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レーザー用紙をインクジェットプリンターで印刷してはいけない3つの理由

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表面にツヤのある半光沢のコート紙です
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両面に、つや消しコーティング塗工が施されているマット紙です
MS高級上質紙「スーパーホワイト」MS高級上質紙「スーパーホワイト」
白色度の高い高品質なプリンタ用紙です
MS光沢紙W(両面)MS光沢紙W(両面)
レーザープリンター用の両面光沢紙です

今回ご紹介するのは「レーザー用紙をインクジェットプリンターで印刷してはいけない3つの理由」についてです。プリンターなんだから大抵の用紙を使用して印刷が出来ると考えていたら、それは大きな間違いです。

まずはプリンターの種類についておさらいしておきましょう。家庭や会社で採用されている9割が今回ご紹介する「インクジェットプリンター」と「レーザープリンター」の2種類になります。主にインクジェットプリンターは家庭で、レーザープリンターは企業で多く使用されています。プリンターには「使用できる用紙・使用できない用紙」があり、誤った使用方法はプリンターの不具合や故障に繋がってしまうことも。

下記ではインクジェットプリンターでレーザー用紙を印刷してはいけない理由を解説いたします。

綺麗に印字ができない、色味がかわってしまう

インクジェットプリンターでレーザー用紙を印刷してはいけない理由の1つとして、「レーザー用紙がインクを弾いてしまう」ということが考えられます。

インクジェットプリンターは、インクを紙に噴射して印刷をする方式です。一方で、レーザープリンターは感光体(ドラム)という筒状の上にトナーというインクを噴きつけ、プリンター用紙に押し付け印刷するという方式です。

このことから、インクジェットプリンターでレーザー用紙を使用出来ない理由は、印刷方式が異なるからです。実際にインクジェットプリンターでレーザー用紙を使用しても、「インクが滲み出てしまったり」「流れたインクが不具合や故障の原因に」ということが考えられます。

実際にレーザー用紙を印刷するとどうなるか

実際にインクジェットプリンターでレーザー用紙を印刷すると下記のようなことが考えられます。

  • インクがレーザー用紙に定着しない
  • 文字や色がかすれる
  • 用紙が詰まってしまう
  • インクが滲み出てプリンター内部を汚してしまう

プリンター内部(給紙/排紙ローラー)にインクが付着してしまう

インクジェットプリンターでレーザー用紙を印刷してしまうと、インクが流れてしまうというのは上述しましたが、レーザー用紙は塗料が表面に塗られているため、基本的に「インクを吸水」しません。そのため、レーザー用紙から弾かれたインクが「インクジェットプリンターの内部を汚す」ことになってしまいます。

プリンター内部がインクで汚れてしまうと給紙/排紙ローラーにインクが付着し、「印刷物にインクが付いたり」「故障の原因」になってしまうことも。

プリンターよっては、「給紙ローラのクリーニング」「インクふき取りクリーング」等の清掃メニューが備わっている場合がありますが、大量のインクがプリンター内部に流れ出てしまっている場合には、清掃メニューでも内部に浸透したインクの除去は出来ず、メーカーや修理業者に修理や掃除を依頼をしたり、メーカー保証が受けられない場合には有償での修理となってしまいますから、新たに買い替えたほうが安いということも考えられます。

プリンターが故障する原因になってしまう

レーザー用紙をインクジェットプリンターで印刷してはいけない3つ目の理由として、「プリンターが故障してしまう」ということが挙げられます。レーザー用紙を印刷する際に滲み出たインクが、給紙/排紙ローラーを汚してしまうことや、インクがプリンター内部全体にわたって漏れてしまう可能性が考えられます。

インクがプリンター内部に漏れてしまうと、プリンターの不具合や故障が考えられますが、下記のように廃インクタンクの吸収量が限界に達してしまう可能性も考えられます。

廃インクタンクが規定の吸収量を超えてしまうとどうなるのか

プリンター内部には「余分なインク」があるのをご存知でしょうか?印刷する際に使用されたヘッド内にあまったインクを廃インクタンクと呼ばれるタンクに余分なインクが吸収されているのです。

実際には、ヘッドクリーニングやプリンターの立ち上げ時に使用されている余分なインクですが、誤ったプリンターの使用方法は「廃インクタンクが規定の吸収量の限界を超えてしまう」ことに繋がります。一般的にはメーカーの保証期間内にいっぱいになることはない廃インクタンクですが、仮に保証期間が過ぎてしまった後に廃インクタンクの吸収量が限界に達してしまった場合は有償修理になることが多いです。

また、廃インクタンクがいっぱいになってしまった場合は印刷もスキャンも出来なくなってしまうため、買い替えるかメーカー修理をするかの二択になります。

まとめ

以上が「レーザー用紙をインクジェットプリンターで印刷してはいけない3つの理由」についてでした。プリンターには「印刷出来る用紙・印刷出来ない用紙」が存在するため、印刷する際には使用する用紙がプリンターに適合しているかどうかを確認しましょう。

誤った使用方法はプリンターの不具合や故障に繋がりかねません。この記事が、レーザー用紙をインクジェットプリンターで印刷してはいけない理由の参考になればと思います。

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表面にツヤのある半光沢のコート紙です
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