをピックアップ。商品の魅力を表現するキャッチコピーは、短い言葉でお客様の心をつかむ文章にします。相手の願望を満たす、悩みを解決するなどメリットが一目でわかるようなキャッチコピーにしましょう。
3.デザインを決める
キャッチコピーができたら、POPのデザインを決めます。紙は何色にするか、文字の大きさや形、写真かイラストかなどです。
作り方のポイントとおすすめの紙
POPを作るときは、次の点に気を付けましょう。
伝えるメッセージはシンプルにする
商品への思い入れが強いと、つい情報を詰め込みたくなりますよね? でも、商品を目立たせて、お客様に読んでもらうためには、アピールポイントをシンプルにするのが大切です。
写真やイラストを効果的に使う
写真やイラストを使って、文字だけのPOPにはない視覚効果を狙います。食べ物や飲食店なら、「おいしそう」「食べたい」と思わせるデザインにしましょう。
文字は見やすく、文章は簡潔に
文字数が多いと読みにくいので、なるべく少なめにします。余白も含めて文字のバランスに気を配り、見やすくしましょう。文章は簡潔にして、擬音語・擬態語を交えると伝わりやすくなります。
使う色は3色まで
色を使いすぎるとごちゃごちゃして見づらくなるので、3色にとどめます。
手書きもアリ
温かみのある手書きのPOPは、お客様に好印象を与えます。
実際にPOPを作るときは、Web版の無料POP作成ツールを使うと便利です。Canvaも簡単な操作でおしゃれなPOPを作れますよ。
おすすめの用紙は、厚みがあって色のバリエーションが豊富な色上質紙。両面マット紙もイラストや文字の印刷に適しています。ラミネート加工をすると、さらに見栄えが良くなります。
【参考】
色上質紙(模造紙)
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POPは一度作れば終わりではなく、改善したり、季節やトレンドに合わせたりするもので、それが気軽にできるのも自作の良いところです。ぜひチャレンジしてください!
↓↓↓店頭POP作りにも使える「両面マット紙」をについて、松本店長が動画で解説!↓↓↓