こんにちは!ボードゲームカフェ店員の経歴を持つ「たかみぃ」です。
この記事では、ボドゲのプロの観点から、”ビジネスに活かせる”テーマのボードゲームやカードゲームをご紹介していきたいと思います。
今回は「チーム戦でメンバー同士の結束力を高められるゲーム」として、「アンユージュアルサスペクツ」を紹介します。
子供のころは運動会や体育の授業を始め、チーム対抗の競技に触れる機会も多いですが、大人になるとなかなか持てないですよね。
チーム対抗のボードゲームを通じて、あのときのように結束力を高めましょう!
仲間の証言を信じて犯人を見つけだせ!
「アンユージュアルサスペクツ」は、12人の容疑者のなかから、目撃者のヒントを頼りに犯人を絞り込んでいくゲームです。
2チームに分かれて、各チームでひとり目撃者役を決めます。ほかの人は質問カードを使って、自分のチームの目撃者に犯人について尋ねます。
目撃者は質問についてYESかNOで答え、それをもとに相談しながら犯人を絞っていくのですが…質問カードの中身は「犯人は楽しい学生時代を過ごしていましたか?」のような、主観で決めつける質問ばかり。このように、目撃者の偏見をもとに犯人を絞り込むゲームなのです!
先攻のチームが質問をして、回答をもとに1人以上の容疑者カードを捜査線上から除外します。そのなかに犯人が含まれていなければ、チャレンジ成功。除外した容疑者カードを1枚1点として獲得します。しかし、犯人を除外してしまうと0点です。
これを後攻チームと繰り返し、より高い点を獲得したチームが勝利です!
「仲間の偏見をどう解釈するか」が魅力
- 誰が犯人か相談するだけなので、ゲームの実力差が出ずに協力できる
- 人によって異なる偏見を聞き、相互理解が進む
- 大人数のプレイにも対応できる
ふだんゲーム慣れしていない人も巻き込んで、部署対抗、会社対抗などの企画で遊んでもおもしろいかもしれませんね。
「この人は、こんな風に考えるんだ」という相互理解を、プレイを通じて得られるゲームです。
チーム対抗ではなく全員協力のルールもあり、そちらもおすすめです!
参考価格:3,300円(税込)
対象年齢:14歳以上
プレイ人数:3~16人
プレイ時間:20分
メーカー:テンデイズゲームズ