ふだんから何気なく使っているプリンター、じつは印刷に向いた紙とそうでない紙があることはご存じでしょうか?
わかりやすいところでは、インクジェットやレーザープリンター、それぞれの専用紙。おもに家庭用でよく使われているインクジェットプリンターでは、レーザープリンター専用紙が使えません。レーザー専用紙がインクを弾いてしまい、インクがにじんだり、流れたインクが故障の原因になったりするからです。
今回ご紹介する「透明フィルム」は、一見するとツルッとした紙でインクジェットプリンターのインクを弾いてしまいそうですが、実際はインクジェット専用紙で気軽に印刷できるんです! 上手に使えば素敵なディスプレイやラッピングなどに利用できます。
今回は、そんなちょっと珍しい“インクジェットプリンター対応の透明フィルム”をご紹介します。
プリンターで印刷できる透明フィルムがこちら!
完全に無色透明で、光沢のあるフィルムです。厚みは0.11mm。普通紙が0.08mmなので比べるとわずかに厚いくらいですが、硬さのあるフィルムなので、手で触るともっと厚みがあるように感じます。プロジェクターで資料を投影する際などに使われるOHPフィルムと似たような質感ですね。
実際に印刷してみると、ご覧の通り! 松本店長の顔が透けてみえていますね。左側にもう1枚持っているのは、普通紙に印刷したものです。こちらは当然ですが、紙の向こう側は見えません。
普通紙と同じように印刷できるので、インクジェットプリンターがあれば誰でも、好きな文字や絵を印刷できます。
透明フィルムは、松本用紙店のYou Tubeチャンネルでもご紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。
【参考】
【珍しい】完全透明のインクジェットプリンターで印刷できるフィルム (012インクジェット用透明フィルム) OHPフィルムなどに代替え可能
こんな使い方ができます
プリンターで印刷できる透明フィルムは、さまざまな用途に使えます。
たとえば、お店のPOPやディスプレイなど。他とは一味違う透明なPOPは、上手に使えばお客さんの目を引くアイテムになりそうです。
窓やショーケースなどのガラス面に貼っるのも効果的ですね。透明なので、視界や光を遮らずに済みます。雨に濡れる場所などでは、文字を反転して印刷すれば、窓の内側から貼って外側に見せることもできます。お店だけでなく、お家のインテリアとしても使えそうですね。
パッケージやラッピングに使うのもおすすめです。好きな柄を印刷して包めば、オリジナルの中が見えるパッケージが作れます。透け感を生かしてお好きな包装紙と重ねて使うのもおしゃれです。
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インクジェットプリンターで印刷できる透明フィルムがあることを、初めて知った人も多いのではないでしょうか。アイディア次第で、楽しい使い方ができそうです。「自分だったらどうやって使おうかな?」と、想像をふくらませてみてはいかがでしょうか。
A4だけでなく大判プリンターで印刷できるロール紙も取りあつかっています。無料サンプルもありますので、気になる方はぜひお試しください!