紙のコラム

スタンプ台は用途に合わせて選んで!赤や黒だけじゃない、いろいろなスタンプ台をご紹介

用途に合わせて選びたいスタンプ台

ハガキや手帳にワンポイントでスタンプを押したり、店頭でスタンプカードにスタンプを押したりと、デジタル化が進んだ令和のいまでも、スタンプ台は使う機会は意外と多いものです。

スタンプ台はその大きさや色はもちろん、使われているインクの種類もさまざまです。スタンプを綺麗に、かつ効率よく押すには、用途に合わせたスタンプ台を選ぶことが大切です。

この記事では、いろいろなスタンプ台や、松本洋紙店であつかっているスタンプカードにおすすめの用紙などをご紹介します。

スタンプ台の種類とは

スタンプ台の種類いろいろ
ひと口にスタンプ台といっても、じつはいろいろな種類があることをご存じでしたか? 色や大きさはパッと見たら違いがわかりますが、気をつけたいのがインクの種類です。

手帳やノートなど、スタンプを押した後にすぐに閉じる可能性があるものは、インクの乾きが早いものが使いやすので、油性顔料系のインクがおすすめです。ただし、油性顔料系のインクはツルツルした光沢紙だときれいに押せないので、光沢紙には油性染料系のインクを使います。また、表面がザラザラしている紙や、にじみやすい用紙には、水性顔料系のインクを使うなど、スタンプを押す紙によって使い分けと良いでしょう。

おすすめのスタンプ台をご紹介

ここからは、おすすめのスタンプ台を3つほどご紹介します。

シャチハタ スタンプパッド いろもよう わらべ

シヤチハタの「いろもよう」は、日本の伝統色を再現したスタンプ台です。こちらの「わらべ」は、本来のサイズである盤面63×40mmに比べ、わずか25×25mmのコンパクトサイズ。

油性顔料インクを採用したことで乾きが早く、細かいところまでくっきり押せるのがポイント。盤面表布に極細繊維を使っているので、軽くスタンプを押すだけできれいにインクがつきます。色の種類の豊富なので、いろいろな色をそろえるのもおすすめです。

シヤチハタ フォアコートスタンプ台

シヤチハタ フォアコートスタンプ台出典:Amazon

油性染料系なので乾きが早く、光沢紙にも綺麗に押せるインクです。黒・赤・紺というビジネスでよく使う3種類のカラーバリエーションと、106×67mmの大型、90×56mmの中型の2種類のサイズがあります。

各色の補充インクもあり、使用頻度の多い現場におすすめです。

ツキネコ カラーパレット 5色コンビ

ツキネコ カラーパレット 5色コンビ出典:Amazon

紙だけではなく、凸凹のある和紙や布にもきれいに押せる水溶性顔料インクを採用したスタンプ台です。5色がひとつの盤面に収まっているので、小さいスタンプは単色で、大きいスタンプはグラデーションで使えます。

カラーバリエーションは写真のピンクシェイドのほか、プライマリー、トロピカル、パープルシェイドなど、公式オンラインショップでは10バリエーションほど展開しています。

スタンプカードにおすすめの紙は?

ショップやイベントのスタンプカードを作るなら、ある程度の厚みと耐久性があり、できればカラー印刷が綺麗な紙がおすすめです。スタンプ台のインクに合わせた紙を使うことも大切です。

●フォト光沢紙

フォト光沢紙

表面がつるつるしていてインク乗りが良く、カードが綺麗に仕上がります。ただし、スタンプ自体は押しにくいので、光沢紙の表面にスタンプを押す場合は、油性染料系のスタンプ台を用意しましょう。裏面は上質紙タイプなので、こちらをスタンプ面にするなら、ほかのインクでも大丈夫です。

●マット紙

マット紙
光沢はありませんが、カラー印刷がきれいにでき、厚みもあって丈夫です。インクを選ばず使えるので、スタンプカードにおすすめです。

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スタンプカードを始め、販促グッズや領収書のショップ名など、ビジネスでスタンプを押す機会はたくさんあります。この記事でご紹介したように、スタンプ台にはインクの種類やサイズによって、用途や紙との相性が異なります。使用シーンに合わせて最適なスタンプ台を選び、スタンプカードやビジネスに使う用紙は、ぜひ松本洋紙店でお求めください!

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