仲間の行為を褒めたり労ったりするために贈り合う「サンキューカード」。「サンクスカード」とも呼ばれるこの文化は、ザ・リッツ・カールトン東京や日本航空(JAL)、東京ディズニーランドなどで取り入れられています。
個人のショップやサロンでも、新規来店後のフォローや、お得意様へ日ごろの感謝を伝える目的で使われたりもしています。そのほか、ご近所さんへのおすそ分けのお礼や、子どもを預かってくれたママ友へのお礼に、ちょっとしたお菓子とともに渡すという使い方もいいですね。
そんなサンキューカードを、手作りしてみませんか?いくつかのアイデアをご紹介します。
サンキューカードのメリットと作り方のアイデア
会社に導入されているサンキューカードは、社内のコミュニケーションを活発化して雰囲気を改善します。その結果、従業員のモチベーションを高めたり、離職防止になったりという効果があります。感謝のメッセージをもらってうれしいだけでなく、贈ってくれた相手に対して親近感がわきますよね。
それは、ショップから贈られるサンキューカードも同じです。とくにネットショップなどは顔が見えない分、手書きのカードを受け取ると相手を身近に感じて「またここで利用しよう」という気持ちになります。
感謝の思いが伝わるだけでも温かい気持ちになりますが、受け取るカードがおしゃれだとなおうれしくなるもの。作り方は簡単で、基本的には感謝のメッセージを書いてイラストなどを添えるだけ。イラストが苦手なら、スタンプやシール、マスキングテープで飾るのもグッド。そのほか、次のようなアレンジ方法があります。
・写真や和紙、色紙、セロファンなどでコラージュする
・カードをハート形などに切る
・ピンキングばさみで波形に切る
・クラフトパンチで型抜きする
・クラフトパンチで型抜きした色紙を貼り付ける
・ボタン、毛糸、ドライフラワーなどの手芸雑貨を貼り付ける
・切り込みを入れて飛び出すカードにする
そこまで手を掛けられない、もっと簡単なのがいい…という場合は、表面に凹凸のある紙などを使うと、シンプルに仕上げてもサマになります。
サンキューカードにおすすめの紙は?
サンキューカードを手書きで作る場合は材料を選びませんが、プリンターを使うとなると、適切な用紙とそうでない用紙があります。自宅のプリンターでまとまった枚数を印刷するときには、「タント」や「NTラシャ」がおすすめです。
「タント」は100色以上、「NTラシャ」は97~120色(厚みによる)とバリエーションが豊富。どちらも、インクジェットプリンターやレーザープリンターで印刷できます。質感などはサンプルでお確かめください。
松本洋紙店では、1100円(税込)で断裁加工にも対応しています。好きなサイズにカットできるというのも手作りのいいところですね。
そのほか、商品として、こういったメッセージカードも販売しています。
こちらは活版印刷で印刷したもので、手書き風の素朴な味わいが魅力です。通常のプリンターはあっても、活版印刷機を使った製品を自作するのは難しいのではないでしょうか? もしお気に召したら、購入をご検討ください。
販売はコチラ!
活版印刷メッセージカード
https://www.moriichi-net.co.jp/c/cat113
↓↓↓今回ピックアップしたタントとNTラシャを松本店長が動画で解説しています!松本洋紙店Youtubeチャンネルはコチラ!↓↓↓
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「ありがとう」の気持ちをカードに託して贈れば、形として残ります。贈る方も贈られる方もほっこりするサンキューカード、ぜひ作ってみてくださいね!