現代は「写真印刷」ひとつとっても、スマホから小さな写真をプリントするのに特化したモデルなどもあり、プリンターはますます機能別、用途別に細分化しています。そこで「紙のブログ」では、紙の専門家であるスタッフが、ユーザーの「●●がしたい!」に「これです!」とプリンターをバシッとおすすめする記事を作りました!
今回は、「カラー印刷をレーザープリンターで印刷したい!」という要望にお応えします。ご紹介するのは、キヤノンの「LBP621C」というモデルです。
レーザープリンターは、くっきりと印刷できるのが特徴です。細かい文字も読みやすく、おもに文書印刷に適しています。テレワーク用や小さな事業所に置くにもおすすめです。
ここからは、さらに詳しくLBP621Cの特徴と、おすすめする理由を解説していきます!
【参考】
LBP621C
低価格でコンパクト!家庭用や小規模事業所にもおすすめ
一般的なご家庭では写真を鮮明に印刷できるインクジェットプリンターが好まれますが、テレワークにて在宅で仕事をする機会が多く、ビジネス文書を家庭で印刷する必要がある人は、文書印刷に向いたレーザープリンターがあると便利です。
LBP621Cは、キヤノンオンラインショップで2万6180円(22/5/24現在)と、家庭や小規模な事業所でも導入しやすい価格になっています。導入コストの面でレーザープリンターの購入を迷っている人にもおすすめです。
サイズも430×418×287mmとコンパクトで、置き場所が確保しやすいのもうれしいポイントです。
印刷が速くランニングコストも安い
LBP621Cは、印刷が速くコストが低いのも特徴です。
印刷スピードは、カラー・モノクロともに、1分で18枚印刷可能という速さです。スリープモードから復帰して印刷するまでも10.5秒の早さを誇ります。これなら、印刷待ちのストレスを感じません。
肝心のランニングコストは、大容量カートリッジを使用した場合でA4カラー18.9円、モノクロ3.6円です。スリープ時の消費電力は0.8Wと、電気代も抑えられます。
ちなみに、LBP621Cの姉妹機としてLPB622Cもあります。基本的な性能はほぼ同等ですが、LPB622Cは自動両面印刷が可能で、印刷スピードがカラー・モノクロとも毎分21枚と若干速くなっています。LPB622Cのキヤノンオンラインショップでの販売価格は5万2580円(22/5/14現在)と、導入コストは高くなりますが、作業効率を重視するなら検討する価値があるでしょう。
LBP621Cのスペック表
製品名 | LBP621C |
---|---|
メーカー | キヤノン |
発売年 | 2019年 |
参考価格 | 2万6180円 |
本体サイズ(幅×奥行×高さmm) | 430×418×287 |
カラー印刷速度(A4文書 毎分) | 18枚 |
モノクロ印刷速度(A4文書 毎分) | 18枚 |
印刷解像度(dpi) | 9600相当 |
Wi-Fi | ○ |
自動両面印刷 | × |
最大用紙サイズ | リーガル |
最大給紙枚数 | 251枚 |
カラー印刷コスト(A4文書) | 約18.9円 |
モノクロ印刷コスト(A4文書) | 約3.4円 |
レーザープリンターにはレーザー専用紙を
最後に、プリンター用紙について少し補足しておきます。プリンター用紙には、レーザープリンターとインクジェットプリンターのそれぞれに対応した専用紙があります。プリンターの印刷方式に合わせた加工がなされていて、プリンターの種類に合わせた専用紙を使うと、よりキレイに印刷できます。
注意していただきたいのが、プリンターに合わない種類の用紙を使ってはいけないことです。インクジェット専用紙は熱に弱いので、熱と圧力を加えてトナーを圧着するレーザープリンターに使うと、紙詰まりや故障の原因になります。
逆にレーザープリンター専用紙をインクジェットプリンターに入れて印刷するとインクが紙に染み込まず、印刷がかすれやすくなります。専用紙は、必ず使用するプリンターに合ったものを使ってください。
コピー用紙や上質紙は無加工の紙なので、インクジェットプリンターでもレーザープリンターでも使えます。専用紙の使い分けについての詳細は、以下の記事や動画でご紹介していますので、参考にしてください。
【ミス厳禁】レーザー専用紙をインクジェットプリンターで使うとどうなる?プリンターの種類で用紙を使い分けるワケ
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今回は、紙の専門家がおすすめするカラーレーザープリンターとして、キヤノンLBP621Cをご紹介しました。文書がキレイに早く印刷できてコストパフォーマンスも高いLBP621Cは、家庭用はもちろん、小規模な業務用にもおすすめです。低コストなカラーレーザープリンターを探している方はぜひご検討ください。
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